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2008年09月07日
10EW7差動アンプを改造する:その3.5.1(聴いてみて)
さてさて、周波数特性ではかなり困ったことになっていた「LEAF LED Manufacturing」のOPTですが、ここ数日音を聴いております。
これが、案外悪くないんですね。
高域が落ちているという印象もないし、低域の力強さもそこそこある。定位の良さや解像度の高さはそのまま、音の品位も落ちたという感じはありません。
2A3シングルアンプは、音の艶っぽい魅力では優れているものの、これと比べるといささか締りがなく、茫洋とした感じが否めません。
この差動アンプも、低域の締り感はそれほどでもないのですが、NFBをかけてDFをあげてやればもう少し違ってくるでしょう(ただしそれには、裸ゲインの低さと、OPTの高域特性がネックになります…)。
前回はトランスの特性でガッカリしたものの、考えてみればCDを中心に聴くなら20KHz以上の音域は再生されません。特性は他人に見せられない代物ですが、音はそうそう引け目を感じるようなものではなかったわけです。
ただ、換装前のトランスで測定した結果から推察するに、このアンプの回路としての素性は、もっと広帯域なはずなので、潜在力を活かしきれていないことも確かです。
やっぱり、また別のトランスに変えるのかなぁ。
電源トランスが黒なので、ノグチトランスならPMF-25Pですが、これを見てしまうと、新たに買ってまで手を出すのは二の足を踏みます。
ソフトンのRX-40-5というのもありますが、一次のインピーダンスが変わるので動作点の見直しが避けられない上、定格40Wもの品をこのアンプに使うのは役不足というか、もったいない気がします。それに、DCのアンバランスには敏感らしく、バラつきの多いTV球の使用でDCバランスも崩れがちなこのアンプに使うには、DCバランスサーボ回路が必須となってしまいそうです。サーボ回路はいずれ作りこむつもりとはいえ、最初から必須といわれると、ちと辛い。
そうなると、詳細な特性は不明ながら、やはり手持ちのサンスイの古いH15-8をつけるのが妥当な気がしてきます。ただし、この場合はシャーシにそのままでは装着できないので、多少不細工になるのを覚悟でアダプターを自作する必要があります。
往年のサンスイなら悪かろうはずもないので、方針はほぼ決まりました。
さて、折角なので記録として、まだオーディオ専科のトランスをシャーシ内に内蔵しているときの内部写真と、現時点の外観写真をアップしておくことにしましょう。
トランスを内蔵した結果、かなり中が狭苦しくなっているのがお分かりと思います。
ちなみにヒーターの配線は、アース母線に添わせる形で、最後に引き回しています。
現在の外観は、トランスのデザインも大きさもそろっていて結構いいバランスなんで、その面だけでも捨てがたいんですが…。
投稿者 clad : 2008年09月07日 22:51
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