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2008年01月23日

蘭の肉体

デンドロビュームのつぼみ(あるいは花芽)はここまで大きくなった。
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もう明らかに花になるとわかる(昨年見たのと同じだから)。
しかし、今年はどうやら、この一つだけらしい。
何がいけなかったのか、何が気に入らなかったのか、よくわからない。昨年うまくいったのに気をよくして、今年はだいぶ真面目に世話をしたのだが、それが裏目に出たのだろうか。ひょっとするとこいつと付き合うには、駆け引きが必要なのか。

たぶんそんなことはなくて、一年前にたくさん花を付け過ぎてしまい、今年はエネルギーを蓄える年回りだとか、そんなことだとは思うのだが。
昨年までは世話らしい世話をまるでせず、週末に水をやるくらいだった。たまたま昨年、真冬には屋内に入れたほうがいいという情報をネットで見つけて、実践したら花が咲いてしまったのだ。
偶然こちらのお世話がうまくいったというより、蘭のほうが何年も厳しい環境に耐えながら蓄えてきたエネルギーを、ここぞとばかりに放出した結果が、あれだったのかもしれない。

などと、いろいろ考えを巡らしてはみるが、所詮は初心者、何が正しい仮説なのかはやってみないとわからない。せっかく株分けもしたことだし、せめて仮説の検証は効率的にやりたいものだが、結果が出るのは一年後だ。植物と付き合うには気の長さも求められる。
それにしても、前回はあんなにいい顔を見せておきながら、今度は結構な冷たい素振り。やはり蘭は手強いということか。ぜひ手なずけてみたい…とあれこれ考えている時点で、既に敵の術中にハマっているのかも。

※表題は、パトリス・シェローの初映画監督作品の、劇場公開時の邦題。

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2008年01月22日

ショーソンの死因を思い出した出来事

自宅から最寄りの駅までの間に、世田谷通りを渡る。そこで信号待ちをしていたときだった。
目の前を一台の自転車が通り過ぎた。それなりに高級そうな自転車で、派手なヘルメットをかぶった人が乗っていた。取り立てて珍しいことではない。
その人は白人男性で、赤いウィンドブレーカーを着ていた。日本人なら身体にぴったりフィットする専用の服(何と呼ぶのか知らないが)を着て、スタイルからばっちり決めるところだろうが、実用本位という感じだった。人に見せるために乗っているわけではないということだろう。それはそれでいい。
彼は身体を前傾させずに起こして、両手をウィンドブレーカーのポケットに突っ込んでいたのだ。そのまま車道を走って着て、信号待ちをしていた私たちの前を走り抜けて行ってしまったのである。

その交差点には交番がある。あるにはあるが、お巡りさんはいたりいなかったりで、余り当てにならない。
今朝は珍しく世田谷通りをはさんで両側にお巡りさんが出てきて立っていた。何かあったのかとぼんやり考えていたときに、件の自転車が目の前を走り過ぎて行ったのだ。
呆然と見送った後で、間近に立つお巡りさんの様子をうかがった。自転車乗りに注意しようとする様子もないばかりか、自転車を目で追ってもいなかった。
「他に警戒すべきものがあったので無視した(そうかも)」「一瞬呆れて声も出なかった(それはちょっと…)」「単に気づかなかった(まさか…)」「あんなの自己責任だから無視無視(おいおい…(^^;)」など、様々な可能性に思いを巡らし、頭の上にいくつものはてなマークを浮かべつつ、駅まで歩き続けたのでありました。

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2008年01月21日

大洗で呵呵大笑

週末、思い立って大洗に出掛けた。アンコウ鍋と水族館が目当てだ。
複数の目的が一ヶ所で叶うとなったとき、それまで重かった腰が急に軽くなることがある。今回も、木曜の晩から金曜にかけて、泊まりがけで行くことが急に決まった。

とはいえ、前日に探してとれる宿は、あっても限られる。茨城はもともと温泉が少ない所でもあり、風呂に関しては優先順位を落として、那珂湊の藤屋ホテルに決定。ホテルといっても和室のみの旅館だが、従業員が皆さん感じがよく、料理は部屋出しで子供連れでも気兼ねしないで楽しめた。味の方も、品数はご多分に漏れず多かったが、外れがなく全般的に良かった。
建物は古いが、内装は新しくて清潔そのもの。ただ風呂は狭く、期待していなかったとはいっても、ややがっかり。温泉に、とまでは言わないので、ここだけはリニューアルしてもらいたい。

一夜明け、太平洋の朝焼けで目覚めた。街中の宿ではあるが、海が望める(電線越しだけど)。写真は、持参したデジカメではうまく撮れなかった。逆光が強烈過ぎたのだ。最近の高機能な一眼レフでもないと、こういうシチュエーションは手に負えないかもしれない。
部屋の窓から水族館を望めたので、それを見せて子供たちをモチベートし、朝食と身支度を画期的な早さで済ませ、チェックアウトして移動。指呼の距離だが河を渡るので、那珂湊から大洗に移動したことになる。

最近新装なった水族館は「本州一」なのだという。日本一は沖縄の美ら海水族館だそうだ。
入館するとクジラの骨格標本が出迎えてくれる。シーズンオフで比較的ゆったりと見て回れたが、ジンベエザメやマンタのような展示の核となる個体や、見せ方に凝った水槽があるわけでもなく、イルカショーもまあまあのレベルで、今ひとつ軸になるものがないという感じだ。水中カメラなどの設備が自慢のようだが、あいにく大水槽でダイバーが操作するカメラは不調で画像が出なかった。。。
強いて言えばマンボウが10匹近く泳ぐ水槽が珍しいか。正面から見た間抜け顔をどうぞ(笑)。
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珍しいところでは、クジラの虫歯↓
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ショップでは、なんと古代の巨大ザメの歯の化石を売っていた。値段もびっくり。
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水族館を出て、目の前の波打ち際で姉弟のチキンレースをひとしきり見た。長男が思いっきり尻餅をついて、みんな大笑い。
その後、那珂湊に戻って魚市場の寿司屋でたらふく食う。しめ鯖でない、生の鯖の寿司というのは初めてだったが、鰤のような味で油は乗っているもののしつこくなく、いたく気に入った。東京であまり見かけないのは、きっと鮮度が高くないと食べられないのだろう。
市場を物色した後、常磐高速で帰宅の途に着いた。カーナビのおかげで渋滞にも遭わずに無事帰宅。お疲れ様でした。

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2008年01月17日

耳が痛い

比喩的な意味合いではなく、今朝は文字通り耳が痛かった。
いつも通りに長男を電動式自転車で保育園に連れて行き、駐輪場経由で駅のホームに着いたときのことだ。思わず待ち合い室に入り、手袋を脱いで耳を温めてしまいましたよ。
こんなことしたのは、一体何年ぶりだろう。少なくとも、去年はしてない気がする。
今夜は、狛江市でも氷点下になるという予報が出ている。このブログを見てくださる方の中には、もっと寒いところにお住まいの方もおられるのであるが。

皆さま、ご自愛のほどを。

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2008年01月15日

優れた道具としてのケータイ

この連休でようやく風邪が抜けた。2年越しで続いた鼻声からも解放された。
年末にベッドから、その後は女房の実家から、ブログを更新したりオークションに入札したり、今もまさに使っているこの新しいケータイ端末が大活躍した。

前の前の端末も、やはりジョグダイヤル付きだった。できれば使い続けたかったが、当時のジョグダイヤルは故障し易いもので、ご多分に漏れず壊れてしまった。それを期に、他の端末も使ってみようかと、たまたま安かった機種に変更したのだ。

大失敗だった。ジョグダイヤルの快適さを知っている身には、ただの十字キーだけの操作はまさに苦痛だった。変換の候補を選ぶたびに、ポチポチとキーを繰り返し打つ自分が馬鹿みたいに思えた。世間一般では当たり前なのに。
日本語の予測変換も噴飯もので、何か文字を打つたびにイライラさせられた。人の名字を打つと、なんで候補に必ず有名人の名前が出てくるのか。しかも大抵トップに、だ。本来なら敬称がズラリと並んで然るべきだろう。この辞書を作った人の顔が見たいものだ。

更に、電池の残量表示がまた、甚だしく使い勝手の悪い代物だった。ずっと使ってもなかなか表示が変わらないので、電池が長持ちする機種なのかと思ったらとんでもない。表示が2/3になったら、早急に充電しないと、みるみる残量が減ってしまい、気が付くともう使えない。
これはもしかすると、使い始めの残量表示の変化の仕方で、Webの批評家を騙すテクニックなのではないのかと邪推してしまう。それほどバランスが悪いのである。
今使っている端末も、若干その傾向は見られる。残量表示は2/3にはなかなかならないが、1/3になるのはすぐだ。しかし、そこからかなり粘ってくれ、それなりに使い続けられる。まだしもメーカーの良心が感じられる気がするのだ。

電池の残量を気にするくらいなら、ケータイでワンセグなど見ない方がマシと思っている。だから余計な機能がなく、シンプルな端末としてもお気に入りだ(惜しむらくは、音楽再生機能もなければよかったのだが)。電話とブラウザ、おサイフケータイの機能があれば十分なのだ。

ジョグダイヤルを回すのは快楽かもしれないが、それ以前に、便利なものは便利なのである。「使うのが楽しいから、意味もなく使ってしまう」などというインターフェースは、ただひたすら便利なものと比べれば、やはり邪道というしかない。これが現時点での結論である。

投稿者 clad : 23:42 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月05日

球アンプとワインの新年会

新築なった会社の大先輩宅(埼玉県上尾市)にお呼ばれし、泊まりがけの真空管アンプ試聴会兼ワイン試飲会に参加した。
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結局、「小型軽量のわりにちゃんとした音」が売りの8B8ロフティン・ホワイト・アンプを、帰還抵抗にパラった発振止めコンデンサが、ちょうどいい値がなくて暫定的にスチコンにしたままだったのを思い出して、シルバードマイカに付け換えただけで持ち込むのがせいぜいだった(写真中央右)。

その土壇場での改造のおかげでもなかろうが、柄が小さい割には健闘してくれて、写真にも並んでいる801(写真中央左)や2A3(同中央奥)のシングルにもさほど引けは取らなかった(右端の6L6の差動アンプには、さすがに低域の力強さで差がついたが)。
予想はしていたがそれ以上に38cmのウーファーは簡単には鳴らず、どれで鳴らしても低域は力感不足でボワボワ、そのくせ音量を上げるとすぐ歪む。中高域は目立たず、引き分けというか全員敗退気味。10W以上のパワーはないとダメなんだろう。

そんなわけで比較試聴もそこそこに、ワインを痛飲するほうに流れた。5人で4本までは空かなかったのだが、実は1本はマグナムボトルだったので、実質的には4本以上飲んでいる。最初はチーズなどを肴にしていたが、途中から鍋に移行。水を飲むのも苦しいくらいに腹膨れ、床暖房が心地よくて次第に姿勢が低くなり、日付が変わったら早々にお開きとなった。
といってもそのまま帰る気は毛頭なく、寝袋に包まってそのまま余熱の残る床の上に転がったわけだ。

翌朝は朝食をいただき、今度こそ散会。自宅までは50kmほどあるが、往復とも渋滞には遭わず、100分ほどで着いた。

かくして正月休み最後のイベントは、リベンジのネタを残して終了したのである。

投稿者 clad : 23:23 | コメント (4)

2008年01月02日

一年の計算は元旦にあり

大晦日から、妻の実家のある筑波に来ている。
長女の受験本番はいよいよ一年後。準備が遅れ気味な算数の演習に、みっちりと付き合う。
ショッピングモールの初売りに行こうかなんて相談もしていたが、優先順位を下げた結果、今年は行かないことに。

計算問題では「19をかけるなら、20倍してから元の数を引いた方が早いよね」「同じ数を44倍した答えが出てるんだから、88倍だったら×2でいいよね」など、少しでも楽をすることを教えた。機械的な計算より得をする気がしてモチベーションが上がるが、それだけではない。これはこれで頭を使うのである。女の子は真面目に正攻法で取り組むのは得意だが、柔軟な発想もできないと図形の問題などで苦労しがちだ。

娘の場合、集中すると猫背になってしまい、筋力がないので首が疲れて集中が持続しないのだ。
わずか一年の間に、やるべきことは多い。ふぅ。

投稿者 clad : 20:28 | コメント (2)