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2007年10月31日
消えた住所録
何やらミステリーめいたタイトルをつけたが、事実はなんてことはない。以前のパソコンのトラブルで、「筆まめ」の住所録ファイルが消えてしまったというだけのことだ。
それだけのこと、とはいえ…。
気づいた時は呆然としてしまった。今も、被害の大きさを冷静に見積もれないでいる。
過去の年賀状を1枚ずつ発掘して、住所録を作り直すかと思うとめまいがする。果たしてどのくらいの手間がかかるのだろう。
これを期に年賀状を出すのをやめる? なかなかそこまで踏み切れないし。。。
2007年10月25日
うフフのブ(…)
ここ数年、室内楽や器楽独奏を聴く割合が徐々に高まっている。
年を追う毎に、音量の大小の変化の幅の大きい(いわゆる「ダイナミックレンジの広い」)音楽から、静かで落ち着いた音楽に好みが少しずつ移ってきているのは確かだ。真空管アンプを作るようになって、改めて楽器の音色を楽しむ聴き方に開眼したことも要因ではある。
最近のお気に入りは、フォーレ、フランク、ブラームスの、いずれも“フ”で始まるロマン派のトリオだ(もちろん偶然だが)。“トリオ”といっても、三重奏曲ではございません、念のため。
フォーレは晩年の室内楽をよく聴く。特にピアノ五重奏は、1番もいいが、2番はさらに素晴らしい。最初はつかみどころがない印象を持ったが、聴き込むほどに「幽玄」ともいうべき独特の世界にはまっていった。
CDとしてはユボーとヴィア・ノヴァ四重奏団のものをよく聴く。ヴィア・ノヴァは下手くそだという向きもあるらしいが、ユボーの滋味溢れる演奏と相まって、セピア色の霧が立ち込める、玄妙なる小空間が作り出されるように感じる。
フランクの弦楽四重奏曲もまた良い。さながら交響曲のような構えの大きさだが、もっぱら和音と転調の妙を堪能している。長い曲なので、これらをたっぷりと味わえるのも魅力だ。思いきり浸れるのである。
録音状態には不満があるが、パレナン四重奏団のCDが良い。フランクの作品はCDが手に入りにくいものが多く、この曲も他にはフィッツウィリアム四重奏団のものしか手元にないが、こちらの演奏はいささかシンフォニックな側面に偏り過ぎの感がある。シューベルトの弦楽五重奏曲などはとても面白く仕上がっているのだが。
フランクは、「前奏曲、○○と●●」という3曲セットのピアノのための組曲(うち1つはオルガン曲からの編曲)を3つ集めたディスクも愛聴している。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00095L8YS
曲も大変渋いのだが、このピアニストがまた、聴く限りはなかなかの名手であったのに、日本ではほとんど知る人のない存在らしい。すでに鬼籍に入って9年というから、その名が広く知れ渡ることは最早ないだろう。(※追記あり)
知に溺れず、情に流れず、淡々と弾いているようでいて味わい深い。この人のバッハなども聴いてみたいものだ。
ブラームスについては、純粋に音楽について以外にも、いろいろと書きたいこともあるので、稿を改めたい。
※以下追記
…と書いたところ、ご指摘をいただいた。某雑誌上で一時期集中的に紹介され、徐々に日本でもその名が知られてきているようだ。音楽に関しては数年間の完全なブランクがあり、その間は時折輸入CDのアウトレットを買うくらいしか情報源がなかったので、こういった勘違いは結構あるかもしれない。この場を借りてお詫びと、ご指摘への感謝を申し上げたい。
しかし、こういった雑誌の情報はググっても一切引っかかってこないのだな。雑誌記事に取り上げた音盤タイトルとかの、テキスト情報をアップするだけでも(当然そんな情報は管理目的で作られているだろうし)、雑誌の販促の一助にはなりそうなもんだが、そういう考えは出版社サイドにはないんだろうか。
たとえばオンラインのCDショップとタイアップして、有料の会員とか得意客限定で雑誌の評価記事を読めるようにするなど、やりようはあると思うんだが。
以上、言い訳ではあるが、純粋に疑問。
2007年10月22日
ベランダに来た秋
ようやく秋を味う余裕も生まれ、ベランダの落ち葉を片付けたりした週末。気がつくとまた一つ年を取っていた。
明けて朝の空気を吸いに再びベランダに出てみると、枯れ始めたゴーヤの枝にお客がいた。
43になってから、家族以外で初めて会ったのはお前だよ。
2007年10月21日
シベリウスさんごめんなさい
FINLANDIAという、その名の通りフィンランドをはじめとする北欧音楽に強いレーベルから出ている、シベリウスの2枚組のCDを持っている。1枚目にピアノトリオと弦楽四重奏、ピアノ五重奏が1曲ずつ入っており、2枚目はピアノ曲集だ。
実は、これがシベリウスの室内楽とピアノ独奏曲の全集なのだと、なぜか今日まで信じていた。
収録されている変ホ長調の弦楽四重奏曲を、有名な『親密な声』だと思い込んでいて、名前が通っている割にはシンプルでさほど印象に残らない曲だ、むしろピアノ五重奏曲のほうが出来がいいな、などと思っていた。
…とんだ勘違いでした。
室内楽作品は数は多くないといっても、これの数倍はあるし、ピアノ曲にいたっては100曲くらいはあるらしい。
御見それいたしました。不勉強で申し訳ありません……そんな怖い顔で睨まないでください>シベリウスさん。
2007年10月17日
執行猶予?
外出先からかかりつけの歯医者に直行。薬を変えて様子を見ることになった。これでおさまって欲しいと思う半面、腫れがひいたら手術が待っているわけで…。
2007年10月16日
親の敵か親知らず
幸か不幸か両親は存命だが、親知らずには苦労させられている。
上の2本は生えていて、そのうち右のは抜いてしまった。下のはどちらも歯茎に埋まったままで、代わる代わる痛んで困らせてくれる。ここしばらく、右下が厄介の種になっている。
8月の末か9月の頭に痛み出して、歯医者に通っていたのだが、抜本的に治療しようと歯茎にメスを入れたところ、一気に悪化してしまった。
手術(といっても簡単なもの)直後はどうということはなかったのだが、5日後くらいから腫れがひどくなり、唾を飲み込むのも痛みを我慢させられる状態だ。
患部は顎の神経に近いため、顔の右半分が腫れぼったい嫌な感じがするし、舌の根にも痛みが広がっている。
抜いてしまえればいいのだが、これがまた厄介この上ない。歯自体は横倒しの状態で歯茎の中にあり、一部が顎の骨の下に入り込んでいて、骨を削るような手術が必要になるというのだ。
それがわかっていたので、これまではだましだまし様子見してきたのだが、いよいよ進退極まったということなのだろうか。
正直、弱っている。