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2006年05月19日
10EW7差動アンプの反省
いきなり「反省」です。
ナントカEW7という球は、大小2つの3極管を組み合わせた複合管です。大きいほうを出力管に使うわけです。
小さいほうは遊ばせるのはもったいないので、今回の回路では変形SRPPの上の球に使いました。これだけで電圧増幅しても増幅率が不足します(μが20くらいのため。最低でも70くらいは必要です)。3段にはしたくなかったので、増幅率の大きい5極管を使いました。
後から考えれば、ここは素直に12AX7でも使っておけば、SG電流を気にする必要もなかったですが、まあ、使ってみたかったんです、5極管を。初めてだったので。
しかしSRPPというスタイルは、難しい部分がありました。
たまたま4本、手元にあったというだけの球ですから、特性がそろっていたわけではないのです。出力段もそうだし、前段もです。
SRPPの上下の球が違う上に、特性のばらつきもあるわけです。上下の球の間にある抵抗(上の球のバイアスを作る)は、1kΩと1.5kΩの2種を使い分けて、何とかバランスをとっています。可変抵抗でバランスを取るべきだったのかもしれませんが、ついつい面倒で…。
電源トランスの容量の問題もありますね。本当はもっと電流を流せば出力も取れるし、電圧増幅段も動作点をより最適化できそうな感じです。
まあしかし、満足してないから、いじる楽しみがまだあるというわけで。
ちなみに外観はこんな感じ。出力トランスがシャーシの中に入っていると、ずいぶんすっきりと軽快な感じになります。このアンプの音質と通じるものがある?
投稿者 clad : 2006年05月19日 22:11