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2008年02月26日
花粉症、なのか?
数日前から喉が痛い。花粉症なのか風邪なのか判然としない。目と鼻もそれなりに反応してはいるが、花粉症と特定できるほど明確なものではないのだ。風邪とか寝不足が原因だといわれれば、そうかも知れないという程度に。
花粉症の発症は20年も前のことだ。勤め先が青梅の近くで、杉山に近い環境だったためと推察される。アレルギー性鼻炎は更に10年もさかのぼる中学時代からの持病で、ハウスダストによる。当時のアレルギー反応テストで杉や桧も陽性と出ていたので、花粉症に苦しむのは十分想定されたことだった。
以来、春は毎年辛いものというのが相場だった。ひどい時には発作的なくしゃみが連続して止まらず、息苦しくて起き上がれない。そういう日がシーズンごとに2、3日はあるのが常であった。
様子が変わったのは数年前、仕事が忙しくて毎月の残業時間が平均80時間以上という、現在では考えられないほど厳しい生活状態の頃だ。そのシーズン、花粉症がほとんど発症しなかったのである。
しかもそれ以来ずっと、症状の軽い年が続いている。
当時は忙しさのあまり体調もすぐれなかったので、免疫力が低下したせいで症状が軽くなったのかと考えていた。免疫の過剰反応というアレルギー発症のメカニズムからすれば、それなりに納得できた。実際、高齢者は免疫力が低下するとともに、アレルギー症状が改善することがあるという。
ところがその忙しさから開放され、2年目のシーズンだった昨年まで、結局花粉症の自覚症状はほとんどみられないままだった。一時的な免疫力の低下なら、もう元に戻ってもよさそうなものだ。
もしかすると恒久的に免疫力が低下してしまったのか(それならもっと病気に罹りやすくなりそうなものだが…)? それとも体質が変わった(厄年だったし笑)? 結論が出ないまま、今シーズンを迎えた。
花粉症かどうかを判断するには、個人的には目の状態が一番わかりやすい。鼻や喉は風邪と勘違いするが、目の痒みは独特だ。まぶたの周囲が、まるでアヤシイ薬品で隈取でもしたかのように痒くなる。一番痒いのは目頭で、超ミニサイズのイガ栗状の物体が入り込んだがごとくに感じる。これは花粉症以外では味わったことがない。
今日は微妙に目頭が痒い気がするが、気のせいかもしれない。今週はくしゃみが増えているので、花粉症の可能性もある。現在は喉の痛みが突出した症状だ。
風邪か、花粉か。いっそのこと、両方の薬を飲んでしまうか? 悩ましいところである。
2008年02月23日
8B8LW小型アンプ改造記
(注意:この項目は、読者がある程度真空管アンプに関する知識を有しているという前提で書いています。ブログ開設当初はそうでない方に向け、わかりやすく書こうと心がけていましたが、文章がどうしても冗長になり、だんだん疲れてきたのでその辺は楽をすることにします)
自分専用の工作スペース(現状)で、ニアフィールド環境で(つまり小パワーで)聴くことを目的とした8B8ロフティン=ホワイト(LWと略記する)アンプは、音質的にはそれなりに満足のいく出来だったが、回路としては欠陥を抱えていた。8B8は6BM8のヒーター電圧違いで、TV向けの傍熱管であり、電源ON直後11秒してから動作する。この【11秒】というのは規格に謳われており、管理された値なので、直結回路としてしばしば問題になる、球が動作状態になるまでの期間の部分的な過電圧や過電流といった問題は回避できていると思い込んでいたのだが、そこに見逃しがあったのだ。
B電源につないだ一部のコンデンサに、この11秒間に定格を超えた電圧がかかっていたのである。オーディオ用のMUSE-KZというグレードで最も高い100V耐圧の物を、ブリーダー抵抗付きの2階建てで180Vのところに入れていたわけだが、これでは定常動作状態でもディレーティングが不足気味なので、もともとの設計が悪かったとしか言いようがない。電圧を低くするということもできることはできるが、本来の球の動作点からはもちろん外れるし、実はもともと電圧としては低めで、もっと上げたいくらいだった。
他にも(1)リレーによるディレイ回路をB電源につける、(2)傍熱の整流管を使用してディレイさせる、(3)定電圧回路をつけて過電圧を防ぐ、などの対策が考えられるが、どうせ改造するなら球の動作点も最適化したい。そうすると電圧は上がる方向になり、定常状態でも確実に現在のコンデンサの定格を越えるので、結局はコンデンサを替えて対応するのがベストなのである。
初段も出力段も、プレート電圧とグリッドのバイアスがともに低めだったのだ。実は初段のバイアスが1.0Vしかなく、ここはせめて 1.2~1.5Vは欲しい。直結回路なのでわずかな電圧の変化も全て積み上がって大きくなっていき、結局は電源トランスのタップを250Vから280Vに変更することになった。
すると今度は、電源ON直後の11秒間に加わる電圧が、さらに高くなってしまう。さらにいくつか耐圧を超える部品が出てくるので、単なるリップルフィルタを定電圧回路に作り変え、一時的にでも高い電圧が出力されないようにした。もともとTrを使ったフィルタだったので、もう一つのTrやツェナーDiを追加し、ちょっとした改造をするだけで定電圧回路になるのだ。上記の(3)の対策を実施したわけだ。
(1)の対策は、リレーまで導入すると大掛かりになり、現状の狭苦しいシャーシに収めるのが困難になる。(2)では、当然ながら整流管を立てるためのシャーシの追加工が必要になり、面倒な上にデザインも崩れてしまう。整流管は消耗が激しく、できれば使いたくないので、割とすんなり(3)に絞られた。
出力段の動作電圧を変更した結果、カソードの抵抗がさらに増えることになった。もともと2KΩ5Wと1.5KΩ5Wのセメント抵抗を直列にしていたが、さらに2KΩ5Wを追加して合計5.5KΩにする必要がある。さすがにセメント抵抗3つ直列というのは格好悪い。セメント抵抗は2KΩぐらいが上限で、あまり高い抵抗値がないので、これしかやりようがない。ホーロー抵抗ではもう少し高い抵抗値もあるが、5.5Kなんて半端な値はないので所詮は2個以上の組み合わせになる。酸化金属抵抗でもいいが、5Wが最大になるので、消費電力を分散させるように3個以上使わざるを得ないのだ。結局、単なる電熱器がゴロゴロすることに変わりはなく、どう考えても格好は悪いままだ。
どうせなら、ここは定電流回路にしたほうがスマートだ。定電流回路は信号が流れないが、もともとカソードとB電源をコンデンサで直結にしていたので、影響はない。むしろ、カソードからGNDに漏れる信号が完全になくなるので好都合である。シングルアンプでのカソードへの定電流回路挿入は、以前にぺるけさんの掲示板で話題になるなど、やってみたかった手法でもあり、トライすることにした。
さて、回路図は これ(PDF) である。
初段は無難な設計だ。実はここも、カソードと+Bをコンデンサで最短化しようとしたが、超低域発振のような不安定な状態になってうまくいかなかった。カソードに負帰還を戻しているのがいけないのかもしれないが、よくわからない。
とにかく、短時間でも部品の定格を超えるような条件で使っているところはなくなり、安心して使える状態になった。しばらく連続通電してみても、特に異常はない。
測定結果などは、また別途。
2008年02月20日
遅延証明から社風が透ける
今朝はJRの事故でダイヤ乱れが生じ、いきなり疲れた状態で出社した。
品川駅で係員が遅延証明書を配っていた。前を通り過ぎた際、タイミングよく差し出されたので、特に必要ないのに反射的に受け取った。
切符より一回り大きな紙片だった。明らかに以前より小さくなった。大量にばら蒔かれ、どうせ大半は捨てられるのだから、環境保護のためには良い方向の変化だ。
見ているうちに、小田急のそれを思い出してしまった。サイズが大きな紙片の周囲に日付と時間が書かれ、ハサミを入れて何日の何分の遅延か示す昔ながらのヤツである。
時流に遅れ気味な社風を垣間見えるともいえるが、それは百歩譲っても良い。
下北沢で乗り換えようとするとき、週のうち2日程度、カゴに無造作に入れられた遅延証明書を見ることになる。乗り換え通路の壁際に、カゴはただ放置されている。何の貼り紙もなく、もちろん付近に係員の姿もなく、机の上に置かれている。「勝手に持って行け」と言わんばかりに。
それ以外に、どう解釈できようか。
これぞ小田急、であろう。
2008年02月19日
規格争い、そして…
こんな記事が上がっているが、内容にはかなり疑問だ。
HD DVD買った人はどうなる 規格戦争の果て、消費者置き去り
日本では録画再生機が出たがほとんど売れていない。海外では再生専用機が、安売りのためにそれなりの数が出た。
しかし年末の$99なんて、普通のDVDプレーヤーと比べても、一流メーカー品としては激安だったので、多くの消費者がDVDプレーヤーとして購入したのではないかという見方もあるのだ。DVDプレーヤとして使えるんだから、すぐに使えなくなるわけじゃない。後々のユーザーサポートはそんなに難しくはないだろう。
もちろん、DVDのソフトが出なくなればダメだが、それは普通のDVDプレーヤーでも同じこと。
唯一、Xbox360のオプションのプレーヤーが微妙かな。DVDは本体だけで再生できるはずなので、これは単なるゴミになるのかも。この件はユーザーに平謝りすべきか。
録画再生機だが、DVDの記録用生ディスクにHD記録ができる機能がある機種は、それで使い続けてもらうことができる。HD-DVDの記録用生ディスクも、映画などのソフトと違って、東芝だけの力で売り続けようとすれば売り続けられる。ソニーだって、長いことベータの生テープを作って売っていた。
だからこの記事は、“ためにする批判”という感じがする。消費者の味方を装ったマスコミの典型的な論調だ。
むしろ消費者的には、規格統一されていた場合よりも価格は下がり、どちらを選ぶか悩む規格分裂期間も案外短くて済んだ。万々歳とはいわないまでも、今までの同様の規格分裂した例の中では、最も消費者が得をしたんじゃないんだろうか。
メーカー側の立場では、必要以上の厳しい競争で価格は下がってしまったし、消費者は買い控えるしで、何もいいことがなかったはずだ。
こちらの方は、個人的に予想した通りの動きを示している。
株価は対象企業の半年くらい先の状態を見据えて動いているので、余計なお荷物を降ろすことになりそうなら上がるのだ。当然である。
さらにいえば、HD-DVDは上手くすれば、案外悪くない収益源になる。主には、PC用ドライブ製品に使う、記録用生ディスクだ。いまさら他社は参入してこないだろうし、撤退も相次ぐだろうから、市場を独占できる。マーケティング費用もかけなくていい。無理に価格を下げる必要もなく、適切な利幅を確保して、淡々と売ればいい。これはまさしく残存者利益というやつである。悪いことでもなんでもない。逆ザヤで売るほうが異常なわけで、正常な企業活動に戻るというべきだ。
新規のハード開発にはほとんどカネをかけず、既存の機種のデザインとソフトの変更だけで、忘れた頃にポロッと出す程度でいい。そのまま、やがてフェードアウトだ。ハードは儲かりはしないだろうが、大した損失も出まい。
東芝は自分ではディスクを作らないだろうが、既存ユーザーのためと称して、OEM調達して売ればいいのである。追加投資は何も要らない。
※と思ったら、東芝は一切合財やめるという発表をしたらしい。これを受けて株価は上がるのかな?下がるのかな?
これから大変なのはBDのほうだろう。本格的な普及を目指してがんばらないといけないし、安心していると中国家電メーカーの安値攻勢に市場を荒らされる。
一方で、こういう意見もよく目にする。
「勝者はBlu-rayでもHD DVDでもなく、ハードディスク」--シーゲイトCEOが発言
これもちょっと極端な見方だ。確かに長い目で見れば、将来的にこういう方向に進むだろうが、ブロードバンドというのはいろいろあって、たとえばUSではほとんどが1Mbps未満だったりする。これではHD画質のVideo on Demandなんて夢のまた夢。ぜんぜん無理なのだ。最も圧縮率の高いコーデックでも、HDコンテンツは数Mbpsの帯域が必要だ(「画質は最低でも観られればいい」なら一桁台前半、まともな画質を望むなら後半の数字になる)。ビデオの圧縮技術は行くところまで行った感があり、これ以上大幅に圧縮率が上がるという目処は立っていない。
いかにApple TVがすばらしいものでも、コンテンツを観ようと思ったらダウンロードに実時間以上かかるのでは、短時間のビデオクリップならともかく、映画鑑賞などに使われるとは思えない。2時間の映画をダウンロードするのに3時間かかるとしたら、観ようと思ってから最低でも1時間は待たされるわけだから。
インフラの整備は、そう簡単に進むものではあるまい。日本ではともかく、欧米でHDコンテンツをストレスなく観られる帯域幅のインフラが整うのは、果たしていつのことだろう。
そもそも、そんな未来は確実に来るのだろうか? 好きなときに好きな映画を観たいというだけのために、そんなインフラを誰が構築する? どんどんデジタル化していく有線TVで十分じゃないのか?
とはいえ、今後巨大な市場に育つであろう、中国やインドの未来の状況は予測がつかない。広大な国中に広帯域のネットワークインフラを張り巡らすのは想像を絶する大変さだが、国家を発展させるという強い意志の元で莫大な投資が敢行されるかもしれない。今後、要注目だ。
もっとも、オンデマンドで観られるならHDでなくてもSDコンテンツでもいい、ということになる可能性もある。その場合はBDとApple TVが競合することになるだろう(それでも多くの家庭でネットワークインフラの更新は必要なのだが)。ここは日本の家電メーカーのがんばりどころだ。
いずれにしても、パッケージメディアとしてはBDが最後の存在になるのはほぼ確実かとも思う。次世代は多分ないだろう。
音楽がそうなりつつあるように、映像も次はもう、確実にネット配信が来る。そのときのインフラが光か、無線か、電力線か、衛星から降ってくるのかは知らないが。
2008年02月17日
KY
最近TVなどで「KY」の連呼が聞かれる。
そんなに面白いかねぇ。若者の間で隠語が流行るのはこれに始まったことでもあるまいに。まあ、最近は携帯が普及しているから、広まるのも速いわけだ。しかし、廃れるのも速かろう。
アルファベットだけであるから、同じ表記でも違う意味の言葉が生まれやすいのだ。KYくらい圧倒的に広まれば大丈夫だが、同音異義語が多発して、今に廃れる。
そんなことより、数多あるアルファベット略語の中でも、とりたてて「KY」だけが流行ったのが気になる。空気を読むだの読まないだの、内向き過ぎて嫌だなぁ、と思っていたところ、こんな記事が目に入った。1ページ目は上記の嫌悪感と同じ問題提起だが、2ページ目にはなるほどと頷かされた。
これは経営コンサルタントが書いた、経営者向けの記事だけれども、ことは会社経営にとどまらない。
「KY」が一大ブームとなったのは、みんなが日本社会の抑圧的な雰囲気を感じているということなのだろうが、果たしてみんなこれを本当に嫌がっているのだろうか。もしかして、抑圧されることに慣れきって、抑圧を嫌う人を異端視しているのではないか。
自分で物を考えるより先に、まず検索。すると確かに、自分で考え付くよりも遥かに豊富な知識が、数秒とかからずに手に入る。それを「知の外部化」などといってもてはやすのは、実はとても危険なことなのだ。ましてや、知識を外部に頼るのみならず、自分の意見の形成さえ検索結果に頼るとは、何をかいわんや。
小学生の娘が、社会や理科の宿題で、自宅のパソコンで調べ物をするという課題が出ることがある。それを、パソコンの操作が上達したなどと喜んでいるばかりではいけない…またひとつ、現代の子育てならではの悩みが増えたようだ。
2008年02月15日
タミフルのリスク
タミフルを服用した際の、異常行動発症のリスクについて、こんな記事があった。
誰かが情報操作しようとしたのか、やはりここでも厚生労働省か…という問題には、あえてここでは触れない。
この1.3倍にリスクが高まる、という微妙な数字が、気になったのだ。
インフルエンザは、子供や老人にとっては、下手をすれば命に関わる病気だ。長女が40℃の熱を出して肝を冷やした経験があり、毎年の予防接種は欠かさない。
それでも、風邪などの理由で接種できず、あるいは接種してもそもそもウイルスの型が違っていた、ということもありうる。
発症した場合、現時点ではタミフル以外に特効薬はない。
そういったリスクと天秤にかけた場合、この「1.3倍」という数字はどうだろうか。調査対象の数から言って、誤差ではなく有意な差であろう。しかし、高熱を発している子供を目の前にしてもなお、タミフルを使うなというべきなのだろうか?
もちろん、乱用すべきものではない。現に、タミフルに耐性のあるウイルスも出現していると聞く。
それでも…身体に触れるとギョッとするほどの体温。赤い顔をして、うつろな目でこちらを見つめる長女の姿が、今も脳裏に焼きついてはなれない。
当時はまだ幼くて、タミフルを使える年齢ではなかったのだが、それが今起きたことであればどうだったか。タミフルを飲ませることを、躊躇ったにしても、最終的に忌避しただろうか。
2008年02月13日
今年の一輪
今年は一輪だけの蘭の花。"Spring News"という名だそうだ。本日、めでたく開花した。
辛うじて、2年連続で花を拝むことができた。良い香りがする。一足早い、春の便りである。
2008年02月09日
クジラと外交
捕鯨問題については、以前から疑問だった。なぜ国際的な反対運動に直面しても、捕鯨継続にこだわるのか。
鯨肉食に対する個人的な思い入れがないからか、どうしても捕鯨を継続しなければならない理由が納得できないのだ。
確かに反捕鯨国の主張は感情的で、非科学的かもしれない。しかし、それにこちらまで感情的に反発してどうする、といいたい(一般的日本人の話。交渉に当たっている当局が感情的になっているとは思わない)。
日本の食文化がどうの、という主張も、にわかには納得しがたい。そもそも昔の日本の行っていた沿岸捕鯨と、現在の南氷洋の捕鯨では方式も違えば、捕れるクジラの種類も違う。それを「同じクジラの肉だから」として、伝統を墨守せよという主張はいかがなものか。
資源のない島国が、諸外国と貿易で何とか生計を立てているというのに、あえてビジネスの主要な相手国を敵に回して捕鯨を続けることのどこに、国益があるというのだろう。冷静に考えれば考えるほど、捕鯨は続ける意味がない。
もちろん、ただ反捕鯨国の主張を受け入れろといっているわけではない。むしろその逆だ。
感情的な主張は、外交のセオリーに反する。反捕鯨国の国民は、このテーマには感情的になっている。これを利用しない手はない。捕鯨を外交カードとして利用すべきなのだ。
例えばオーストラリアやアメリカなどの欧米諸国は、国民の多数が感情的に捕鯨に反対している。そこで諸国の政府に対し、「あなた方の主張を受け入れた形で、あなたの国の沿岸での捕鯨をやめてもいいですよ」と申し出るのだ。要は、ある国の沿岸で捕鯨をやめたことを、その国の政府の手柄ということにして、恩を売るのだ。
このカードは、その政府の人気が下降気味のときにこそ力を発揮する。政府の外交努力で、日本の野蛮な捕鯨を中止させたと、せいぜいアピールして人気取りに使ってもらえばよい。
もちろん何らかの交渉テーマがあって、それについて譲歩させる代わりにこのカードを切るのがベストだ。そのときまで、このカードは温存するのが望ましい。
FTA交渉などがいいかもしれない。沿岸捕鯨をやめる代わりに、日本の農業保護を認めさせるとか。あるいは資源の採掘権でもよさそうだ。
実質的に、日本は失うものが少なく、相手の譲歩を勝ち取れる。外交とは本来、このように進めるものではないだろうか。
食料の高騰が顕著だ。いずれは中国も食糧輸入国に転ずるといわれており、食糧危機もささやかれるようになって来た。
とはいえ、クジラで日本人の飢えを満たせるわけでもない。そんなことをしたら、あっという間にクジラというクジラは絶滅するだろう。
捕鯨を続ける意味が奈辺にあるのか、今一度考えてみたい。努めて冷静に。
2008年02月07日
やっぱダメだわ、小田急
月曜は車両故障、火曜はポイント故障。水曜も何かあったら暴れてやろうかと思ったが、何事もなかった。
何事もなかったのは一日だけだった。今日は「信号システムの不具合」だと。
ホント~にヌルい会社ですな。呆れたよ。
2008年02月04日
鬼来たり 雪の日明けて 氷みち
更新間隔があいたのは、忙しかったのと、体調がすぐれなかったから。先週は気力でかろうじてもたせたが、週末は家族全員で自宅に引きこもった。雪の日に外で遊べないという文句も出ず、専らビデオ鑑賞三昧とあいなった。
年末年始に録り溜めてあった「のだめ」の初日放送分(7回分?)を一気に消化。ソファで家族全員身を寄せあい、サルだんご状態で観たが、さすがに退屈した5歳の長男以外は皆満足した。繰り返し観るとは思わないので消すが、たまにこういう一日があっても良い。
最近のドラマって、よくできてるんですね~。竹中直人が浮かない程度に演技がクサい役者ばかりなのだが、クサい≠ヘタ、なのだとよくわかりました(一人竹中だけが例外、じゃなかったのね)。TVドラマに対する認識を改めた次第。
しかし、筋は予想以上に原作に忠実だったけど、もっとマイナーな曲が出てくると良かったのになぁ。
夜になって雨から再び雪になり、朝の状況が心配されたが、路面はほぼ予想の範囲内。日陰は凍結しているけれども、南側はいつもとそう変わらない。
クルマを出すかと迷ったが、自転車にして正解だった。あえて遠回りをしても、危なくない道を通っていくことで遅れを最小限に食い止められた。それでも、学生と思しきコケた自転車乗りの悲鳴がこだまする中を、颯爽と走り抜けたことが1度や2度は合ったような。こういう危険回避には、年の功が利くのだよ。
ところが、折角の努力も小田急線の遅れで水泡に帰した。さすが、雨にも雪にも滅法弱い小田急の本領発揮である(笑)。今週も疲れる一週間になるのかな…。