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2006年06月02日

オーディオのアンプとギターのアンプ

これまで書いてきた“アンプ”とはオーディオ用のアンプのことです。真空管はギター用のアンプにもよく使われますが、実はこれらは似て非なるものなんですね。
オーディオは低音域から高音域まで、ある程度以上まんべんなく再生できないといけないのですが、ギター用では逆に、ギターの音域以外は邪魔なのです。
これを十分理解していなかったので、オークションで失敗してしまいました。

「出力25W」と書かれた出力トランスが、出品されていました。オーディオ用としては1個3,000円という破格の値段でしたので、ステレオ用に2個落札しました。
「ギターアンプ用」とは明記していなかったのですが、とあるアンプの補修用パーツとして、アンプのメーカーと型番が書かれていました。そのメーカーがギターアンプのメーカーだったので、そこで気づくべきでした。

届いた品物は、25Wとしてはあまりにも小型のものでした。オーディオ用の10Wクラスと同等でした。

出力トランスというのは、物理的な大きさと出力の大きさには相関があります。
また、低い音ほど出力が出にくい。周波数の2乗に比例して、出力が小さくなるのです。100Hzで10Wなら、50Hzでは2.5Wになります。20Hzだと0.4Wになってしまいます。
ギターアンプ用の25W品は、やはり100Hzで10W程度のものでしょう。計算では、158Hzでなら25W取り出せることになります。
あるいは、ギターアンプは歪に対して寛容なので(あえて歪ませるらしい)、もう少し低い周波数でも高めの歪率でなら25W取り出せるのかもしれません。

どちらにしても、得な買い物ではなかったということです。100Hzで10Wのオーディオ用出力トランスは、1個3,000円弱で購入したものでした。変わらんじゃないか…。

投稿者 clad : 2006年06月02日 15:18

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