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2007年06月30日

ドヴォルザークは暴走機関車パシフィック231を見たか

このブログは「レントより遅い」更新を予想していたのだが、ここ数日は急激に更新頻度が上がっている。明らかに書きすぎである。一種の躁状態とも言える。

こういうときは何か失敗をやらかして、反動で鬱状態に落ち込むことがよくある。
ちょっとヤバイ気がして一連の記事を振り返ってみると、やはりいくつか問題があることに気づいた。そんなわけで以下、言い訳モード。

“気になった記事2題”の後半、音楽批評にまつわる部分。実はこのブログは、音楽雑誌やCDのライナーに登場する、プロのライターの方も読んで下さっている。そういった方々の顔を思い浮かべながらであれば、こういう記事の引用はしなかった。

そういった方々に向けて書いているのであれば、“ドイツ音楽の明と暗”も書かなかっただろう。プロに見せるには、あれはいくらなんでも恥ずかしい。内容とあまりにもギャップがあるタイトルのつけ方も、いかにも躁状態を反映しているし。

“書き忘れていたこと・その2(チケット編)”は、コンサートの日程を家族内で合意を取る前に購入し、ブログに書き込みまでしてしまった。まあ、行けなくなったらオークションで売却するなど、始末をつける手段はあるにはあるが。ブログで家族の予定を初めて知るのって、どうなんだろう。

さて、調子に乗った自分を戒めないと、そろそろ本格的にヤバイ。
鬱状態に落ち込むと、もちろんブログどころではなくなる。
そんなときのために、いつでも書ける話題のストックもあるにはあるが、実は“4chの愉悦”はそんなストックのうちの一つだった。別に今日書く必要はなかったのに、ショーソンのSACDがあんまり良かったので、つい書いてしまった。しかもこのSACDについては、なんとHMVに初のレビューまで書いてしまった(これを書いている時点で、まだオープンにはなっていないと思う。書いてもすぐには掲載されないというのも今回初めて知った)。見事に暴走状態だ。
この記事も、キーを打つ指が走りそうになるのを抑えているつもりだ。抑制が効いているかどうかは自分にはわからない。

こういうときはどうすればいいんだろうか。。。。

投稿者 clad : 22:33 | コメント (5)

4chの愉悦

メインシステムでは今、SACDマルチチャンネル録音の、ショーソンの交響曲が鳴っている。
ホルンの音が奥のほうから、上下左右に3次元的に広がる。木管の音像の小ささと、音場の広さが、何の無理もなく自然に両立している。
SACDの良さは、この自然さにこそある。普通のCDで鳴らしても「オーディオ的にがんばっている」という感がぬぐえないのだが、SACDではそれ以上の音が、当たり前のように出てくる。聴き手もその音を、両スピーカーから等距離の位置で動かないなどと、必要以上に身構えることもなく、リラックスして楽しめる。

システムは、実はごく安価なものだ。

スピーカーは、メインはビクターの SX-700 を、オークションで2万円ほどで落札したもの。トールボーイ型で設置面積を取らないし、暖かい音で満足度は高い。サブは同じくビクターで SX-100 。これもオークションだ。同一シリーズで音のつながりも良好。
アンプはいずれも自作真空管。フロント2chとリア2chでそれぞれステレオのアンプを使用している。
プレーヤーはマランツの SA-8260 。高級品ではないのだが、特別な音こそしないものの、無理のない鳴り方をするので気に入っている。実はこれもオークションで買った。
アンプを除くと、トータルで8万円ほどしかかかっていない。定価では30万を超えるが、今店頭で売られているモノで同レベルの音を出そうとしたら50万でも難しいかもしれない。オーディオの退潮はそれほど著しい。

現在の課題は、AudioとVisualの共存だ。実はAV系の音はサラウンドになっていない。最近のAVシステムは、マルチchの音声をアナログで出力してくれないため、自作のアンプにつなげないのだ。両者の橋渡しをするプリアンプがあればいいのだが、なかなか良いものがない(たとえば、こんなもの。もちろん高すぎ)。そのためだけにAVアンプを買うのも大げさだし場所ふさぎだし、躊躇してしまう。
自作は難しいしねぇ。アナログ回路と単純なDACだけならともかく、サラウンドプロセッサ周りは素人の手には余る。

世の中、真空管アンプはブームだし、AVサラウンド環境との並存を望む声はきっと少なくないはず。どこか、そんなニーズを汲むメーカーは現れないだろうか。

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書き忘れていたこと・その2(チケット編)

何年ぶりだか思い出せないが、このたび都響の定期会員に復帰した。A定期の後期会員で、上野の文化会館(音の好きなホールだ)に4回通うことになる。
場所は4階のサイドだが、最もセンター寄りの席が取れた。これで4回で¥6,800は激安というほかない。
内訳は今期を最後に主席指揮者を離任するデプリーストが2回(しかも1回は得意のショスタコ)、インバルのマーラー7番(実は6番より好きな曲)、それに沼尻指揮の武満+ベリオのシンフォニア。余りにもお得すぎて申し訳ないくらいだ。これを買わずして何を買う。
個人的に、オーケストラとの相性のようなものがあり、都響はもともと好演に当たることの多い、相性の良いオケだった(反対に、外す確率が高いのは読売N響もいつもダメだが、これはオケの側の問題かも)。今回も、その相性の良さが続くことを祈っている。

思えば、このオケとフルネやベルティーニには随分といいものを聴かせて貰った。今後もぜひ、ボンクラ都知事の弾圧にめげず、がんばってもらいたいものだ。

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書き忘れていたこと・その1(クルマ編)

先週末、クルマにETCを装着した。それだけのことなんだが、料金所で停止せずに通過できたときは、思わず「おぉ~」と感動の声を、夫婦で唱和して、子供に笑われてしまった。

カーナビもついてるし、ETCもつけたし、現代の利便性をようやく享受できる態勢が整った。
ちなみにカーナビはこれ。画面は小さいが、機能は必要にして十分、安くて持ち歩きも簡単で(車上荒しを回避するために重要)気に入っている。クルマでDVDなんて観たりしない(許さない)し、ステレオは別についてるので、これで十分なのだ。

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2007年06月29日

ドイツ音楽の明と暗

このご大層なタイトルでは、今度はどんな暴論を振り回す気かと誤解をされそうだが、実は単なる好き嫌いの話をお気楽に書き散らそうという、ほんのお目汚しに過ぎないことを最初に告白しておく。久しぶりの音楽ネタなので、ちょっとした遊び心で思わせぶりなタイトルをつけてみたまでです。ごめんなさい。


結論から先に書くと、外向的・発散系のドイツ音楽は苦手で、内向的・屈折系のそれは好き、ということに尽きる。
まずモーツァルトが苦手(ドイツじゃなくてオーストリアだろ、という突っ込みはナシでお願いします。以下同様)。一部のオペラをファルスとして楽しむ以外は、進んで聴こうと思うのはレクイエムくらい(※1)。
ベートーヴェンも、晩年の弦楽四重奏やピアノソナタを除くと、聴いていてイライラすることが多いので好きじゃない。基本的に、駆り立てられるのは嫌いなのだ。

※1)最近聴いた、アンスネスの独奏によるコンチェルトのライブは楽しめた。その理由はまさに丁々発止の掛け合いであったから。こんな演奏だったら、曲次第ではモーツァルトでもベートーヴェンでもいける。これがたおやかなウィーン風の(といわれる)モーツァルトだったら、退屈すること請け合いである。

ワーグナーとリヒャルト・シュトラウスは、どちらも饒舌すぎて性に合わない。黙っていれば美人なのに、そういう瞬間は滅多になく、四六時中喋りすぎて台無しになってしまっている、そんな人をイメージしてしまう。
それにどちらも厚化粧である。すっぴんで勝負しろとはこれっぽっちも思わないが、一見して薄化粧と思わせるようなのが本当に上手い化粧だと思うし、自分の好みというわけだ。
ワーグナーは『トリスタン』の前奏曲と「愛の死」だけで十分なのかもしれない。長い苦痛に耐えてこそのご褒美としてのカタルシス、という構造にはもう耐えられる気がしないのだ。シュトラウスは、クライバーの『ばらの騎士』の実演でも、結局ダメだったもんなぁ。『ばらの騎士』組曲だけで、もうおなか一杯だ。

好きなドイツ音楽はと聞かれると、バロック時代は大バッハとテレマンをかじったくらいの未開拓分野なので脇に置いて、シューベルト、シューマン、ブラームスにマーラーにレーガーの名前が挙がる。
シューベルトは自らの死を前にして、はかなくも美しい、現実逃避的な音楽を書いたし、シューマンは説明不要だろう。ブラームスなんて、ベートーヴェンの後継者と目されたという“物語”をきっかけに聴きはじめたようなものであるが、今ではそんな物語を抜きにしても大好物だ。尤もピアノ曲や室内楽については、フォーレのほうがブラームスよりも上をいっていると最近は思うけれど。
ドイツ音楽に話を戻すと、マーラーはその私小説的側面で言わずもがな(8番の交響曲はもっとも苦手としている)。レーガーの人となりは良く知らないが、紡がれた音楽はまさしく屈折系そのものといえる。

シェーンベルク一派の音楽は、内向的な面も多分に見られるものの、表現主義というのがいささか繊細さに欠けるように思われて、どうしても好きになれない。これは私の耳の限界でしょう。

ドイツ音楽以外ではどうかというと、ラテン系、スラヴ系の諸国の外向的な音楽は必ずしも嫌いではない。プッチーニとかも、わりと好んで聴くほうだ(ちょっと恥ずかしいけど)。
たしかにサン=サーンスは苦手だし、ラロやシャブリエは好きだがショーソンほどではない。でも、ドイツ音楽のようには、明確に「外向的なものは苦手」ということはないのである。なぜなのかは未解明だ。
自分の内面には、まだ探求の余地があると。

     ※※※     ※※※     ※※※

※※カテゴリーの名前のごとき、重いテーマのエントリーはなかなか書けません。もちろんいくつも暖めてはいるのですが、こればっかりは書くにもエネルギーが要るので、相当に溜めを作ってからでないと、テーマに負けてしまいます。もうしばらくのご猶予を。

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気になった記事2題

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070612/127133/?P=1

教育問題には無関心ではいられないが、こういう意見は目新しく感じた。データもあって説得力がある(データの正当性までは未確認だが)。教育は国家百年の計、であればこそ、現在の官僚や政治家に任せるのは不安が一杯。簡単にはだまされないように、せめてもの抵抗としてアンテナを高くしておきたい分野だ。
現段階で、この記事への賛否は保留。まずは反論を読みたい。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070627/128434/

個人的には、「音楽批評は必要」派だが、「不要」派を相手にしないとビジネスが成り立たないのも事実だろう。両派は次第に溶け合っていくのか、永遠に水と油なのか。
(コメントにて追記あり)

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2007年06月28日

修正…8B8ロフティン・ホワイト

いろいろあって途切れがちだったアンプいじり。どうしてもハムが消せないままだったが、頭の中であれこれと原因を考えてはいた。
どうも球が唸るのが気になっていて、発振を疑ってみた。そんなに発振しやすい球なの?という疑問はあったが、とりあえず初段のグリッドに直列に発振防止の抵抗3.9kΩ(転がっていたものなので半端な値だ)と、GNDとの間にフィルムコンを挿入。フィルムコンは適当な値のものがなく、仮に0.012μをつけてみた。
それまでのハムは、ボリュームが真ん中ぐらいのときが最小で、それより絞っていくと若干増え、反対にボリュームを上げていくとハムも盛大に増えるという現象だった。ところがハムは消えていないものの、ボリュームの位置に依存しない、ほぼ一定の大きさになった。これは大きな変化である。やっぱり定番の対策は甘く見てはいけない。

そんなことをつらつら考えていて、ふと見ると、なんとヒーター回路がGNDから浮いていることに気づいてしまった。
電源トランスを交換する前、トランスの唸りが激しいので直流点火をやめて交流点火にしたのだが、そのときに配線を忘れていたらしい。というか、トランスを換装したときにもそのままだったのか…。
(半田ごてを手に持っていたので、気持ちの中だけで)頭を掻きながら、配線を追加。再び電源を入れると、残っていたハムがすっかり消えてなくなっていた。球の唸りも嘘のように静まっている。やっぱり基本をおろそかにしちゃあいけませんな……いや、別におろそかにしたわけではなく、単なる見落としです。どちらにしてもお恥ずかしい。

コンデンサがこのままでは高域がかなり早めに落ちてしまうので、別途50~100p程度のものを入手する必要があるが、ともかく先は見えた。やれやれ、だ。
一段落したら特性を測定して、負帰還をかければ大体完成である。7月中には何とかなりそうだ。

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2007年06月26日

早すぎた避暑

子供が小学生となると、休みも子供のカレンダーに合わせざるを得なくなる。
先の土曜日は娘の学校公開日。月曜が代休となるので、家族も休みを取って、土曜の晩から月曜にかけてつくば市の妻の実家に寄せてもらった。

予想はしていたとはいえ、東京のような蒸し暑さがなく快適そのもの。真夏ともなればさすがに暑いが、今なら大変過ごしやすい。

身体が暑さに慣れ始めていたのか、ついつい薄着をしたくなる。それでうっかり身体を冷やしたらしい。月曜は朝から肩が激しく凝って、頭痛がして起きていられなかった。カイロプラクティックに駆け込んだりして、何とか車の運転はできる程度に回復し、途中で夕食をとって帰宅。都心で夕方のラッシュに巻き込まれるおまけ付きで、これもこたえた。

今日も決して調子は良くないが、ビタミン剤と気合でなんとかしゃんとしている。とはいえ、今から家のベッドに倒れこむのが楽しみだったり。

投稿者 clad : 12:03 | コメント (0)

2007年06月21日

心地よい夜風は失われた…

ゴールデンウィークのあたりからこっち、夜に一人ベランダに出て涼むのが楽しみだった。多少寒く感じる日もあったが、風呂上りに体を冷ますにはちょうど良かった。
やがてアウトドア用の椅子とテーブルを置いて、そこでの就寝前のクールダウンが日課となった。夜になるとあたりの静けさが増し、そよ風による葉擦れの音が妙にリアルで、その音に耳を済ましているほうが音楽を聴くよりも心安らぐほどだった。
プランターの花々はもちろん見えないけれども、ユリの香りは時に強すぎると感じるほどに、芳しく辺りを満たす。雨が降れば、大好きな土のにおいが立ち上ってくる。
夜風に当たる肌の感触もまた良い。聴覚、嗅覚、触覚がやさしく刺激され、交感神経から副交感神経への主役交代を促されるのだった。

しかし、幸せな期間は案外短かった。昼間は7月並の最高気温でも何でもいいのだが、夜の湿度の高さは如何ともしがたい。まとわりついてくるような湿気をはらんだ空気のせいで、不快感が先に立つ。まだ入梅したばかりだというのに。

早くも秋の訪れが待ち遠しい、まったく夏向きでない私であります…。

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2007年06月18日

父の日

母の日の後に父の日が設定されているのは、誰が考えたんだか知らないが、いいアイディアだと思う。順番が逆だったら、後から来る母の日にはきっと、世界中が父親のやっかみで満ち溢れることだろう。

これまで祝う専門だったのに、贈り物を買ってもらえる日がこんなに早く来るとは思いもしなかった。しかももらったシャツは、こちらの好みを実に正しく把握したものだった。
これに袖を通すたびに、様々な思い出が脳裏をよぎることになるんだろう。娘がここまで無事に成長してくれたことに感謝。

DSC01118.JPG

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2007年06月16日

趣味のアイテムから単なる道具へ

昨晩壊れたPCを改めていじってみるが、どうやらマザーボードはCPUや買って間もない電源ユニットも巻き込んで無理心中してしまったらしいと判明した。予備のマザーボードに部品を載せ替えても、一切起動しないのだ。予備の電源ならLEDだけは点灯するものの、買ったばかりの電源ではそれすら見られない。
コンセントにつないだだけでブレーカーが落ちるということはなくなったが、マザーボードの一角が異常に暑くなり、そのあたりのICが大電流を流しているらしいとわかっただけで、何の解決にもならない。そのICを交換したところで、マザーボードはほかにも壊れている箇所がある可能性が高く、もはや見捨てるしかない。もちろん、CPUはもとより修理などできるはずもない。

そこらで見切りをつけて、メーカー製の中古の出物を求めて車でPCデポの本店に向かうことにした。
マザーボードとCPUだけでも良かったが、最新のものだと¥3万以上はかかるし、最新の規格などの情報アップデートを怠ってきたツケで、何を買えばいいんだかさっぱりわからない始末。もちろん中古の部品は近所では手に入らない。
それに、わかっている以外にも壊れている部品がありそうで、とはいえこれ以上確かめようがなく、買うなら必要なものが一通り揃っている完成品でないと、もう一度買い物に行く羽目になるリスクが高いからだ。

DELLの大型デスクトップがディスプレイなし、OFFICEなしで¥4万と表示があったので即決。CPUはP4の2.8GHzで、これまでよりちょっとだけ速いが誤差範囲。HDDは150Gと余裕、メモリーは512M積んでいるから当座はしのげる。おまけとして馬鹿でかいサブウーファーがついてきた。どうしよう、とてもオーディオに耐える代物ではなさそうだし、ゲーム用と割り切るしかないか。

自宅に取って返し、必死で駐車場から担ぎ込み、やおら立ち上げてみるとあっさり動く。冷静に考えれば当たり前なのだが、妙にうれしい。
壊れたPCからはずしておいたメモリーやDVD-RWドライブを組み込んでみるが、いずれも無傷。おかげでメモリーは合計1.5Gと、やや豪華仕様になった。
いよいよ肝心のHDDをつないでみる。…ところが、そうそううまい話ばかりではなく、なかなか認識しない。何度かつなぎなおしてようやく認識に成功したときは思わず自分に拍手しそうになったが、やはり一部のデータがいかれていて、消えてしまったデータやアクセスできないフォルダがあった。サルベージできるところはやって、後は再び外してしまっておくことにする。HDD復旧ソフトを購入してもう一度トライする時が来るまで。
後はいつものオンラインアップデートパッチを当て続けるルーチンワークをこなし、先ほどようやく落ち着いたところである。途中、サウンドカードのドライバをアップデートすると決まってブルースクリーンが出ることがわかり、カード自体を外してしまうことにした。それらもろもろで、精神的に疲れる作業だった。

PCの自作を始めたのはWINDOWS98が出始めたころだ。かれこれ10年、そんなに経っているとは思ってもみなかった。当初買い揃えた部品はひとつも残ってはいないが(OSのパッケージだけはまだあった)、一貫して追及してきた静音化も最近は一段落し、安定稼動しているのをいいことに、道具としては使うことはあっても趣味のアイテムとして省みることは、すでにほとんどなかったといっていい。そして今回のメーカー品への買い替えによって、「単なる道具」への位置づけの変化は決定的となった。
もとより静音化というのは、PCの宿命である発熱を逃がすための放熱性能とは、まさに真逆のベクトルを指向する道だ。従って信頼性と静音性の妥協点を探るぎりぎりの調整にこそ、趣味の領域を見出す余地があった。
メーカー品を買うということは、一定以上のカスタマイズを放棄したことを意味する。つまり、ぎりぎりの調整なんてものが、面倒になってしまったのだ。今回は、HDDを静音ボックスに封じ込めることはおろか、ファンの回転数を落とすことすらやっていない。さすがにファンつきのビデオカードから、ファンなしのカードへの換装はやったが、それだけだ。そこには趣味性など皆無に等しい。
おかげで以前のPCよりは明らかに音が大きい。それでもエアコンをつけていると、その音にかき消されてしまう程度なのだから、これで良しとしている。

ここまでだらだらと駄文を書き連ねてきたのは、自作PCとの決別宣言でもして、すっきり忘れようということか。いや、結局一抹の寂しさを、少しでも紛らわそうとしているのである。
もうそろそろ切り上げて、風呂にでも入って寝ちまおう。もう十分だ。これから先は、PCが不調になっても自分のせいじゃない。悪いのはDELLさ…。

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2007年06月15日

突然死

突然、PCが逝った。
音楽をかけるためにちょっとオーディオのところに行って、戻ってきたら電源が落ちていた。入れなおそうとしてもうんともすんとも言わない。
また電源ユニットが壊れたのか、こないだ交換したばかりなのに…とうんざりしながら電源を予備器と交換。ところがやはり反応がない。これはおかしいと、テーブルタップを見てみる。
PCの電源が入ったのを検知して、他の機器の電源を入れるというインテリジェント(というほどでもないが)なテーブルタップを使っているのだが、どうもPCの電源ON/OFFに反応していないらしい。そこでコンセントに直接つないで見た。
いきなり、家中が真っ暗になった。一瞬呆然としてから立ち上がり、ブレーカーを求めて暗闇を手探りで進む。

結局、電源が逝ったのではなかった。電源を交換しても症状は変わらない。PCを立ち上げるどころか、コンセントにACコードを挿しただけで過電流が流れてブレーカーが落ちるのだ。詳しくは明日、明るくなってから調べるが、おそらくマザーボードがどこかでショートしたのではないか。電源OFFでも通電しているのだから、CPUとかメモリ、ボード関係とは考えにくい。

それにしても、こんな壊れ方は初めてである。ちょっとショックだ。最悪でもHDDだけは無事でいて欲しいが。

そんなわけで、これは予備のノートPCで書いている。明日はおそらく秋葉で部品を交換用のあさることになるだろう。それだけのためにわざわざ秋葉くんだりまで行くのは悔しいので、ついでにアンプの部品も見てこようと思う。

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2007年06月09日

無精者の空中庭園

DSC01117.JPG
これが我が家のベランダの現状である。2階なので空中庭園、というのは無理があるかな。
順に説明すると、一番奥がキンポウゲ。今年は6~7輪も花をつけたが、とっくに終わっている。例年花などつけなかったので、もう咲かないのかと思っていた。少しまじめに水を遣りさえすればいいのだとわかったので、来年以降はこの調子でいけるだろう。
その手前が例のデンドロビューム2鉢。今は液体肥料など与えつつ、冬に備えている。
ひょろりと伸びているのはいずれもユリ。新聞配達所からのもらい物である。ちなみに背の高い方は昨年のもので、冬にいったん枯れたものを放置しておいたら芽が出て、今年のものよりずっと大きくなってしまった。大分つぼみが膨らんできつつある。

カクタス2鉢はこれも冬にいっせいに花をつける。今の季節はひたすら地味だ。本当母の先端を少し端折ってやる必要があるらしいのだが、サボっている。
一番手前は青紫蘇。数年前に苗を買ったら、毎年花をつけ、実を撒き散らし、どこからともなく生えてくるようになった。生えてきたら一応水を遣って、大葉として刺身のツマなどに活用させてもらっている。青虫がつくのだけが厄介で、しかも夜にならないと見つけることができない。夕食のために葉を摘みに来て、虫とご対面することが年に一度はある。もちろん虫には毎度お引取り願っている。
上のプランターに茂っているのはマリーゴールド。これも種を買ったのは何年前だろう。毎年ものすごい数の花が咲く。放っておくと種を撒き散らして枯れていく。そのまま冬を越し、春に適当に土を混ぜ返すと、やがてこのように芽が出てくる。後は間引いて、水遣りを欠かさなければいいだけだ。そろそろ最初のつぼみが出始めている。

そんなわけで、現時点で咲く花はないが、すぐにユリが咲きそうだし、次いでマリーゴールドが咲き始めると、一気に賑やかになるだろう。

このように、私のようにずぼらな世話しかしなくても、この程度には楽しめるのです。


それにしてもゴーヤは、一本発芽したきり、一向に音沙汰がない。こういう展開も珍しいので、ちょっと心配になりつつある。ひょっとすると昨年のでなく、一昨年の種を蒔いてしまったかも。種はまだ腐るほどあるし、いまさら苗は買いたくないし、しかしそろそろ何とかしないと手遅れになるし、どうしよう。

投稿者 clad : 23:50 | コメント (3)

2007年06月05日

ゴーヤがよーやく

HI350021.JPG
ピンボケですいません。朝、時間がなかったので携帯でシャッター切ったら、後で寄り過ぎてたと判明。携帯の画面では微妙にわからんのですね。

種を蒔いてからもう3週間超。エンジンがかかるまでがスローペースで、一度かかると怒涛のごとく。ゴーヤはいつもこんなもんです。ここからは毎日変化があります。

投稿者 clad : 12:07 | コメント (0)

2007年06月04日

我が家の佐藤タクマ

我が息子、拓真(5歳)は良く喋り、歌う子供である。例えば朝食のテーブルにて、彼がヨーグルトを所望したとする。
「ヨーグルトちょうだい。ヨーグルト、ヨーグルト……ヨーグルトくださ~い♪」と、要求が通るまで言い続け、最後にはなぜか節が付いて、レチタティーヴォになってしまったりするのだ。
家のトイレで用を足しているときにも、居間にまで鼻歌が聴こえてくることがよくある。
そんな彼のおかげで、我が家は相当明るい家庭になったといえる。

これは昨日のことだ。近所に郵便屋さんが来たらしく、開け放していた窓から「佐藤さ~ん!?」という呼び声が聞こえた。

すると何を思ったか、拓真(5歳)は「なに~?」と返事をしたのである。
巻き起こる笑いとともに「お前は佐藤琢磨かよ!」という父親からの突込みが入ったのは言うまでもない。

まあ、佐藤琢磨でも片山右京でもいいんだが、朝食時の無駄なおしゃべりだけは控えめにしてもらいたい。そのせいで毎日遅刻しそうになって焦るのは君を保育園に送っていく父親なのだ。頼むからさぁ。

投稿者 clad : 00:16 | コメント (4)

2007年06月03日

音出しpart2…8B8ロフティン・ホワイト

ハムが少なくなったところで、再びメインのスピーカーにつないで音出し。昼間に家人もいない時間ができたので、普段より大きめの音量で鳴らしてみた。
これはなかなか良いではないですか。音の広がりが実に良く(『音場が広い』といいます)、それでいて各楽器もきちんと定位し、音像も巨大化しない。さすがにオーケストラのトゥッティは苦しいものの、小編成ではなかなか魅力的に鳴る。人の声も自然な感じ。

これはいけるぞとほくそえみながら、メインのアンプを2A3Sに換えてみると…やはり一枚上手でした。音の透明感がぐっと上がる。音の密度はそのままに、その場の見通しが良くなった感じがする。まあ、かかったコストが違いますからね。

2A3Sの出力トランスは2本で4万円だったが、これでも中古品を定価の半額で買ったもの。片や8B8のそれはすでにカタログ落ちしていて定価は定かではないが、2本で1万していない。
このコストでこの音が出ていれば御の字でしょう。

とはいえ、この電源トランスのうなりはやっぱりひどい。メインのスピーカーから聴取位置までは約2mで、ハムはほとんど聞こえないが、トランスの音はしっかり耳に届く。

やがて、音楽に混じって「ビヨ~ン」とかいう変な発信音のようなものまで混じるようになってきた。ステレオのど真ん中に定位する。左右の両チャンネルから出ているのだ。左右共通の回路というと電源部に限られる。これもやはりトランスが怪しい。触ってみると妙に熱いことに気づいた。定格の半分も電力を消費していないとはとても思えない。
やっぱり早めに換装しよう。

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2007年06月02日

調整…8B8ロフティン・ホワイト

スピーカーと耳との距離が60cm程度のところで聴く、というニアフィールド環境のせいで、普段よりもノイズに気を使わなければならない。ハム対策も、そういった観点で考え直した。

入力周りにシールド線を使ってみたが、思ったほど効果はなかった。そこでまじめにリップルフィルタの効果を疑い、コンデンサの容量を増やしてみると今度は効いた。トランスからの入力コンデンサも22μを倍にして、ほとんどハムは目立たなくなった。ボリュームを目いっぱいに上げるとハムは出てくるのだが、実際にはそんな使い方はしないので問題ない、としてしまう。というか、よくわからないんだ、原因が。

現状はハムよりも、電源トランスのうなり音のほうが目立つ。定格の半分の電力も使っていないのにこんなにうるさいのは、やはりトランスの不良かもしれない。サンスイの中古品だから、経年劣化かな。
東栄やノグチに適当なものがあるので、換装を考える。ひょっとするとハム対策にも効果があるかもしれない。どうも想定よりハムが多すぎるような気がしてならない。回路も配線もそれなりの対策は講じてあるのだ。出力トランスの配置も、電源トランスからは十分離してある。

CDからの音楽を再生してみると、なかなかご機嫌に鳴ってくれる。スピーカーがいつもと違うし、エージングもできてないものなので割引すべき点が多々あるにもかかわらず、鳴りっぷりがなかなか良いようだ。
そろそろ諸特性の測定をしてみようかな。

投稿者 clad : 23:23 | コメント (0)