2011年03月26日

【震災】被害はなかったものの

久しぶりの更新となってしまいました。
前回の更新の後、ヘッドホンアンプを作ったりしていたので、そろそろ書き残しておこうと思っていた矢先に、あの震災でした。

たまたまその日は、風邪で会社を休んで家で寝ていたのですが、比較的大きな揺れで目を覚ましました。
マンションの2階というのが良かったのか、ほとんど何も被害はなく、空の段ボール箱が一つ、積んであった場所から転げ落ちたくらいだったので、こんな大騒ぎになるとは夢にも思わず、また寝てしまいました。

しばらくして、息子が遊びに行っていた近所の児童館から電話がかかってきました。
「みんなで体育館で待機しています。迎えに来ていただけますか?」
児童館の職員の切迫した声の様子で、ようやくいつもと様子が違うことに気づき、テレビを点けて唖然としたのでした。

あれから2週間。

我が家の地域はどうやら計画停電の予定がないようです。発表されたばかりの細分化された地域割りにも、やはり含まれていませんでした。
このマンションは地下に貯水槽があり、電動のポンプで汲み上げるので、停電すると断水するのです。
しかも電話はIP電話なのでこれも不通に。
生活インフラはガスと携帯電話しかない状態に追い込まれるので、停電しないのは非常に助かります。
ちなみに携帯電話も通話は困難で、メールも激しく遅延していましたが、災害時の伝言掲示板は非常に役に立ちました。キャリアにも依存しないサービスで、使い勝手はよくありませんが、安否を確実に、大きな遅延もなく伝えることができます。この機会に、家族にも使わせることにしました。
携帯電話の基地局は多くが停電にも耐えるバッテリー内蔵タイプなので、最後の通信インフラとして使えることが分かりました。

現時点での最大の心配事は言うまでもなく原発でしょう。
政府や東京電力の公式発表以外にも、様々な情報が錯綜しているので何とも言えません。仕事を放り出して東京を逃げ出すわけにもいかず、様子を見るしかありません。
大きく報道されていないのですが、危ない原発は福島だけではなく、福井の高速増殖炉「もんじゅ」も、修理不可能な事故により、数十年かけて冷却する過程にあるという情報を見ました。その間、万が一激しい地震に襲われたらひとたまりもない。決して関西も盤石ではないのです。

原発を日本に上陸させたアメリカや、当時の日本側関係者の動きを取材した、NHKのドキュメンタリー番組がネットに掲載されていました。
「資源のない日本には原発が必要」…本当でしょうか。中国にも石油なんかほとんど出ませんが、石油がないから貧しいのでしょうか。EUでも、いくつもない原発保有国と多くの非保有国で大きな貧富の差があるでしょうか。少なくとも原発がその理由ではないでしょう。
資源も原発もない国は、どこも貧困に喘いでいるわけでもない。

この危機を乗り越えて、やっと戦後は本当の意味で終わるのかもしれません。もう一踏ん張りです。被災された皆さんも、救援活動に従事される方々も、石にかじりついて不自由な日々の生活を送る人々も。

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2010年11月17日

【起業】リスクをとるために必要なこと

相変わらず腰が痛みます。4月からずっと続いていて、一時はもう治らないかと悲観的にもなりましたが、鍼灸院に継続的に通うようになって、ようやく快癒の方向にすすんでいることが実感できるようになりました。
結局は整形外科でも、治療らしい治療というのはなくて、自己治癒を待つしかないのですね。それなら鍼灸院の方が、まだしも自己治癒を促してくれる効果があるように思います。そう気づくまでに結構な時間とお金を使ってしまったわけですが…。

その鍼灸院で「鍼灸院の開業費用は、美容院やパン屋など他の業種に比べると安く済む。それでもカナダで開業しようとした場合とでは、日本ではカナダの10倍もかかる」という話を聞きました。

その鍼の先生は、カナダ(今は米国の大学、医学部)で鍼を教えている方に師事してその道に入ったので、一時期生活していたカナダの事情に詳しいのです。
何がそんなにかかるのかというと、機材等もそうですが、例えば不動産を借りるにしても、保証金を積む必要があるのだとか。
また、とある先生の友人(鍼灸師ではない、一般の人)は「日本人は、相手の人柄を見て信頼するという文化がない。だから個人の能力を信じて投資するということがなく、大企業でない相手からは、必ず担保を取る。これでは開業も起業も活性化しない」といっていたそうです。

ベンチャー企業への投資は、例えば同じ金額を100件に投資して、そのうちの99件が失敗しても、残り1件が100倍のリターンを返してくれれば、トータルではとんとん。2件が返してくれれば投資金額の2倍のリターンがあったことになります。本来はこのくらいの感覚で投資するべきなのでしょうが、日本では投資の失敗を恐れる傾向が強いようで、結果的に大化けする投資先にも恵まれないようです。

なぜ失敗を恐れるのか。結局、失敗すると取り返しが付かない(と、予想される)から、に尽きます。
一度失敗した人は、また失敗するのではないかと、周囲から思われるという傾向が、日本では強いのでしょうか。

以下は、Daily BCN Bizlineというメールマガジンからの引用です。

“深刻な話です。よく聞く話ですが、
IT業界には、うつ病者の占める割合が他の産業に比べて多いのです。
「下請け」の受託ソフトウェア会社に取材すると、
常にプレッシャーを感じながら、納期と品質管理に追われ、
ものすごいストレスを抱えているといいます。
プロジェクト・マネージャーが脳梗塞で倒れた、
あるいは自社ビルから飛び降り自殺した、ということを明かし、
私の前で涙を流す経営者もいました。”

もちろん問題はIT業界に限りません。

失敗を許さない社会。自殺も多い、閉塞感が漂うのは当然。当然ですが、この話はビジネスの世界にとどまりません。
江戸時代からの共同体社会。年貢は連帯責任で納める。落伍者は「他人に迷惑を掛ける」存在。アウトローは「村八分」にされる。共同体の外では生きていけない。個人でリスクをとることもまた許されない。

結局、個人が真に自立した社会を築くしか、この閉塞感を打破する方法はないのではないでしょうか。
真の自立とは、共同体に頼らずに自分自身の責任でリスクをとっていけるということを意味しています。
これは孤立とは違います。個人が責任を取ることを皆で支援する仕組みが必要なのです。個人が自立してリスクをとること自体を尊重する風土が、その土台には必須です。
連帯責任を負わされた共同体では、これは無理でしょう。抜け駆けを恨み、成功者を妬む風土とは正反対ですから。

その手始めはやはり、個人の失敗を赦し、再チャレンジを可能にすること。そのための教育(人材育成のみならず、大衆を巻き込んで社会的な合意を形成するのが目標)からという気がしています。

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2010年11月16日

【研修】挨拶の励行

実に8月末以来の投稿で、随分と間が開いてしまいましたが、2ヵ月半の日常をずらずらと並べても一つも面白くないので、もし気が向いたらということでここでは書きません。

会社の人事部門には、社員のマナーの低下を嘆く人が常にいるようです。時々思い出したようにマナーの向上を呼びかけられるのですが、ついに挨拶の励行について研修を受けさせられました。

さすがに集合研修ではなく、e-ラーニングではありましたが、社員の貴重な時間を使ってまで研修を受けさせるというのは、相応の危機感を抱いているということでしょう。
社員のマナーの低下がモラルの低下を反映しているといったことでしょうか。
それにしても、新人向けならまだしも、全社員に受講を強制するのですから、ただ事ではありません。

研修の中に、既に引退した会社の受付の警備員の言葉というのが引用されていました。

「一生分の挨拶をして、一生分無視されました」

これを見た瞬間、だから警備員にも挨拶をしよう、という気には全くなれませんでした。
彼らは社員の顔を見ていない。社員証しか見ていないのです。
社員証を家に忘れたら、どんなベテラン社員でも見分けることはできないのが彼らです。
それなら人間でなく、ロボット警備員でいいわけです。社員証はカードリーダーで情報を読み取って識別できるのだから、その方がよほど確実なのです。

この言葉を残した警備員個人が、果たしてそういったロボットのような人だったかどうかはわかりません。すべての警備員を認識しているわけではありませんから。
もしかすると、社員一人ひとりを識別する、プロ意識の高い人だったかもしれません。
しかし、今いる警備員の中にはおそらくそんな人はいません。
ただ受付の脇に立って、通り過ぎる人に向かって機械的に挨拶を繰り返しています。
そんな相手に対してまで、なぜ挨拶をする必要があるのか?

ロボットほどの付加価値も生まない人間。つまり思考停止している人間です。
そんな「ロボット」に機械的に挨拶を返すのもまた同様に思考停止であると思うのです。

「ロボット」にも挨拶しろと社員に要求する会社。その方がマナーにかなうのだそうです。
何のためのマナーなのでしょう。人間同士が摩擦なく、気持ちよく過ごすためのマナーのはずなのに。
これではマナーの形骸化を促しているとしかいえません。

社員に思考停止を要求してどうするのでしょうか。
組織の硬直化・官僚化は、こういったところから始まるのでしょう。

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2010年07月14日

【川柳】冷奴

直訳すれば クールガイ


…これを真に受けて、タトゥーに「冷奴」と掘り込んだアメリカ人がいたとか。
Tシャツくらいなら、良かったんですけどねぇ。

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2010年06月05日

【怪我】子供の回復、大人の継続

5月の末は、子供たちの運動会シーズン。今年は幸いにも天候に恵まれ、中二の長女も小二の長男も、滞りなく体育祭・運動会を終えることができました。

長男は運動会の1週間前に、整形外科の先生からやっと全快宣言をもらったばかりでした。ようやく走ることを許可されたわけで、それまで1ヶ月以上走っていなかったので、流石に徒競走は残念な結果に終わりましたが、一時は運動会への参加自体も危ぶまれたわけで、フル出場できただけでも十分な結果でした。

子供たちについては万々歳なのですが、私自身がどうも冴えない状態が続いています。ゴールデンウィークに入る前から、腰痛がずっと治らないのです。

15年ほど前にぎっくり腰をやってから、時々再発はしてきましたが、これほど長く苦しむのは初めてです。
動けないほどではないのですが、長い時間立ち続けると痛んできます。腰をそらせるのがいけないので、極端な猫背気味の前かがみにしていればいいのですが(非常にみっともないのですが、外見を気にしている余裕はありません)、困るのは満員電車です。自由な姿勢を取れないのです。

腰を痛めると、人間は腰で立っているのだと、文字通り痛感するわけですが、満員電車では特にそうなのですね。狭くて姿勢が制限されると、腰を使って姿勢を保つようです。

酷いときには、乗り換えのたびにホームのベンチに座って休み、背中を曲げて腰のストレッチをして、ようやく次の電車のホームに移動するといった有様でした。
最近ようやく、休憩を入れずに自宅から会社まで、一時間強を通勤できるようになりました。
それでも会社に着くと、まずは休憩です。仕事を終えて家に帰ると、腰をかばうせいか足がパンパンになっています。万歩計を着けたら全然歩いていないことがわかるはずですが…。

整形外科でMRI診断の結果、椎間板ヘルニアになりかけという状態でした。腰椎の骨の間隔が狭く、その隙間から出っ張ったところが素人の目にもはっきりとわかりました。しかし、その程度では椎間板ヘルニアとはいえないのだそうです。

鍼灸院でも、整形外科のマッサージの際にも同じ事を言われたのですが、骨盤の前側の筋肉が硬く張っており、背筋との強い引張りっこになっているのだそうです。前と後ろで引っ張り合うことで姿勢を保って直立するわけですが、これが強すぎて腰椎が上下方向に圧迫され、ヘルニア気味になっているらしいのですね。
長時間椅子に座って仕事をする人は、この症状でヘルニアになることが多いのだとか。私は早めに気付いて、まだ良かったのかもしれません。

整形外科では、マッサージと湿布くらいしか治療法がみたいです。鍼灸院で聞くと、骨盤の前側の筋肉をマッサージする方法は結構難儀で、自分一人ではなかなかできません。腰痛では運動も制限されるので、身体を動かして硬くなった筋肉をほぐすことも難しい。
厄介ですが、少しずつストレッチや、意識して大またで歩く(腰を痛めない程度に)を続けながら、様子を見ていくしかないようです。

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2010年04月30日

【アイスランド噴火】激しさを見せ付ける動画

今回の噴火、ようやく落ち着いてきたのでしょうか。
個人的には、ミュンヘン在住の叔母が帰国しており、搭乗しようとした飛行機が噴火後のミュンヘン行きとして第1便だったことで、強く印象付けられました。

ツイッターで見つけた動画です。煙の中を衝撃波が伝わっている凄まじい様子が見て取れます。こんな映像は初めて見ました。記録として残しておこうと、ブログにも貼ることにしました。

投稿者 clad : 16:09 | コメント (1)

2010年04月10日

【子供の怪我】スキーで大転倒

先週末から今週にかけて、我が家はてんてこ舞いでした。
先週末に草津に出かけたのですが、そこで私と長男でスキーをしていたところ、長男が転んで怪我をしてしまったのです。
何もない緩斜面でしたが、春スキーで雪が重かったので、つんのめるように転倒してしまいました。あるいは左右の板が交差したりしたのかもしれません。まだ今シーズンから始めた初心者なので。

もともと人出は多くなく、ちょうど昼ごろでゲレンデは空いていましたが、たまたまスキースクールの先生が通りかかって、無線でレスキューを呼んでくれました。
レスキューの人はボートのようなそりを引いてきて、子供を乗せて救護室に運び、近くの接骨院に連絡を取ってくれたので、タクシーでそこに担ぎ込みました。

日曜日だったので整形外科は休みでした。
接骨院では超音波の検査を行いましたが、明確な骨折以外は良く見えないようです。とりあえず大事を取ってギプスで固定し、翌日に整形外科で検査をするということになりました。
転んだ当初は痛がって泣いていた長男でしたが、その頃には患部を触らない限り痛むこともないようで、さほど重症ではないと思われました。ただし足を着くと微妙に傷むようでした。痛くて足を着けないと骨折が疑われるということで、左足をがんじがらめにされてしまいました。

月曜日までは休みを取ってあったので、午後にゆっくり帰京する予定でしたが、高速バスの時間を早めて、自宅近くの整形外科に夕方までに連れて行こうということになりました。
バスで乗り継ぎなしで新宿まで、そこからはタクシーで自宅まで。本来なら贅沢な分らくちんな移動のはずですが、何しろ長男は片足がつけず、松葉杖もないので、私がお姫様抱っこで連れ歩くしかありません。おんぶだと足に負荷がかかって好ましくないと接骨院でいわれたので。
さすがに25kgの子供をお姫様抱っこで歩き回るのは結構大変です。部屋の中でもトイレに連れて行くときなど毎回そうでしたから、それだけでもかなり大変でした。

地元の整形外科でレントゲン撮影をしたところ、骨折の様子はなかったのですが、骨端線と呼ばれる、子供だけに存在する骨の成長部分(軟骨)が傷んでいる可能性があり、骨折よりは早く治るもののギプスでの固定は必要とのことでした。
ただ、松葉杖を借りることができたので、抱っこの回数が減ったのは助かりました。段差のある場所だけで済むようになったわけですから。

その夜、ネットで「骨端線損傷」などの情報を検索すると、いろいろと怖いことが書いてあってすっかり落ち込んでしまったのですが、これらはレントゲンでも異常が見つかり、手術が必要なくらい症状が重い場合の記述で、長男の場合は幸いそこまで心配する必要はなかったようです。
金曜の午後に診察を受けると、「ギプスを外してみようか」ということで、湿布と包帯だけで週末に歩行の練習をしてみて、月曜に痛みなどが出ているようならMRIなどの検査をする、ということになりました。

本人は既に触っても痛みを全く感じないようで、松葉杖にもすっかり慣れて元気一杯、近くの児童館に遊びに行きたいと言い出す始末(止めましたが)。
昨晩はこちらもそれまでの疲れが一気に出て、泥のように眠りました。
木・金と二日間ですが、車で学校に送迎するなどのスクランブル体制で臨んでいました。来週以降もスケジュールをやりくりして乗り切る予定ですが、まだ松葉杖のお世話になっているとはいえ、ギプスが予想外に早く外れたので、親としてもほっとしてしまったわけです。

来週は学童保育所にも行かせます。これから保育所に行って指導員の方に説明とお願いをしてきます。
子供の湿布の交換もしてやらないと。今晩からはやっと風呂に入れてやれるかな。

まだ騒ぎは収まっていませんが、てんやわんやというほどではなくなりました。やれやれ…。

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2010年03月23日

【家族】一年間を振り返って

年度末ということで、PCオーディオのネタはちょっと脇に置いて、我が家のこの一年を振り返ってみようと思います。子供が家庭の中心にいると、一年の区切りは年末よりも年度末になりますね。

ダブル受験というハードル(高かった!)をなんとか乗り越えて、長女は新中1、長男は新小1として新たなスタートを切ったのがちょうど一年前の春でした。
受験は終わっても、手続きに説明会、制服などの入学準備にバタバタしているうちに入学式を迎え、5~6月には相次いで体育祭、続いて長女の部活が始まり、一息つく頃には夏休みになってしまいました。

とはいえ、さすがに受験の年ほど多忙を極めたわけでもなく、一年以上封印していた旅行を解禁。それぞれの休みの日程のandを取るので短期で近場にはなりますが、神奈川の大山や熱海の会社の保養所、夏休みは草津と、家族で休日を楽しむことも出来るようにはなりました。

それにしても子供達の成長ぶりには目を見張るものがあります。
長女は土曜日も含めて(行事が近づくと殆ど毎日の)部活に精を出し、オーケストラでクラリネットを吹いています。帰宅してからは弟を学童保育の迎えに行ってくれています。これだけでも、親の負担がどれだけ軽減されることか。帰宅時間に神経質にならずにすむのは、会社に勤める親としては本当にありがたいのです。
オーケストラに入るとは夢にも思わなかったのですが(美術部とばかり思っていました)、急に音楽好きになってきたようで、『名曲探偵アマデウス』を親より熱心に観ています。これはうれしい誤算でした。
新型インフルエンザでの休みを除くと(休みとはカウントされない)、一年間皆勤だったのも褒めてあげたい。親よりよっぽど丈夫じゃないか(苦笑)。
新型インフルエンザといえば、これのおかげで学園祭が中止となった(学校始まって以来らしい)のは驚きました。学園祭での発表を目指して活動していたクラブの皆さんの落胆は激しく、先日行われたオーケストラの定期演奏会では、挨拶に立った高2の部長さんが溢れる涙を堪えきれず、こちらももらい泣きしてしまいました。
演奏そのものも、これを最後に部活を引退する高2を中心とした皆さんの必死さが伝わる見事なできばえでした。それにしても、中学と高校の部活のオケで、ルスランとリュドミラ序曲とか、チャイコフスキーの『ロミオとジュリエット』など、結構な難易度の曲を立て続けに取り上げるのは大したものです。
さらに感心するのは、これらのイベント運営を徹底して生徒中心で行い、先生方が裏方に徹しているところです。子供から大人への階段を上るために、実に素晴らしい教育ではないでしょうか。この学校に長女を通わせることが出来て本当にありがたいと思えた一年間でした。

新型インフルエンザは長男の通う小学校も直撃し、クラスで罹らなかったのは5人だけという凄まじい状況でした。長男は年明けに季節性インフルにも罹患し(予防接種をしていたのに)、1シーズンに2回かかるという椿事となりました。
それでも、彼もまた(公休扱いのインフルを別とすれば)風邪で1日休んだだけと、元気に学校に通ってくれました。漢字検定10級に満点で合格するなど、勉強も頑張っていましたが、何より毎日楽しく通い、友達と遊ぶのが楽しくて、週末も朝から鉄砲玉のように飛び出して児童館や公園で遊びまくる姿は、自分の子供時代と比べても眩しくすら感じます。
学童保育所では上級生とも全く物怖じせずに仲良しになり、彼らとの遊びの話になると夢中で止まらなくなります。もう少し人の話も聞ける様になるともっといいのですが、高望みというものでしょう。まずはこうして社交能力が磨かれていく様子を見守っていきたいと思います。
勉強はまだこれからでいい。まずは、後になってから「遊び足りない」と思わないで済むように、思う存分遊ばせてやりたいのです。

順調に育っている子供たちに比べ、大人のほうはボチボチというところでしょうか。
昨年のダブル受験までで、いろいろなものを相当擦り減らしましたので、今年は充電しながら再起動をはかった年という感があります。
溜まっていた有給休暇を受験関係でかなり使ってしまいましたし、生活パターンも変わりました。
私個人での大きな変化といえば、夏前からウォーキングを始めたことと、ツイッターを始めたことでしょうか。前者はここのところ天候不順や花粉などでペースが落ちていますが、一貫して増える傾向にあった体重とウエストに歯止めをかけることに繋がりました。ツイッターは情報が早いので新聞の必要性がますます下がり、ブログの更新頻度も減りました(長文を書きたいとき以外は、ツイッターでつぶやいてしまうため)。
仕事のほうで大きな変化はありませんが、じわりじわりと充実してきております。

ただ、結局新作のアンプには手が付けられずに終わってしまいました。ファンレス、HDDレスのネットブックを買ってLinuxを導入し、音楽サーバー上にCDをリッピングして溜め込むところまでで力尽きてしまっているわけです…。
とはいえ、会社勤めの個人のリソースなんて所詮限られたものです。その割には本もそれなりに読めているし、まずまずというところかな。

子供たちの学校のカラーや、行事などへの参加の仕方も勝手が分かってきたので、次年度は生活をもっと効率的にこなし、自分の時間ももう少し上手く取れるといいかなと思っています。それと、本格的に体力づくりを考えたいですね。作るといえば、懸案のメインアンプ作りも。

何にしても、今年度はもろもろを軌道に乗せるのが第一、という一年でした。
次年度はちょっとずつバージョンアップを図っていきます。

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2009年10月28日

【ツイッター】開かれていても荒れない場の魅力と、庭の手入れについて

最近ブログの更新頻度が落ちているのは、紛れもなく“ツイッター(twitter)”のせいです。
一回に書き込みできる文字数が140字に限られ、「ミニブログ」などと言われることもあります。日常的な些細なことはツイッターに書いてしまうので、ブログに書くのはあえて長文で考えを述べるような事柄に絞られてくるわけです。

ツイッターはミニブログと呼ばれるだけあって、140字以内の書き込みとは言え、それぞれに独立したURLが割り振られます。基本的に世界中に公開されるので、mixiのようなSNSとは違います。あの独特な息苦しさはない反面、使い方がわからないうちは何が面白いのかピンとこないことがあり、始めてすぐに放り出す人も少なくないようです。
私自身も始めてしばらくの間は、宇宙に向かって虚しくつぶやいているような感じでした。実際その通りで、その時点では誰も私のつぶやきには気づいていなかったでしょう。

何かが変わるのは、誰か他のツイッター参加者を“フォロー”し始めてからです。“フォロー”すると、相手のつぶやきがほぼリアルタイムに見えるようになるからです。10人フォローすれば10人分、100人フォローすれば100人分のつぶやきが、時系列で目の前に現れます。
これのことをツイッターでは”タイムライン(TL)”といいます。文字通りですね。TLを見て、この宇宙に自分は一人ぼっちではないことが分かります(笑)。
ツイッターの参加者には、いろんな人や団体がいます。音楽関係では、ベルリン・フィルやニューヨーク・フィル、クロノスクァルテット、スティーブ・ライヒなどなど。日本人は実名を明かす人は少ないのですが、海外では実名で参加するのが普通のようです。

次の段階は、他人のつぶやきに返事をしてみます。各つぶやきに返事を送るボタンがあり、140字以内(相手のIDも含めて)で反応を書いて送ることが出来ます。
そうやってコミュニケーションを取るうちに、相手と波長が合えば、今度は相手がフォローしてくれるはずです。相手のTLに自分のつぶやきが現れるようになるので、時々相手から自分のつぶやきへの反応が返ってきたりします。

そんなことを繰り返しているうちに、自分がフォローする人数も、自分をフォローしてくれる人数も増えていきます。ある程度フォローする人数が増えると、自分のTLが一つの世界を構築しているような気がしてきます。
実際には、自分が見ていないところでもTLには数多くの発言がなされ、そのまま見ることなく終わる場合も多いですし、いうまでもなく個人個人の見ているTLは一つとして同じものはないのですから、TLは世界の一段面、というのに近いといえるでしょう。

自分が興味を持った人が生息して、いろいろ勝手なことを喋っている。フォローする人数が極端に少なければ、それは狭いコミュニティーのようなものだし、極端に多ければ(何千人、何万人とフォローしている人さえいます)、それはほとんど世界そのものに近いともいえそうです(新物好きの人が多いことは確かでしょうけれど)。

TLに見える(フォローしている)人が何をどう書き込むかは管理できません。しかし、自分でフォローする(そこに現れる)人を選ぶという行為で、ある程度は管理できます。自分の人格と真っ向から対立しそうな突拍子もないことは、人はそうそう書き込まないものです。
そういった【緩い】管理をなされたTLというのは、管理している立場の人間である私からは、一種のガーデニングに近いような印象があります。

箱庭というと外界から隔離された感じですが、TL(というかツイッター。TLはツイッターの個人への見え方そのものなので)はもっと開放されたものです。出入り自由、とはいえませんが、他の人の発言を流用・引用した発言も流れてくるので、見える世界はフォローしている人だけに限られるわけではないからです。
ガーデニングで自分好みに世界を調整していく。しかし、そこには外からのお客さん(動植物)が出入りして、世界に花を添えてくれます。訪問者の皆無な庭は、自己満足だけに閉じた世界で、私は好きになれません。

管理する庭の花々(フォローする人々)との対話を楽しみつつ、時に訪問者に話しかけたりもしながら、日がな庭に佇むもよし、あるいは時々訪れてみるもよし。
全く手入れをしなければ庭は荒れていきます。ツイッターでも、自分が発言しなくなると、次第に忘れられてしまいます。コミュニケーションのツールでコミュニケーションを拒否したら、そうなるのは当然ですが。しかし、入り浸る必要はなく、気が向いたときに覗くだけでもいいのです。
ガーデニングとツイッターが違うのは、庭は見ている間にどんどん変化するなどということはありませんが、TLは見る見るうちに話題が変わり行くめまぐるしい世界だということです。「世界の断面」なのだから当然ですが。

「ツイッターは荒れない」ということも言われています。まだ参加者が少ないということも理由の一つかもしれませんが、誹謗中傷や反社会的なことなどを書き込む人は、フォローしない(自分の書き込みをその人からも見られないように「ブロックする」ということも可能です)という選択ができるのです。「荒らす」人は、それをよしとする人にしか相手にされなくなるシステムなのです。
ただ、ここで調子に乗って、気に入らないことを発言する人を片っ端からリムーブ(フォローを外すこと)していくと、確かに自分にとっては気持ちのいい世界になるでしょうが、決して多面的な世界を反映したものにはなりません。

私は、TLがなるべく閉ざされた世界にならないように、ある程度の人数をフォローするとともに、自分と必ずしも意見の一致しない人も含めるようにしています。
例として、私は民主党と自民党、それぞれに所属する政治家さんたちをフォローしています。意見は当然異なりますが、片方だけに耳を傾けるより、思考の偏りを防ぐことができるでしょう。
いろいろな人の言葉に触れ、刺激を受けてこそ、ツイッターという開かれたコミュニケーションツールを選ぶ意味があると信じるからです。

ツイッターの急速な普及を目の当たりにして、日本でもmixiやアメーバブログといったサービスが、露骨にツイッター対抗の短文コミュニケーションサービスを始めました(アメブロは12月に開始予定という告知)。
mixiは閉鎖的なので興味はありませんが、一般に開放された同様のサービスが始まると、競争が働いて進化のスピードが速まるし、必ずしも悪いこととは思っていません(露骨に物真似なのが、同じ日本人としてちょっと情けなく不愉快ですが)。

ネットの世界は相変わらずめまぐるしく進化を続けています。ツイッターの参加者には情報感度の高い人が多いので、そういった意味での刺激的な情報にも触れやすくなり、これが飽きのきにくい理由の一つでもあります。

さて、これを書いている今頃、TLではどんな話題で盛り上がっていることでしょうか。

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2009年10月24日

【ものづくり】エンジニアの魂

マラウイの少年、独学で風力発電に成功 7年かけ

“材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、プロペラ、車のバッテリー。タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリの木を使った。「風車を作るんだと話すと、だれもがぼくを笑った。あいつは頭がおかしいといううわさが、村中に広がった」
もの珍しげに取り囲む群衆と、溶かした金属から立ち上る熱気で汗だくになりながら、ウィリアム君は黙々と作業を続け、3カ月後には最初の風車を完成させる。タービンが回り、取り付けた電球に明かりがついた時には「これでもう頭がおかしいなんて言われないと思い、ほっとした」という。”

これを読んで、多少なりとも胸が熱くならないエンジニアは居るのでしょうか。

物をつくる喜びは、それで人を喜ばせたり、驚かせたり、感動させたいから。
その原点をストレートに思い出させてくれるこのストーリー。

欧米の植民地政策は、決して現地が独立して生きていけないように、産業が育つのを徹底的に阻むことを基本としてきました。
その苛烈な仕打ちに最も手酷くやられ続けてきたのがアフリカです。

そんな欧米のメディアが「アフリカには、政府や支援団体に頼らずに自分の力でチャンスをつかみ、問題解決の道を切り開く新たな世代が育っている」などというのはお笑い種ですが、世の中の流れが変わってきているのは確かでしょう。

冷戦と言う東西問題に続いて、南北問題も次第に解消の方向に動き出しています。
それは、基本的には資本の論理…人々が貧困から開放され豊かになることにより、裕福な北半球の西側世界のものだけだった市場が、次第に世界中に広がることで、さらに経済成長を続けるという論理に則ったものかもしれません。

それでも、本当に世の中を変えるのは、実際に自ら手を汚して物を作るエンジニアなのです。
農業一つにしても、焼き畑農業から脱却するには様々なエンジニアリングを活用することになります。アフリカに求められているのは、まずは灌漑などの土木からでしょうか。
そのためには確かに金が必要ですが、金が動いただけでは、何も変わらないのです。

…これは、単に(元)エンジニアである自分がそう思いたいだけなのかもしれません。
私がいくら趣味でアンプを作っても世界は一つも変わりませんし、今やっている仕事だって一企業の業績には微弱なりとも影響するとして、所詮そこまでのものかもしれない。
ですが、仕事はともかくとして、私が作ったアンプは家族には喜んで受け入れてもらっているし、いずれもっと他の人に聞かせる機会ができれば、いろんな人を喜ばせることだってできるかもしれません。

私は生涯、何か物をつくり続けていきたい。改めてそう思いました。

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2009年10月15日

【温暖化】ますますこじつけに見えてきた

地球温暖化が、産業革命以降に人間が排出してきたCO2などの温暖化ガスによるものだ、という主張への疑問は、このブログでも再三再四取り上げてきました。

CO2という政治的な物質

CO2、および太陽黒点についての記事追加

“CO2による地球温暖化”への反論

地球温暖化の原因は、本当に人間の活動なのか?

最近、こんなブログ記事を見つけました。元ネタはBBCの記事です。

どうやらあと20年くらい、地球温暖化は進みそうにない

元ネタの記事のヘッドラインにはこんな記述が。
“This headline may come as a bit of a surprise, so too might that fact that the warmest year recorded globally was not in 2008 or 2007, but in 1998.”
つまり、1998年以降は温暖化は進んでいないということですね。

地球温暖化の原因は、本当に人間の活動なのか? の冒頭には、私はこう書きました。

「地球は、恐竜時代は今よりずっと暑かったし、マンモスの生きていた時代は氷河期で寒かった。長い歴史のうちで気候変動を繰り返してきており、ここ数万年は比較的安定していました。その間に人類の文明が発達したわけです。」

人類の歴史の中でも、中世は近年のように気温が高かったことがわかっています。このグラフを見ると、「中世の温暖期」という部分と比べて、特に近年が高温というわけではないのが一目瞭然です。
にもかかわらず、数百年単位という長期の気候変動の中でも上昇期だけを捉えて、それが延々続くといった強引な予測を立てている人が、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)というところに集まっていると考えたほうが、むしろ自然だと思います。一般的なグラフの読み方としては。

また、こんな情報も。

夏の北極海の海氷 2年続けて拡大

人類の活動による地球温暖化という説は、最後にカタストロフィが訪れるというところまで、キリスト教のヨハネの黙示録を想起させる、一種の宗教的終末論に近いものと私は考えます。

とはいえ、化石燃料に頼り続ける文明は、資源の枯渇により持続不可能になるのはわかっているわけで、代替エネルギーの探求が必要なことは明らかです。
それは、産業革命の初期に燃料として木材を伐採しすぎた英国が、代替燃料として石炭を開発したのと同じように、粛々と行われればいいので、「このままでは地球が破滅する!」などという大騒ぎをしながら進めるようなものではないはずなのです。

近代西洋文明を支えた科学の発展も、その過程においてキリスト教思想の影響は免れていない(村上陽一郎氏の著書などによる)ので、こういうプロパガンダが優勢な流れになりがちなのも、その様相を反映していると考えることもできるわけですが。

そして、こういった政治的プロパガンダが喧伝されるときは、それによって利益を得ようという人も出てきます。欧州では、何とかして排出権取引の市場を自国に誘致しようというロビイングを行う国まで現れているとか。

一方で、環境問題には「環境テロリスト」とでも言うべき過激な集団が少なからず存在し、中には野生動物や自然環境にも人間と同様の人権(?)を与えるべきで、彼らの人権(?)を踏みにじる人間の横暴を指弾するのに暴力を持ってすることも吝かではないという、狂信者が活動しているのも現代の一側面です。
彼らはアメリカの公民権運動に影響を受けていて、かつて人権が認められていなかった奴隷の開放を支援する活動が非合法だったのと同じように、地球環境に人権(?)を認めさせるために、環境破壊を暴力的に阻止する活動も今は非合法でも、いずれ合法的に認めさせるという思想を持つそうです。
正直言って、そういう人たちとは関わり合いになりたくありませんが…。

なかなか厄介な世の中ですね。

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2009年10月13日

【仕事】プロのタクシー運転手

Twitterで知った情報ですが、ちょっと凄いタクシー運転手さんのノウハウ開示を見つけてしまったのです。

「はてな」での「東京23区武三地区で、タクシーの営収につながる情報を教えてください」という質問への4番目の回答です。

ボリュームも凄いですが、中身のリアリティも凄まじく、これは妄想なんかではないでしょう。
どんな仕事にもいろんなノウハウはあるだろうし、タクシーの運転手というのはノウハウの多寡が勝負を決める職業の一つともいえるのでしょうね。
それにしても、これは凄いとしか言いようがありません。

以下、ちょっとだけ引用します(これでも、ほんの一部です)。

「タクシーをやるならついでにディトレーダーもやったらいいと思います。タクシーに乗ってくるようなお金をバリバリ稼いでいるサラリーマンから得た情報を集めればすごく価値のある知識の集約になります。
どうせ昼間の時間帯なんかたいていがんばって2万円前後なのでだったら株式市場の動いている午後3時まではネットに張り付いていたほうがいいと思う。
タクシーが本当に稼ぐのは夜。昼間はディトレード。朝と夕方にサラリーマンから市場の情報を仕入れる。」

…いったいいつ寝るんでしょうか。

「14:30~16:45
休憩。昼食を済ませてぐっすり寝ます。」

これ以外、睡眠も食事も一切書いてませんが。
自分の腕一本で稼ぎまくるためには、これくらいの生活を送る必要があるんでしょうか。

…私には、無理だな。1年もたずに病気になるでしょう。
人生の短期間に集中して稼ぐのはやり方として理解できるけれど、これを数年続けても、後は一生遊んで暮らす、というわけにはいかないだろうし。

そう考えると、今の自分がとても恵まれていると思えてきます。
こうして人間は保守的になっていく…というほどの問題でもないか。

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2009年10月06日

【電気製品】モノが壊れる年回り、なのか

全く、今年は一体どうしたことでしょうか。
最初は自分専用PCでした。突然電源が落ち、以来全く起動しなくなったのです。これは捨てるつもりだった部品を集めて作った、いわばジャンクの塊のようなものでしたから、諦めました(それまで相当悪あがきしましたけど)。

次は、居間の照明が点かなくなりました。新婚家庭で購入したものですからかれこれ17年目、とはいえ蛍光灯の寿命ではなく、照明器具自体が壊れるとは思いませんでした。

続いて、ネットワークに直接つないだハードディスク(NASといわれるファイルサーバー)です。これは24時間稼動するのが基本ですが、夜中にハングアップするようになってしまったのです。温度上昇が原因らしいのですが、詳しいことはメーカーにて修理中のため良くわかりません。

これには、6年分の写真や動画などのデータが入っており、非常に焦りました。幸いバックアップは取れたので、最悪の事態だけは免れました。

その後は、和室の照明。これもまた17年物です。インバーター回路でもいかれたのでしょうか。

さらに、コードレス電話兼FAX端末。これのコードレス通信機能が壊れ、ただの固定電話機兼FAXになってしまいました。とても不便ですが、固定電話を使う回数は昔と比べると激減していますので、我慢して使い続けています。

自宅のものだけではありません。
会社で私が管理していた、共用端末。ハードディスクをつないでいると、内蔵・外付けに関わらず、起動しなくなってしまいました。マザーボードのケミコンがいくつか膨れ、一部は液漏れがありました。業務時間中に修理するわけにもいきません。個人の物なら修理してみますが、さすがに残業時間まで使って修理する気にもなれず(そもそも自宅で壊れたジャンクPC並みに古い物でしたし)、他の機械で代替可能な仕事しかさせていなかったので、さっさとお払い箱にしました。

そして今日。今度はファイルサーバーがけたたましいアラート音を出し始めたのです。原因はRAIDを構成するHDDの一つが故障したためでした。
もう帰宅しようかという夕方でした。
実は昨日の夕方、微熱だった7歳の長男が、急に高熱を出したのです。急いで帰宅してかかりつけの小児科に連れて行き、検査したところインフルエンザでした。
一時は40度もの熱を出しましたが、幸いタミフルが効いて、その晩のうちに熱は微熱に戻りました。
とはいえ、油断すればまた熱が上がる恐れもあるし、他の家族に移る可能性もあります。何しろ、まだ誰もかかったことのない新型です(正確には、検査の結果は“A型”までしかわかりません。それ以上の精密な検査は専門機関でなければできないのです。しかし、この時期に季節性のインフルエンザが流行ることはまずありえません。九分九厘新型と思って間違いないわけです)。
そんなことで、少しでも早く家に帰ろうとしていた、まさにその夕方に。

これ以外にも、今年はマウスとかデジカメといった小物までが、次々とメーカーによる無償修理となりました。

他にもあったかな? ちょっと思い出せないくらいです。

ここまで続くと、お払いでも受けたほうがいいんじゃないか、という人もいました。
一方で、植栽関係は、今年は絶好調でした。朝顔は数え切れないほど花が咲き(今でもまだ咲き続けています)、ゴーヤの実のなりっぷりは過去最高(自家用で料理に使うにも多少持て余し気味なほど)です。
バジルや青ジソは完全に自生していて、種など蒔かなくても毎年勝手にどこかの鉢から生えてきます――マンションのベランダだというのに。
ついでにインフルエンザウイルスも絶好調…では困るな。

はてさて、どんなものでしょう。今年もまだあと3ヶ月ほどあります。これ以上物が壊れたりはしてもらいたくないのですが。

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2009年10月05日

【インフルエンザ】冷や汗とニアミス

本格的な流行期に入り、事前にいろいろと情報(例えば下記)は集めておりましたが、ついに身近にも迫ってきました、新型インフルエンザ。

医療ガバナンス学会「新型インフルエンザワクチンで薬害を起こさないために」

先月末は長男の小学校に加え、長女の中学も学校閉鎖になり、後者は学園祭の中止という事態にまで至りました。
さらに今月に入り、先週末には長男のクラスが学級閉鎖に。40名のうちの10名ほどが罹患したとのことで、いよいよ予断を許さない状況だ、と思っていた矢先でした。
日曜の朝、長男が熱を出したのです。

37.4℃。微熱ではありますが、咳をしています。頻繁に熱を測りながら様子を見ることにしました。
私もここしばらくお腹を下していて、調子は良くなかったのですが、そんなことを言っている場合ではありません。

長男は表面上はいつも通り元気そうに見えていたものの、昼もあまり食欲は芳しくありませんでした。
そして午後3時ごろ。急に熱が上がり、38.5℃。警戒レベルは一気に“高”へ。
休日診療を受け付けている施設に電話をし、受け入れてくれる旨を確認して、車で搬送します。
長女は朝から友達の家に遊びに出かけており、助手席の妻がケータイで連絡を取りながら、3人で診療所への道を急いでいました。

信号待ちをしている際に、妻が後席の長男(冷えぴたシートとマスクで武装した姿)を振り向いて「かわいそうに」と言うと、長男は答えるように呟きました。
「主人公も苦しむこともあるんだ。気をつけなくっちゃってばよ!」
緊張しながらハンドルを握っていた父親は、思わず突っ伏して額でクラクションを鳴らすところでした。熱が高くて弱るどころか、この状況で笑いを取るか?!

普段から口数の多い長男。妻が黙るように言いつけると、今度はジェスチャーゲームを始めたらしい(後ろの席なので見えなかった)。本人に全く危機感がないので、こちらも緊張がほぐれて落ち着きを取り戻しました。

診療所は混み合っていて30分待ちを言い渡されました。いきなり嫌な感じです。
更に、待っていると「インフルエンザ検査薬がなくなっちゃった」などという不吉な会話も聞こえてきて、余計に気が滅入ってきました。

実際には検査も受けられたし、何より結果が陰性だったので、一気に気が抜けたのですが…一方で、前後の患者(いずれも中学生?)は共にインフル陽性で、「一週間くらいは休んで…」と言われていました。
狛江でも絶賛蔓延中、ということらしく。
陰性ではあったものの、親子3人、ウイルス濃度が相当高い空気を吸ったのも間違いないでしょう。
暫くは気の抜けない日々が続くのは確実なのであります。

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2009年09月13日

【PC】一勝一敗(?)

先日、自分のアンプ工作室で占有していた自作パソコンが、使用中に突然電源が落ちてしまい、2度と立ち上がらないという事態に陥りました。
Pentium4の2.6GHzを、あえてクロックと動作電圧を下げて、1.3GHzとして低消費電力で静穏化して使用するという、変則的な使用法でしたので、ついに逝ったかというのが正直な感想で、簡単に直るだろうと甘く考えていました。

ところがこれが案外難物でした。
いろいろと調べたところ、壊れていたのはまずメモリー。3枚挿していたうちの1枚が破壊していました。これ自体、妙な壊れ方をしたものです。
次に、マザーボードがまた厄介な壊れ方をしていました。もともとUSBの部分は壊れて使えないジャンクボードで、PCIカードでUSB2.0インタフェースを増設して使っていたのですが、今回はPCIスロットも全て使えなくなったのです。これもまた変な壊れ方です。実際、どこがどう壊れているのか、なかなかわかりませんでした。というのも、PCをセットアップするときは、PCIなどの拡張ボードは全て外して行うからです。

何が原因でそうなったのかは皆目わかりません。特にハード面で何かをいじっていたようなこともなかったし。
こういうときに一番くさいのは電源ですが、電源自体は正常なようでした。

マザーボードを買いなおし(といっても、P4向けですから中古です)、セットアップしなおそうとしたら、これもどうも上手く起動してくれません。どうやらボードのどこかがケースとショートしているらしいとわかりました。ボードをケースに固定するねじを全て外すと、正常に起動するのです。
あれこれといじっているうちに、うっかりこのボードまで壊してしまいました。
結局手元には2枚の壊れたマザーボードが残りました。1枚はOSを起動することはできますが、何しろUSBも拡張スロットも全く使えないので、不便なことこの上ないのです。これは事実上、何もできないのと同じだと、今回良くわかりました。

考えてみれば、時代はとっくにマルチコアのCPUが当然に使われています。メモリーもDDRからDDR2へと世代が変わっています。

古いシステムの維持にこれ以上コストをかけるのもばかばかしく、かといって新世代のシステムに入れ替えるには初期投資が結構な金額になります。
もともと処理性能が必要な用途では使わないし、静かに確実に動作してくれさえすればよかったので、これを期に自作はきっぱり諦め、いわゆるネットブックPCを購入することにしました。
ただ、ここでもケチケチ根性を発揮(?)して、型落ち品のDELLのInspiron Mini9という最初のネットブックの新古品を格安で購入しました。キーボードは使いにくいし、液晶画面は狭苦しいし、小さい割りに重いし、筐体もチープです。
ただ、ファンレスなので確実に静かです。この一点のみに注目して買うことにしました。どうせキーボードもディスプレイも、外付けにして使うのでどうでもいいのです。


さて、PCはそれでいいことになったのですが、ほぼ同時に、NAS(ネットワークに直接つないだハードディスク)がいかれたのは参りました。これもある日突然立ち上がらなくなってしまったのですが、たまたまバックアップを取る前で、特に子供たちが生まれてから10年ほどの写真が一気に消えたかと、真っ青になりました。
筐体をばらしてHDDを取り出し、PCにつないでみましたが、独自フォーマットのため認識できません。これは万事休したか、メーカーに修理に出してもまずデータは諦めろといわれるだろう…そう思いながら、再び元の筐体にHDDを組み込み直し、万に一つの望みにかけて電源を入れてみたら…何事もなかったかのように立ち上がったのです。
大げさでなく、奇跡かと思いました。また異常が起きては大変と、大慌てでデータのバックアップを取りましたが、その後2日ほどたった現在も、異常は起きていません。あるいは、ファームウェアのバージョンアップをかけたことも奏功しているかもわかりません。

とにかく、もう2度とこんな心臓に悪い経験はごめんだと、自動バックアップの機能を有効にしようとして試みていますが、これがなかなかの難物で、これまた苦戦しています。バックアップは専用フォーマットか、FAT32フォーマットのディスクにしか取れないのです。何でNTFSではダメなのか、散々やってみたのですが、結局マニュアルの片隅に「NTFSフォーマットのディスクは読み取り専用となり、書き込みはできません」と書かれているのを見つけました。これを見たときは脱力しました…。

専用フォーマットでは、何かあったときにPC直付けで読み取れないので、FAT32しか選択肢はありません。ところが、FAT32なんて久しく使っていなかったので、「Windows2000以降では32GB以上のディスクはFAT32でフォーマットできない」なんて制限の存在も忘れていて、これもしばらく悩みました。500GBのディスクを小さなパーティションで区切らないと、どうやってもNTFSにしかできないのですから。
でも、この制限の意味はなんなんだろう。FAT32自体は、2TBまでの容量には対応しているのですが…。

結局、専用のフォーマットソフトを探してきてダウンロードし、それでフォーマットしていますが…何時間かかったでしょう? そろそろ終わるかな、というところです。
終わったら、NASにつないで、自動バックアップの設定を有効にして、それでようやく終了です。

ここ何回かの週末の、かなりの時間をこんなトラブル対応に費やしてしまいました。
ただこれだけで終わるのは悔しいので、今まで使っていなかったNASのプリントサーバー機能を活用して、プリンターをネットワークで共有しようと企んでいます。こんな苦労をしたんだから、今までより便利にならなければやってられません。
ただし、それもこのNASがこのまま正常に動き続けてくれるかどうかにかかっています。もともと中古品をオークションで落札したものなので…。

あまりこういうものには、投資を惜しんではいけない、ということです。わかってはいたつもりなんですが、ついついケチ臭いことをしてしまうのが、自作で安いCPUをクロックアップして使っていた頃から、癖として染み付いてしまっていたんですね。
自作はやめたんだから、こういう悪癖ともおさらばしたいものです。

※アンプの自作でも、ついついもったいながって古い巻き線抵抗を使い、通電した途端に「パン!」と大きな音を立てて破裂したり、焦げて煙が出たりといったこともありました。こちらももう懲りましたが。

DELLのネットブックは…新古品なので、問題はないはずです(あまり懲りてない?)。

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2009年09月06日

【ミツバチ】ささやきは電磁波にかき消され

昨今、世界的にミツバチの減少を耳にします。突然養蜂業者の巣箱が空っぽになったりするが、原因は不明。


ミツバチの減少、携帯電話と基地局の電磁波が原因か インド研究

あるいはこういったことが起きているのかもしれませんが。

日本ではまた、固有種の日本ミツバチが減少し、外国から輸入する動きも出ているそうです。生態系を守る観点からは好ましからざることですが、一概に否定しては養蜂業が壊滅する可能性もあり、解決は簡単ではありません。

携帯電話の電波の話に戻りますが、これもまだわからない点が多い。
日本では少ないですが、ヨーロッパの人は端末を顔に近づけるのを嫌って、よくイヤホンマイクを使いますね。
少なくとも基地局をマンションの屋上に設置したりするのは、自分の住んでいるところでは勘弁してもらいたいです。基地局の電波の出力は、端末の比ではありません。

携帯電話の使用する電波の周波数帯域は電子レンジが調理に使う電波と近く、長時間通話していると端末の側の脳の温度が上昇することも実験で確かめられています。それがすぐに人間に害になるという証拠はありませんが、なんともないという実験結果もまたありません。

自然界についても、人間自身についてさえわからないことが多いのに、テクノロジーは勝手に走っていって、人間は利便性のみを追求してしまう。
その結果、何か不具合が生じたとしても、わかるのは何年後になるかもわかりません。

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2009年08月13日

【城の再建】名古屋城天守閣を木造に?

隠していたわけではありませんが、城郭(特に日本の)は昔から好きで、北海道から沖縄まで城を観るために回りました。といっても、元号が変わって平成になってからは、ほとんど行っていません。
きっかけは小学校の修学旅行で訪れた、松本城の国宝天主群の、力強い中にも優美さを湛えた姿に魅せられたことです。
最初の頃は天主(あるいは“天守”。“天守閣”という呼称は近代のものだそうです)などの建築が興味の対象で、例えばほとんど本丸御殿しか残っていない川越城なども強く惹かれたのですが、次第に石垣や土塁などの土木工事や、地形を利用した縄張り(平たく言えば、土地の利用の仕方)に興味が移っていきました。

そういった城の下回り部分を見たいとき、返って建物が邪魔になることがあります。特に昭和の頃までは、外観だけでも昔の資料に則っていればいいほうで、中身は鉄筋コンクリート作りのまがい物ばかりでしたから、はっきり言って無いほうがマシなのです。

中には、昔の天主のあった場所とは全然違う所に建て直したり(当然石垣などの遺構を改変してしまいます)、そもそも天主が存在しなかった城に空想の“天守閣”を建てたりした場合もありました(城など存在しなかったところに建てられた「観光城」は論外で、そもそも興味の対象外です)。

※尤も、時代を経ればそういった鉄筋コンクリートの“天守閣”自体が、歴史的な建造物として研究の対象になる可能性もあります。大阪城の現在の“天守閣”は土台の石垣だけは往時のもので、建物は全くの空想の産物ですが、何しろ建てられたのが昭和初期で、エレベータも備えた画期的な“城郭建築”といえないこともありません。

その後、城郭研究の世界にも原点回帰志向が強まったのか(?)、昔の資料に出来る限り忠実に、木造で再建するという試みが広がりました。
平成に入ってからの動きでしたから、最近まで全く訪問できていなかったのですが、数年前に裏磐梯に旅行した際に、ようやく福島県白河市にある白河小峰城で初めて接することができました。
昔の天主というものは、実際は多くが地味なものでした。最上階に登って自分の領地を眺めて悦に入った、などというのは織田信長などのごく一部の武将しかやらなかったので、展望用の手すりを巡らしたような天主は少数派でした。
だが、それがいい。

現在、木造の平成復元天主で、規模が最大のものは愛媛にある大洲城のそれです。まだ現地で実物を拝んだことはないのですが、いつかぜひ行ってみたい場所です。

木造での復元には、詳細な資料が残っているかなどの問題のほかに、建築基準法という障害があります。

建築基準法施行令 第59条の2「高さ13メートル又は軒の高さが9メートルを超える建築物にあっては、国土交通大臣が定める構造方法により、鉄筋、鉄骨または鉄筋コンクリートによって補強しなければならない。」

何らかの方法で建築基準法の適用除外を受けなければ、建てることが許されないのですね。もちろん昔から残っている文化財としての建築には適用されず、新築のみが規制されるのは言うまでもありません(この法律のおかげで歴史的建造物を取り壊さなければならない、なんてことはない)。

他にまだ再建されていない天主としては、山口県の萩城、鳥取県の米子城、岐阜県の苗木城などにユニークな建築物があったことがわかっています。いずれも明治の初期に破却されてしまいましたが、古写真などの資料は残されています。資金的な面での困難は大きいでしょうが、萩城あたりは観光スポットでもあり、可能性はあるのではないでしょうか。
本当は安土城が一番ユニークで、実物を観たいのですが、さすがに再建できるほどの詳細な資料はありませんから、石垣から往時を偲ぶ現状を維持するのがベストの解なのでしょう。

名古屋城:「木造に建て直す」河村市長

この記事の中で、“市名古屋城整備室は「消防法や建築基準法に適合するかや、現在の石垣の強度が十分か調査しないといけない」と説明している”ということですが、実際名古屋城の天主は日本の城の中でも最大級のもの(高さでは江戸城の天主の方が高いが、床面積は名古屋のほうが上)なので、相当な困難が伴うと思われます。幾多の困難を乗り越えて落成した暁には、観光客も相当数訪れると思いますが、おそらく入場者数は制限されることでしょう。純粋な観光資源としてみれば、今の鉄筋コンクリート造りよりも木造のほうが優れているとは、必ずしもいえないかもしれません。

名古屋城は天主と本丸御殿が戦災で消失するまで現存していたので、建築資料には事欠かないはずです。御殿の再建計画のほうが進んでいたらしいですが、こちらは確かに豪勢な書院建築ではあるものの、欄間や襖絵などのインテリアがしっかり復元されていないと、再建する意味がないともいえます。
また、個人的には二条城の御殿という最高の遺構が現存するので、余り御殿建築の再建には魅力を感じません。書院建築自体は城郭に特有のものではありませんし。
むしろ、天主という日本建築史上類のない高層建築にこそ、その価値があるように思います。

※お寺の五重塔などと、城の天主とは、同じ高層建築といっても構造が全く異なるのです。そもそも五重塔のような仏塔は、人が上ることを想定したものではありません。

名古屋城天主のような高層の木造建築の技術はほとんど失われたといっても過言ではなく、当然そのことによる困難は計り知れないと思いますが、あえて挑むことによっていろいろな研究が進むという期待もできるでしょう。実際にやってみなければわからないことというのはあるものですから。
名古屋の「市民の精神的基柱」が木造である必要があるかどうかは、正直言ってわかりませんし、財政的な問題に口を挟める立場ではありませんが、一人の城ファンとしては期待に胸が膨らませながら、議論の推移を見守りたいと思います。

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2009年08月10日

【特許】アメリカの主要産業?

最近Twitterを使い始めて、ちょっとしたことはそちらに書いてしまうので、ブログの更新頻度が減っています。『レントより遅く』というタイトルには忠実なので、これはこれでいいのかも、と思っています。
そんなところに飛び込んできたニュース。

Twitterの特許訴訟来たる。TechRadiumが先陣を切って提訴

Twitterを訴えた会社は、一応ビジネスをやっている普通の会社のようです。というのは、アメリカではまともなビジネスをやらず、特許でよその会社から金を巻き上げることだけで成り立っている会社がいくつもあるからです。
このTechRadiumという会社は、純粋にTwitterに特許権を侵害されたと怒っているのでしょう。もし金目当てならば、もっとTwitterが儲かるようになってから訴えるほうが賠償金もたんまり取れるので、もう少し待ったと思われます。そういう意味では、余り悪質な会社ではなさそうにも思います。

大学の特許収入、08年度9億9000万円で最高 米大と依然格差

この記事だけだと、まるで日本の大学がアメリカの大学より遅れているように読めますが、アメリカの大学は弁護士を雇って、企業に対して特許権の侵害訴訟を起こしたりといったことを平気でやります。そういった点まで含めて、特許収入が多いのです。
しかも、中には自前の発明ではなく、企業から買ったり寄付を受けたりした特許で、金儲けを企む大学もあります。
日本の大学がそういった道に進むべきと、言っていいものなのか。私は大いに疑問を感じます。

特許の逆説

これは韓国の中央日報という新聞社の記事ですが、日本でも状況は余り変わりません。韓国でも特許出願が増えていますが、ほとんどが大手企業の出願です。
一方で中国でも出願が急激に増えており、こちらは個人も含めて様々な出願人がおり、中には一攫千金を狙う人もいるようです。日本の地名を中国人が勝手に商標登録して問題になっているのも、その一つの例でしょう。彼らの商魂のたくましさは相当なものです。
中国がアメリカのような特許訴訟天国になったら、日本企業の頭痛の種がまた一つ増えることになります。日本企業も中国での特許出願を増やしていますが、英語と違って中国語を自由に操れる社員が絶対的に少ないため、出願した内容に誤訳を含んでいて、全く役に立たない特許になっている場合も少なくないそうです。
従って、中国の企業からすれば発明を教えてもらうだけで、何の権利侵害にも問われない。彼らは何も悪いことはしていません。特許とは、発明を公開して人類の共有財産にするのがその制度の趣旨であり、その見返りとして一定期間だけ発明の実施を独占させるというもの。公開されている情報から内容を読み取って自分のものにするのは、その本来の趣旨に沿っているのです。
発明を公開する見返りとしての独占権を、自らの不始末で行使できない日本企業は、さぞかし中国企業に馬鹿にされていることでしょう。悔しいけれども、誰のせいにもできません。自分で自分の首を絞めているだけです。

「著作権は5年で十分」--欧州議会で議席獲得した海賊党、主張の根拠を語る

「特許システムの廃止」を唱える人もいるそうです。しかし、例えば医薬品の開発には巨額の費用がかかり、特許によって保護されないと、投資が回収できないということも言われます。そうなると、新薬の開発自体が停滞してしまいかねません。

だから、単純に特許制度を廃止すべきとはいえないのですが、一方でアメリカの現状は明らかに行き過ぎです。
いまや、特許で儲かるのは弁護士(訴訟を担当して報酬を得るほか、アメリカでは特許を扱うのも特許専門の弁護士です)と、ファンド(特許侵害訴訟で賠償金を得ようとするゴロツキ企業に出資しています。金融システムの大半が崩壊の危機にある中で、確実に利回りが見込めるのが特許への投資なのです)ばかり。
アメリカという国は、どうして何事も極端に走るのでしょうか。
ともかく、国際的に協調しながら、よりバランスの取れた政策を進めていくことが求められているのは間違いありません。

投稿者 clad : 23:24 | コメント (0)

2009年07月21日

【多摩川】河原でのひととき

昨日は雲が空を覆っていて、蒸し暑くはありましtが、気温はさほど上がらなかったようです。
夕方、長男を連れて自転車で河原まで行ってきました。
こんな花を一輪だけ見つけたのですが、他はさして見ごたえのある花は咲いていませんでした。真夏なのに、返って端境期なのでしょうか。

SN3B0006.JPG

河原は風が涼しく、過ごしやすくてご機嫌でした。ただじっと座っていられれば十分だったのですが、子供に付き合って少し石投げなどをした後、「虫取りがしたい」というので草むらへ。

二人とも裸足に短パン、サンダル履きなので、虫取りには明らかに不向きな格好なのですが、どうせ虫かごも網も持っておらず、本格的な虫取りにはならないに決まっています(というか、出かけるときに持って行きたがったのを「今日は虫がいるかどうか確かめて、いたら次のときには持って行こう」ということにしてやめさせたのでした。自転車で虫取り網は持ちたくなかったので)。
バッタでも少し見つければ納得するだろうと、草むらに踏み込むことにしました。

草むらまで行き着く前に、増水すれば水をかぶるような石だらけのところで、いきなりトノサマバッタが出現。羽で10メートルくらいは飛ぶので、捕虫網なしで捕まえることはまず無理です。
結局一匹だけでしたが、この時点ですでに子供は興奮状態に。

本格的に草むらに踏み込むと、ショウリョウバッタが数え切れないほど出てきました。まだほとんどは羽の生え揃わない幼虫だったので、ハイシーズンよりは若干早かったのでしょう。
子供は何匹か捕まえましたが、すべてキャッチアンドリリースにさせました。田んぼであれば害虫ですが、河原では自然の生態系の一部です。袋も何もなかったので、捕まえておくこと自体できなかったというのもあります。

しばらく歩いてから草むらを抜け、土手に上がってきました。
足がところどころ擦り切れてチクチクと、懐かしい痛みを感じていました。子供のころは、夏になると決まってこういうことをしていたものです。

いずれキリギリスの捕まえ方も伝授したいと思っています。あれは草むらの昆虫では捕まえ難いものの筆頭です。
でかい声で鳴くので近くには寄れるし、鳴いている姿を目視するところまではいけるのですが、ススキなどの深いところにいて、しかもジャンプせずに下へ下へと潜って逃げていくので、網があってもなかなか捕まらないのです。しかも、油断すると鋭い歯で咬まれます。
忍耐力と集中力を要する技です。多摩川にはいないかもしれませんが、きっと山にでもいったときに、あの声を聞く機会もあるでしょう。そのときにはぜひ、昔を思い出しながら、子供と一緒にトライしてみようと思います。

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2009年07月17日

【iPhone/iPod】どうしても湧かない物欲

以前から、PDAを使っています。
昔は紙の手帳も使っていたのですが、仕事でスケジュールをグループウェアで共有するようになると、これを家でも見えるようにする方法として、パソコンとシンクロできるPDAが圧倒的に便利だったので、いつの間にか手帳は使わなくなってしまいました。
スケジュール以外のメモ帳としては、仕事とプライベートは完全に別々だし、プライベートのメモは毎年買い換えるほどの分量もなく、結局PDAのメモ機能で十分なのでした。

音楽や動画の再生、カメラ、ボイスレコーダー、メールにブラウザ、ゲームなどのアプリや電子書籍などのコンテンツのダウンロード…こう羅列すると、iPhoneの機能だと思われると思いますが、実は全てこのPDAでできる(あるいは「できた」…既に終了しているサービスもあるので)ことなのです。もちろんネットラジオも聴けます。
ダウンロードできるアプリやコンテンツも、往時は結構な本数があり、選ぶのに困るほどでした。

このPDAは2004年発売でした。もう5年も前です。ですから、ハードの性能も、ソフトの使い勝手も、当然iPhoneの方が進んでいるわけですが、できること自体は全然変わらないわけです。電話の機能はないので、正確にはiPod touchと比べるべきですが、iPod touchとは本当にできることが変わらないのですよね。
音楽機能に至っては、使用中のPDAのほうが音質はいいくらいです。iPhone/iPod touchの音質の悪さは折り紙付ですから…iPhoneはスマートフォンという携帯電話だから許せるとしても、iPod touchは実質的にはPDAとはいえ、名目上は音楽などのメディアプレーヤーなので、これは致命的な欠点です。私としては許せません。液晶画面だって、せいぜい価格なり。高品位とは言えません。

とはいえさすがに5年も前の機種だと古びてきて、いい加減買い換えたいと思い、iPod touchについては真剣に導入を検討しました。iPhoneの場合は、ケータイとして使うには大きくて、機能的にもメールなどは一般のケータイと比べると返って不便ですし、そもそもあのキャリアにいい印象がないので考慮の対象にはなりません。キャリアの異なるケータイを複数持ち歩くような“モバイラー”ではありませんし。

仕事のスケジュールをGoogleカレンダーと同期することはできているので、これを使えばGoogleを介して間接的に仕事のスケジュールを持ち歩くことができます。もちろんブラウザを立ち上げて直接Googleカレンダーを見ても同じではありますが、そこで生じるタイムラグが嫌なんです。スケジュールは一瞬で見たい。紙の手帳の置き換えなんですから、それくらいのレスポンスは必要です。

しかし、どうしてもiPod touchに買い換えようという積極的な気持ちが盛り上がってきません。
「新しいデバイスをどう使えばいいのかわからない」ならともかく、「新しさを微塵も感じられない」のだから重症です。今より多少使いやすくはなるだろうけれど、今までできなかったことができるようになるという気が、どうにもしないのです。
見かけの新しさは確かにあるのですが、やっていることの中身はどれ一つとっても、いつかやったことのあるような既視感のあるものばかり。
私の使い方にもよるのでしょうが、今のPDAとケータイを使えば、大抵のことはできてしまいます。Twitterやブログの更新も、ケータイで難なくできますしね。

だから外でiPhoneを使っている人を見かけても、ちっとも羨ましいと思えないのです(たまにいる、いかにもモノを見せびらかしているような人には、返って哀れみすら感じてしまいます。入手困難なプレミア付商品じゃあるまいし、自然に使いこなしていればいいだけなのに)。
スマートに使っている人は確かにかっこいいと思いますよ。でも、アイテムで自分自身に箔をつけるのは性に合わないんです。

せめて音楽くらいまともに聴けるようになれば、今PDAでできていることは必ずできる(そして、少なからず使い勝手が良くなる)iPod touchに、乗り換えること自体は決して吝かではないのですが…。

※参考記事「早すぎたニッポン」

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2009年07月07日

【新しい試み】twitter始めてみました

ふと思いたって、“つぶやき”を始めてみました。
前回の更新まで間隔が開いたのですが、その間余りにも退屈な日常に流されていたかといえばさにあらず。小ネタはいくつかあったわけで、いっそのことそれらをほぼリアルタイムに書いてみようということです。
“_CLAD”というアカウントがあっさり取れたのも、背中を押された要因ですね。
ブログのトップページにも貼っておきます。アカウントをお持ちでお暇がありましたら、フォローしてやってください。m(__)m

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2009年06月24日

【雨季】絶滅危惧種としての長靴

今朝は雨が本降りでしたが、長女の出掛けにひと悶着ありました。
女房が長靴を履いていくように言ったのですが、本人が頑強に抵抗したのです。「学校が認めていない」というのが表向きの理由でした。
女房は「そんなはずはない」として押し問答になったのですが、結局長女が押し切って革靴で出かけていきました。

気になって、家から会社までの間、通勤・通学の人々の履物チェックをしてみました。
結果に吃驚。制服姿の女子については、通常の革靴が100%でした。長靴(というより雨用の靴全般)は皆無だったのです。

小学生ですら長靴(といっても、くるぶしよりちょっと上までの靴がほとんど)を履く子は約半数、しかも低学年がほとんどでした。高学年はやはり革靴姿が主流です(電車通学者を対象にしている調査では、ほぼ私立に通う子供のみなのでこうなります。公立小学校の登校時間帯とはズレており、駅までの道すがらでも私立の子しか見かけませんでした)。

成人ですら、その傾向は変わりません。男性は、撥水加工された人工皮革のビジネスシューズがあるためよくわかりませんが、女性ではブーツ着用者もちらほら見かけたものの、明らかに10%未満。大多数が普通のパンプスで、一部スニーカーといったところです。どちらも雨対策されているようには見えないものばかりでした。たった一人、雨合羽を着た見るからに冴えないオバサン(失礼!)が、いわゆるゴム長を履いているのを見ることができました…。

最近、一見長靴らしくないおしゃれなものが出てきているにもかかわらず、靴売り場の片隅に追いやられ、店員に聞かないと見つけることも難しいほどです。

確かに下水道が完備し、昔ほど水害も多くなくなったかもしれません。でも、長靴の必要性は本当になくなったのでしょうか。
梅雨と秋の長雨は日本の雨季です。梅雨の後半は近年“ゲリラ豪雨”なる現象が多発し、都心でも低地では冠水したりすることもあります。

とはいえ、現代の履物事情からすると、年頃の女子に長靴を強制的に履かせるのは、いささか酷なことと言えそうです。足が濡れて気持ち悪いと思ったら、替えの靴下を持っていけばいいし(学校では上履きで過ごすのだから)、下足箱に乾燥用の新聞紙を用意しておいてもいいでしょう。
いずれにしても、本人の自主性に任せるべきかも知れません。
もはや親の出る幕ではない、ということかな。少しさびしい気もしますが。

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2009年06月15日

【食料】中国野菜に頼る日本

中国産野菜:輸入が2年7カ月ぶりに増加 安さに魅力で

スーパーで「中国産」と明記された食品を、躊躇なく買う人は以前よりはかなり少なくなっているはずです。景気が悪くなったとはいえ、身の安全には代えられないからです。
とはいえ、外食や加工食品などには相当な量の中国産野菜が使われているようです。

悲鳴を上げる中国農業
続・「悲鳴を上げる中国農業」

これらの記事は、別にナショナリストでもなんでもない、大学の農業研究者が、あまりにもひどい中国の農業の現実に対して警鐘を鳴らしているものです。
これでもなお、中国からの輸入野菜に頼るという人間の神経を、もはや疑わざるを得ません。
これは中国側だけの問題ではありません。日本側だって、商社をはじめとする関係者は多かれ少なかれ、この状況を知っているはずです。知っていてもあえて触れないようにしているわけです。

日本の食料自給率が低いのは良く知られていますが、これには若干のトリックが隠されています。

ここに以下のような記述があります。
「最近、日本の食料自給率の議論が盛んだが、カロリーベースでは40%を切ったが、生産額ベースでは70%近くあり、主要国のなかでも上位の自給率である。これは、主業農家を支える野菜・果物は価格が高いがカロリーはそう大きくないためである。」

カロリーベースで食料自給率を語ることは、国際的にはあまり行われないそうです。日本では、農水省が自給率の低さをあえて強調したいがために、カロリーベースの指標を用いるのだといわれています。

「食料自給率には、「農業の競争力」と「食料の安全保障」の二つの論点があるが、日本の農業の制度と実態を正しく把握し、国際的な比較をしたうえで、多角的に議論をしないと危ない。たとえば、地域の格差のみならず、膨大な休耕田や放棄農地があること、主業農家約50万戸に対し、それ以外の土地持ち非農家や片手間農家が200万戸以上あることを踏まえる必要がある。」

中国で無理やり安い野菜を作って日本に運ぶより、国内でやるべきことはたくさんあるのではないでしょうか。ただし、既存の利権構造という障害を取り除く必要がありますが。

石破農水相の農政改革は、ある意味まったく自民党らしくない政策ですが、麻生内閣の内政では一番まともなことをやっていると思います。なかなか障害も多いらしいですし、解散総選挙も次第に近づきつつあるようですが、何らかの結果を出して欲しいと期待しています。
将来の日本の姿を描くグランドデザインの中の、重要なパーツの一つとなるはず、と思うからです。

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2009年06月12日

【実物大】ガンダム、台場に立つ(っていうか、立っている)

これ、一部でかなり話題になっていますが…

「日本恐るべし!」お台場のガンダムに度肝を抜かれた海外の反応

実は今日、会社のフロアから見えることが発覚しました。
ちょっとざわざわしていると思ったら、誰かが気づいてみんなが窓際に集まっていました。
眼の悪い私にも、それっぽいものが確認できました。後姿でしたが。

…やっぱり、見に行くんだろうなぁ。この夏限定だし。

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2009年06月03日

【和み系】風邪で自宅休養中の憂さ晴らし動画

熱は出ないので、普通の風邪だと思いますが…。
とにかく副鼻腔炎が酷くて上顎の歯の神経を刺激している上、首のリンパが腫れて下顎の歯の神経も刺激され、右側の歯が上下とも痛い。
副鼻腔炎ですから鼻づまり気味と思いきや、時折無色透明の水様の鼻水が急に垂れてきたり。
咽喉は嚥下時に違和感を感じるほど腫れているし。
熱以外は相当つらい風邪です(女房もほぼ同様の症状)。夫婦で寝込んでも、子供だけでも食事以外の生活は何とか回るので、良くぞここまで成長してくれたと感謝感謝です。
で、今日は会社を休んで家で寝ていたわけですが、合い間にネットを覗いたところでこんな動画を発見。


「え?なに?なんなの?」この世で最も役に立たないマシンが完成していた(動画)

こういうのは大好きです。
人はパンのみにて生きるにあらず。必要なものだけに合理化を極めていったら、芸術だって“不要”とレッテルを貼られかねません。
こういう遊び心あっての人間です。嗚呼、人間万歳!(風邪薬のせいでちょっとおかしいですが、気にしないでください)

ついでにもう一丁、動画を貼ってしまいましょう。


このオチは予想できなかった…ボーリングで女性がまさかの大失敗

人間万歳、というより、人間ってすごい…。

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2009年06月01日

【初夏】学習能力に疑問符が

当初は土曜日の予定だった息子の小学校の運動会が、雨天延期で今日開催されました。
基本曇りで、時に日が差したり、にわか雨が降ったりという不安定な空模様でしたが、幸い運営には大きな支障はなく、無事に運動会は終了しました。
とはいえ、前日までの雨で当日の準備が滞り、保護者競技は中止となりましたし、全校生徒が参加する大玉送りは午前と午後の2回行われる予定が1回になるなど、開始時間を1時間遅らせた分、やや端折った部分があるにはあったのですが。

で、慌しく家を出る前に、一応日焼け止めは腕にも塗ったのですが…ピーカンではなかったので、少々塗り加減が甘かったか。まさに“この手の油断は禁物”という見本です。

DSC02075.JPG

このような状態。すぐに気付いて腕時計を外したのですが、遅かったようです。ということは、たった1時間くらいでこんなに焼けたのか…。
この時期の紫外線は、やはり侮れません。

2年前だったか、素足にサンダル履きで、足に同じような日焼けを作ってしまったことがあったっけ。あのときほどは恥ずかしくない…ということにしておこう。

で、5日間で2回の運動会(体育祭)をこなしてほっとしたためか、いきなり風邪気味に。
葛根湯を服用し、鍋仕立てのうどんをすすり、出汁をいっぱい飲んで汗をかき、人心地ついたところです。
明日はさすがに会社を休めないし、早く寝なくては。

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2009年05月26日

【子供の運動会】夏の前日

明日が娘の中学の体育祭、土曜日が息子の小学校の運動会です。
今週はまさに1学期の山場を迎えているわけです。

二人とも、ただでさえ入学後に最初の疲れが出てくるころ、それぞれ練習で体力を使うせいか、夜は家でぐったりしていることが多かったのですが、それもあと少し。
新型インフルエンザの拡がり方しだいでは、中止もありえたのですが、まずその心配もなさそうです。

入学式に合わせて新調したビデオカメラ用に、この日のために三脚と予備のバッテリーも用意しました。

ただ、上級生の父母がどのくらい当日に“入れ込んで”きているかがわかりません。学校の開門時間がどちらも7時台ということは、どちらも激しい場所取り合戦が繰り広げられるという予感がします。
そういう激しい戦いには、正直巻き込まれたくない(バーゲンセール並みに苦手です)ので、こちらは1年目の新参者でもあり、ゆっくり目に行って様子を伺い、どこか隅っこのほうにちんまりと場所を確保しつつ、来年以降の作戦を考える、そんな雲行きです。

土曜日はまだわかりませんが、明日はかなり暑そう。日焼け止めなど、それなりの準備をして行かないと。

※「夏の前日」とは、昔一世を風靡したバンド“たま”の、メンバー中で一番地味なベースの人が書いた曲のタイトルです。わりと普通の感性の人が、無理して“ヘンテコ”ぶって書いたような、ちょっとイタイところのある曲調が好きでした。

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2009年05月21日

【インフルエンザ】この冬の対策を再現中…

我が家は既にこの冬、入試を控えた子供のために、インフルエンザ厳戒体制を取った経験があり、ちょうどそれを再現する形になっております。
ウイルスを通さない高機能マスクをネット通販で箱買いし、公共交通機関利用時に着用(※)。自宅では滞留時間の長い居間と寝室に「クレベリンゲル」を設置しています。
帰宅の際のうがい、手洗いの後、アルコール入りの手ピカジェルを手に擦り込むようにして殺菌を励行。あとは体力温存のために早めに就寝するよう心がけています。
子供達の運動会はどちらも今月末。なんとかそれまで、家族の発病はいうに及ばず、学校閉鎖で運動会も中止、といった事態にもならないでもらいたいものです。
梅雨入りすれば、自然とインフルエンザの流行は収まります。そこまで持ちこたえられれば…。

それまで、マスクの備蓄がもつかが心配です。入手困難な状態は続くでしょうから、補給できないことも想定しておくべきでしょう。
使い捨てが原則とはいえ、クレベリンスプレーや日光消毒したものの再利用も、検討しておく必要がありそうです。

※…マスクで完全防備にならないのは承知の上です。少しでもリスクを低減できればよしとするしかないでしょう。そもそも子供たちは通学途中は着用しても、学校内では着用できないでしょうし、私だって会社内ではずっと着けているわけにもいきません(狭い部屋にこもる会議中は、なるべく着用するようにしていますが)。学校や会社で感染者がうろついていたら、完全に防ぐのは無理です。

しかし、今回は季節性のインフルエンザ(日本でも、毎年1~2万人は亡くなっている)と同程度の危険性のウイルスだったから、これで済んでいます。
鳥インフルエンザ(H5N1)の場合は、情報によっては致死率60%とも言われます。これが人から人へ感染するように変異して日本に入ってきた場合、今のような対策では日本の人口が大きく減るということにすらなりかねません。
厚生労働省も「水際作戦」などというパフォーマンス(後で不作為を責められないための予防線でしょう。ほとんど実効のない茶番です)に精を出すよりも、真剣に対策を考えて、いざというときに国民がパニックに陥らないよう、事前に十分に周知しておいてもらいたいものです。いや、そうすべきです。
旧厚生省の行政は、調べれば調べるほど本当にひどいのですが(年金問題然り、薬害問題然り。一部の製薬会社を保護するためだかなんだか知りませんが、最先端の薬の承認を遅らせるなど。このヒブワクチンの例なんか、日本が承認した時点で未承認の国は北朝鮮と、アフリカかどこかの貧しい国くらいだけだったとか)、今回くらいは真摯に取り組まないと、本当に解体すべきという議論が起きても不思議ではありません。

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2009年05月19日

虹の架け橋

GW明け(中?)の8日に撮影したのを、すっかり忘れていました。
仕事帰りに建物の外に出たら、みんなが同じ方向を見ているので何かと思ったら、珍しく見事な虹がかかっていたのでした。
それまで数日に渡って雨が続いていたので、それを一気に振り払い、初夏の空気を運んでくれるかのような架け橋でした。

SN3B0004.JPG

ケータイからなのであまり写りは良くありませんが、ご容赦のほどを。

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感染拡大に対して

やはり水際作戦は通用しませんでしたね。潜伏期間が10日もあるんだから、当然の結果です。
パニックにはなる必要はなく、しかし軽視してもいけない。下記の記事が、とるべき対策などよくまとまっているようです。

緊急提言「弱毒性インフルエンザ」ならではの「対策」とは

「米国サイエンス誌電子版で発表された情報では、今回のウイルスの初期の患者の致死率は約0.4%とされている。これは、全世界で4000万人が亡くなった、「20世紀初頭の新型インフルエンザ」であるスペイン風邪の致死率2%の1/5だ。また、通常の季節性インフルエンザよりは高い数字である。」

「鳥インフルエンザウイルスH5N1は、全身感染を引き起こす強毒性のウイルスであり、稀に人間にも感染する。人間に感染したときの致死率は60%にも達する。数年前から、H5N1が人間に対する感染性を獲得して「次の新型インフルエンザ」になる可能性を全世界が恐れていたわけだが、今回H1N1が発生したからといって、その危険性はまったく減っていないことに注目すべきだ。」
「その意味で、今回のH1N1ウイルスで「慣れてしまう」のではなく、「いい予行演習ができた」と考えるべき。」

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2009年05月15日

がんばれニッポン

石油、石炭もういらない!? マグネシウム・エネルギー社会 東工大教授が提言

環境技術に強い日本で、また一つ次世代のエネルギー社会に対する大胆な提案が出てきました。日本人は真似ばかりしているって、いったい誰が言ったんですか? こんな独創的な構想力があるのに。
確かにマグネシウムって、昔理科の実験で激しく反応するのを見たことがありますよね。希望が持てそうな気はします。

そんな気はしますが、世界的に広めていくには、それなりの政治力が必要なのもまた事実。

「日本はなぜ“ガラパゴス化”するのか」、超ガラパゴス研究会は初回から議論が白熱

スポーツの世界でも、例えばノルディック複合で日本勢が圧倒的に強かったとき、日本に不利なようにルールが変更されましたよね。以来、見る影もなく弱体化してしまった日本勢。

日本の輸出企業が圧倒的に強かった時代、アメリカやヨーロッパの先進諸国は危機感を抱き、対抗策を考えました。

欧州が選んだのは、小国が多い分、国代表の数が多いという点を活かした、標準化戦略でした。“ISOなんちゃら”というのを振りかざして、日本のビジネスを規制しようとしました。個人的には、地球温暖化問題というのも、これの延長線上にあるものと考えています。

一方でアメリカは、IT社会を推し進めるという戦略を選びました。標準化は後回しにして、デファクトスタンダード・業界標準を握ってしまう。英語という“言語のデファクトスタンダード”もその根底にあります。Windowsみたいに、一度圧倒的なシェアを握ってしまえば、しばらくは安泰です。その間に、インターネットとか検索エンジンとか、次のネタを仕込んでいく。こちらも競争のルールを変えたわけです。

個々の技術開発力には優れている日本ですが、こういった国際戦略にはあまりにも弱い。その結果が“ガラパゴス化”で、携帯電話などは結果としてメーカーの体力も、他国の強豪たちと比べて見劣りする状態にまで落ちぶれています。
“超ガラパゴス研究会”も、果たしてどの程度戦略的な提案が出来るのかわかりませんが、試みとしては期待せざるを得ません。

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2009年05月14日

巨大製薬メーカーの暗部

日本でも、普通の記事だと思って読んでいるうちに変だと気づき、ページの片隅に「広告」と書かれていて納得、といったことは、特に雑誌では良くあることです。また、“タイアップ記事”という、一般記事という体裁をとりながらも、スポンサーの意思が入りまくりというもっと厄介なものもあります。

しかし、ここまでの事例はさすがに記憶にありません。

嘘を嘘と見抜ける人でないと学術専門誌を読むのは難しい? 米科学雑誌が警告

「学術専門出版社のエルゼビア社が出版している「Australasian Journal of Bone and Joint Medicine」という雑誌(ジャーナル)は一見するとエルゼビア社が出版している他の学術専門誌と同じ査読付きの論文雑誌のように思えるかもしれないが、実は、この雑誌は、医薬品大手のメルクによる宣伝目的の小雑誌に他ならず、掲載論文は査読は行われることなしに、メルクに都合の良い記事ばかりが掲載されていることが判った」

欧米の医薬品大手企業には、個人的にかなりダーティなイメージを持っています。
特許を盾にHIVなどの治療薬に高額な値をつけるため、貧しい国の患者に薬が行き渡らない…この程度なら、まだ“ビジネスとしてやむを得ない面もある”ともいえます。会社は慈善事業をしているわけではないのだから。

臨床試験で都合の悪いデータを隠したりすることさえ、まだ序の口です。
例えば今回の新型インフルエンザについても、疑惑の目で見るべき点は少なくありません。

ラムズフェルド氏とタミフルを巡る巨額の利権説

今回のインフルエンザは、タミフルが効くのですよね。都合のいいことに。
米下院議員で医師のロン·ポール氏は、1976年に米国で豚インフルエンザが発生して大騒動になった時のことを思い出したそうです。

Ron Paul, MD, on the Swine Flu Scare

以下、“田中宇の国際ニュース解説”より。

「米政府は大騒ぎして4000万人にインフルエンザのワクチンを予防接種したが、実際にはインフルエンザでは一人しか死亡しなかった半面、ワクチンの副作用(末梢神経が冒されるギラン·バレー症候群)によって30人(一説には52人)が死亡してしまった。当時、まだ新人の国会議員だったポールは、政府のワクチン接種政策に反対した2人の下院議員の一人だったが、当時を振り返って「あれは全くの金の無駄遣いだった」と話している。
1976年当時、国防長官は史上最年少で就任したドナルド·ラムズフェルド(ブッシュ政権で史上最高齢で国防長官を再任)だった。ラムズフェルドは製薬会社との関係が深く、そのためか、豚インフルエンザの感染が問題になった後、国防総省の主導で、全米でワクチンの予防接種をする動きが起きた。そもそも当時、豚インフルエンザが最初に発症したのは米ニュージャージー州の米陸軍基地内で、新兵が集団で発病したところから感染が始まっている。」

ここでもラムズフェルド。もう、分かりやす過ぎませんか。しかも、76年のときは「米陸軍基地内で、新兵が集団で発病した」のが事の始まり。いわゆるマッチポンプというやつでしょう、普通に考えて。軍の基地になぜ豚がいるのか。そこから人にインフルエンザが感染して爆発的に広がる、なんて都合が良すぎます。
医薬品大手企業は、生物·化学兵器開発というところで、軍と結びつきやすい軍需産業の側面もあるわけです。立派な“軍産複合体”の一員、資本規模から見たらむしろ主要メンバーなのですね。

ちなみに、佐藤優氏があるラジオ番組で語っていたのですが、ロシアが秋からの新型インフルエンザ流行に備えて、ワクチンを備蓄することを発表したそうです(佐藤氏ご本人がすでに、底の浅さがほとんど露呈しつつある、というのはこの際、ちょっと脇に置いておくとして…評論家としてはいささかイロモノ気味とはいえ、こういうことでは流石に嘘はつかないでしょう)。
なぜ、今から“秋に備える”のか。
日本にも“秋が危ない”という声があります。日本の場合は“秋には再び空気が乾燥するから感染が増えそう”という理屈は通ります。しかし、ロシアでは?

まあ少なくとも、「新型なんて大したことなかったね」と高をくくって、次回の対策がおろそかになる“オオカミ少年効果”だけは、発生しないように注意しなければなりません。


少々脱線が過ぎました。冒頭のtechnobahn.comの記事に戻りましょう。

「このような一見、学術専門誌を装った宣伝雑誌の存在は新薬開発を巡って巨額のマネーが絡む臨床医学の分野ではそれほど珍しいものではない」

…勘弁してください。

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2009年04月28日

それなら“越HIKARI”でどうだ?!

コシヒカリPR、漢字もローマ字もダメ…中国の商標登録で

中国で漢字表記「越光」と英語表記「KOSHIHIKARI」が第三者によって商標登録されており、北陸農政局(金沢市)がそれと知らずに作成したコシヒカリの輸出促進用パンフレットの配布を当面見合わせることにしたそうです。
中国では日本の地名などが勝手に商標登録される例が続いており、この手の話題があとを絶ちません。その商魂のたくましさにはあきれるばかりです。

中国向けのパンフレットですから平仮名もカタカナも使えない。それなら…“越HIKARI”ではどうでしょう。
日本でこれをやると、商標に類似しているとして不当競争防止法か何かで訴えられる可能性があります。
しかし、中国では「越光」は“コシヒカリ”とは絶対に発音しませんから、「越光」と「KOSHIHIKARI」は無関係と見做される可能性があるのです。

上手くすれば、“越HIKARI”や“KOSHI光”で商標登録できるかもしれません。やってみる価値はあるのでは?!

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2009年04月27日

嫌な臭い

戦乱などが予測されるときには“きな臭い”と表現されますが、こういうときにはどんな臭いがするといえばいいのでしょう?

Insider Selling Jumps to Highest Level Since 2007(Bloomberg.com)

アメリカで、企業のインサイダーによる自社株売りが急増しているというニュースです。
前回同様のことが起きたのは2007年10月。今回の不況の前触れのような動きでした。
一時的に株価が安定しているので、今のうちに売り抜けておこうということでしょう。誰だって自分の懐まで企業業績の道連れにはしたくないわけで。
「潔くない」「無責任」と批判の一つもしたくなりますが、もし仮に自分が同じ立場だったら、果たしてどうするかと考えると…。倫理的に好ましからざる行動なのは間違いありませんが。

とにかく、世界経済に、もう一波乱ありそうな臭いがプンプンします。投資などされている方は、ご注意なさったほうが、きっとよろしいでしょう。

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2009年04月23日

ザ・コラーゲン

今朝の通勤電車の車内広告は、資生堂の掲題の飲料で埋め尽くされていました。

コラーゲンを摂取しても、アミノ酸などとして分解吸収されるので、お肌にコラーゲンとして供給されるわけではないそうです(※)。つまりは「気休め」。プラセボ効果と言ってもいいかな。
マイナスイオン」関連商品と似たようなものですね。
余り露骨に「肌にいい」と表示すると、たぶん公正取引委員会に怒られたりしますから、それと暗示するような曖昧な文章を考え、ギリギリのところを狙っているんだと思います。
どちらの業界も、大変ですね…。

関連リンク。ページ中央付近に以下の記述があります。
「コラーゲンを摂取することによって、コラーゲンの原料となるアミノ酸やペプチドを補給することは出来ますが、実際に皮膚の状態を改善する効果があるかについては、科学的に十分に証明されているわけではありません」
コラーゲンを摂取したからといって、特別に皮膚のコラーゲンが補われるなんて事は起きていないらしい、と。アミノ酸やペプチドなんて、他にいくらでも摂り込むする方法はあるわけですし、美容目的でコラーゲンを摂取することに特別な価値を見出すのは難しいわけです。

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2009年04月13日

もっと早くわかっていれば

進行虫歯、電磁波で治療 鳴門の歯科医開発、骨再生し抜歯回避

徳島新聞のローカルニュースなのですが、この研究が進めばかなり画期的な治療法になるかもしれません。

全く自慢にならないのですが、子供の頃から虫歯になりやすく、上の前歯は4本とも差し歯、右下の奥歯1本は根っこから抜かれてしまってブリッジになっています。1年以上連続して歯医者さんのお世話にならない期間はないと言っていいくらいで、先日もそのブリッジが取れてしまって、今も通院中です。

子供たちには、歯の大事さを繰り返し説いていますが、なかなか通じません。時には口を開けて中を見せ、「ちゃんと磨かないとこんなになっちゃうよ」といってみたりもしますが、子供たちには今ひとつ響かない様子。

失われないと、ありがたみがわからないものの一つかもしれません。歯というものは。

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2009年04月07日

桜の花咲く頃

昨日は長女の入学式でした。午前中は新調したビデオカメラを携えて学校へ。ちなみに先代のは97年10月発売ということなので、実に12年使ったことに。まだ使えるんですが、さすがに古びた感は否めず、子供たちの成長過程の節目でもあるこの期に買い換えたわけです。

幸い好天に恵まれ、桜もまさに見頃、理想的な式となりましたが、思春期に差し掛かり始めた娘は敢えて両親と目を合わせないようにしていました。
記念撮影を除いて、式が始まってからは最後までカメラ目線をもらえませんでした(結局校長先生を一番長く撮ることになりました)が、これも自立への第一歩です。ここで変にからかったりすると、子供の気持ちが拗けて妙に偏屈に育ったりするので、下手なことはしないでなるべくそっとしておきます(我が親が反面教師です…)。

お祝いでフレンチのランチの後、今度は長男の通学の練習ということで、自宅から小学校まで往復。電車は一駅だし、降りたら駅前から学校の前までバスがあり、大人なら片道30分くらいです。
自宅から最寄り駅までの徒歩も問題なくいけるのですが、まだ漢字が読めないので、電車の乗り場を間違えないかどうかが最大のポイントなのでした。慣れればどうということはないのでしょうが、入学式の翌日からは、登校時はともかく下校時までは付き合ってやれないので、一緒に下校する友達もいるはずとはいえ、ちょっと心配です。

実はこの後、花粉症の発作的発症で、一気に酷い目に遭うことになってしまったのですが、それはまた別途。

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ブルーベリーは本当に眼に良かった

ブルーベリー「目にいい」実証 岐阜薬科大の原教授

「アントシアニンにある非常に強い抗酸化作用が関係していると考えられる」ということです。“抗酸化作用”ですから、眼以外にもいろいろと恩恵がありそう。研究が進むといいですね。

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2009年04月03日

恐竜好きにはたまらない時代

私自身が恐竜好きということではなく、新小学一年生となる長男がそうなのです。
通学時の持ち物に個人識別用のマークを付けるのですが(昔だったら名前を見えるように書いたものですが、近年は治安上の問題から名前を隠すように指導されるようです)、彼は「スピノサウルスがいい」と主張し、妻がネットで画像を探して作成していました。有名なティラノサウルスなどと異なり、ちょっとマニアックな種類なので、市販のシールなどにはないのですね。

さて近年は、恐竜の研究が飛躍的に進んで、昔の常識がどんどん覆されていきます。ティラノサウルスの子供時代には体中に羽毛が生えていたらしい、などという説もあるそうです。こう日進月歩だと、恐竜好きの人は新説発表のニュースを追っているだけでも相当楽しめるでしょうね。
以下のニュースなどもそのひとつです。

竜脚類恐竜は高所の餌を食べるために首が伸びたという通説は間違い=恐竜学者が指摘

首の長い巨大恐竜はみな草食で、高いところの植物を食べるためにそう進化したんだろうと当然のように考えられてきましたが、血圧などをシュミレーションするとそれは無理がある推定だと。なるほどねえ。

昔のティラノサウルスの復元図を見ると、両足と尻尾を地面に付けて、すっくと立っているものだけでしたが、今では両足だけで、尻尾と上半身でバランスをとった低い姿勢のものばかりになりました。
ブラキオサウルスのような恐竜が首を高々と上げている絵も、もう見られなくなっていくのでしょうか。

しかし、それじゃあなぜ首があんなに長く伸びたんでしょうね。

こういうことを考え出すと、古生物学者ってきっと楽しくて仕方がないんだろうなと、ちょっと羨ましくなります。

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2009年03月31日

花粉症緩和米という“薬”

最初、【食事】のカテゴリーで書こうかと思ったのですが、食べてもいないし、これは“医薬品”扱いということなので、変えました。

夢の医薬品、「花粉症緩和米」

「これはスギ花粉タンパクの一部を蓄積したコメで、いわゆる「遺伝子組み換え食品」。これをおよそ1日当たり1合ずつ、数週間食べることで、ペプチドが体内に摂取され、アレルゲンに対して「慣れ」の状態ができる。スギ花粉アレルゲンを「外敵」ではなく「食物」と認識するため、アレルギー反応がなくなるという。」

なるほど、そういう手があったか。
遺伝子組み換え食品、と聞くだけで“アレルギー”を起こす人もいるでしょうが、「これは食品ではなくて薬だ」といえば、どうでしょうか。一般の治験薬と同じように、巨額の費用をかけて臨床試験を繰り返してから商品化するわけですし、“薬”として(副作用があれば、その情報も表示して)販売されるわけです。
遺伝子組み換え食品に抵抗感を覚える人も、薬だったら普通は平気で飲みますよね。

「西洋医学はダメ、漢方でなければ」という人も稀にいますが、大抵の場合、「漢方薬は食べ物と同じだから副作用がない」という誤解に基づいた発想です。漢方薬にも副作用はあるし、そもそも食べ物にだって“副作用”はありますよね。
ネギやニラは、犬や猫に与えてはいけません。赤血球が破壊されて貧血症状を起こすからです。人間には対抗する酵素があるから食べられますが、それでも大量に摂取すれば貧血になります。
また、砂糖には麻薬に匹敵する習慣性がある、という研究結果も、最近出ていました。

甘党は砂糖中毒?砂糖に麻薬なみの依存性があることが明らかに

また、遺伝子組み換え食品を絶対にとらないようにしようとしても、加工食品として口に入るのを防ぐのはかなり難しいでしょう。トウモロコシや小麦を使った加工食品で、“遺伝子組み換え食品を使用していない”と明記されたものだけで生活するのは、かなり難しいといえます。

“遺伝子組み換え食品万歳、Welcome!”などというつもりはさらさらありません。リスクを避けたければ、長い年月をかけて人体実験を繰り返されてきた、既存の食品を摂ったほうが安全なのは確かです。“穀物メジャー”と呼ばれる世界的大企業を儲けさせるために、そんなリスクを負うべきとも思われません(世界の食糧不足を解決するため、という大義名分は聞こえてくるにしても、それをどこまで額面どおりに受け止めるべきか、よく考える必要があると思います)。
ただ、ずっと食べ続ける“食品”ではなく、期間限定で服用する“薬”としてなら、受け入れることは吝かではないといえる状況になりつつあると、この元記事を読んで思ったのでした。

※おコメにアレルギーのある人は、どうしたらいいんだろう…と、コメジルシを付けて考え込んでしまったりして。

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2009年03月27日

Windowsのシステムエラー

マイクロソフトのWindowsでシステムを制御しているイランの原子力発電所でエラーが発生

これ、別にWindowsがシステムエラーを起こしているという記事ではありません。ただ、原発がWindowsで動いているというのは、かなりショッキングではあります。

10年ほど前になりますが、羽田空港から国内出張で搭乗しようとしていたときのこと。少し時間を潰していたら最終案内になってしまい、急いでマイレージの登録をしようとして、カードをゲート脇の端末に挿入した途端…。
端末がブルースクリーンになってしまったのです。
まだ、何も操作してないのに。ただカードを挿入口に入れただけなのに…。

頭の中が真っ白になって端末の前に立ち尽くしていると、どこかで見たようなテキストのリブートメッセージが出てきて……待つこと暫し。やがて、画面にでかでかと現れたのはWindows NTのロゴでした…。

端末の再起動が済むまで、いったい何分かかったことでしょう。飛行機が出てしまうのではないかと気が気ではなかったので、とにかく長く感じたということしか覚えていません。とにかく1分や2分ではありませんでした。
単にマイレージが登録できないだけなら、後から登録することもできたのですが、カードが端末の中に吸い込まれたまま、出てきてくれないのです。強制イジェクトボタンなども存在せず、ひたすら起動するのを待つしかありませんでした。

たまらず空港の職員に事情を話し、とにかく再起動した端末からカードを抜いて、登場予定の便に乗ることはできました。

ただでさえ心臓に悪いブルースクリーンを、いつものパソコン画面で見るより何倍ものストレスを感じながら見る羽目になったのです。それ以来、大規模なシステムをWindowsで動かすことには、どうしても心理的な抵抗を感じてしまうのでした。

単なるマイレージ登録だけならいいけど、飛行機の運行管理システムもそうだったりしたら、かなりイヤですね。ましてや、原発のシステムなんて…やめてよ。。。。

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2009年03月26日

自民も民主も

なんと、民主党の小沢代表は、当面は続投するのだそうです。

公設第一秘書の逮捕~起訴については、やれ国策捜査だの検察のクーデターだのと言い立てる人もいるようですが、そんなことはいくらかまびすしく論じたところで、一般人に真実がわかるはずもないので、論じること自体が大して意味があるとも思えません。
大事なのは憶測より、事実として見えていることです。

代表秘書の逮捕より深刻、民主党が抱えるある問題

上記の記事のタイトルは無視してください。見て頂きたいのは、この1ページ目に出ている図です。
政策に関するアンケートで、各衆院議員の考え方の分布を示しています。個人名が出ているのでなかなか興味深いものがあります。

この中に「民意」とか言うものも書いてありますが、これも無視していいと思います。この「民意」とは日経ビジネスの読者アンケートから抽出したものなので、かなり偏っています。日本人全体の「民意」とはかなり異なっていて、はっきり言えば「経営者」寄りに偏向していると考えられます。

この図で注目したいのは、自民党も民主党も、政治家個人のレベルでは全然政策の志向が揃っていなくて、バラバラだという点です。
全体に自民党は左上「競争重視、成長派」、民主党は「安全網重視派」が多い傾向はありますが、自民党は右上の「大きな政府派」も多いです。本来なら、各政党ごとにもっとくっきり分かれていてしかるべきでしょう。

これだけでも、自民も民主も、寄り合い所帯であることには変わりなく、両方ともとっとと分裂して、政界大再編すべきだということが一目でわかるというものです。

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2009年03月25日

成層圏のちょっと上までなら¥8,000也

4人の学生がたった8千円のカメラと風船を使い、宇宙から見た地球を撮影に成功

こういう話題は好きですねぇ。夢があるじゃないですか。
最近は科学の進歩で、いろいろな所が調べつくされ、巨額の費用をかけた国家的プロジェクトでもないと、なかなか探検らしい探検も出来ません。返って人間の身体の仕組みのほうが未開拓だったりします。それはそれで面白いのですが(“ミクロの決死圏”みたいで)。

高度3万メートルだと、宇宙といってもほんの入り口に過ぎませんが、それでも宇宙飛行士などの選ばれた人間以外には見ることのできない光景です。

しかし、よくカメラを回収できたなぁ。

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2009年03月19日

ステーキ食べた翌日は

…こういう話題が、気になるな、と。

食べても太らない体にできる酵素が発見される

以前、恐竜の研究が私たちの子供のころから随分進歩していると書きましたが、医学の常識も日進月歩らしく、例えばコレステロールの多い食品を摂ったからといって血中のコレステロールの濃度に直接関係はしない(内臓で作られるものがほとんどらしい)とか、情報の更新を怠れないのは同様ですね。
これが薬として実用化されたら、メガヒット間違いなしでしょうなぁ。

一方、これは既に実用化されているらしいのですが…。

おせっかいにも程が…座ると体重をデカデカと表示してくれるバス停のベンチ

オランダの女性は、自分の体重が他人にバレることを気にしないのでしょうか? 日本では絶対にありえないでしょう。


…という暢気な話題はいいとして、この花粉は何とかならんものか!
昨日はそうでもなかったのに、今日は咽喉の痛みと鼻水で午前4時に目が覚めてしまいましたよ!
昨晩、お祝いの続きとばかりに、寝酒代わりにモンテス・アルファのメルロを、オリーブやチョコレートを肴にちょっと飲んだのがいけなかった、とは思えません。そりゃ確かにアルコールも、脂っこい食べ物もアレルギー性鼻炎に良くはないけど、それまでの生活態度から、さほどひどい落差があったというわけでもなく。

やっぱり、ヒノキの花粉が本格的に飛び始めたようです。

…来たなぁ。これからが本番だ。。。。

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2009年03月18日

卒園式+家庭内LANの再構築、という一日

午前中は、長男の保育園卒園式でした。
長女から足掛け12年の保育園通いも、いよいよ終わりです(今月末まで通ってもらうけど)。

DSC01954.JPG

女房は以前から「当日は泣く」と宣言していたのですが、実際、彼女を含め、お母さん方はハンカチで目頭を押さえる人が目立ちました。しかし、さすがにお父さんで泣く人はいませんでした。
私も、送り迎えの半分くらいは(もっとか?)担当したので、感慨深い…はずなのですが、実はまだ実感がわきません。この子が、もう小学生だなんて。。。

式は昼前に終わり、記念写真などとった後、流れで解散。

午後は当初は会社に行く予定だったのですが、最近申し込んだKDDIの光通信の開通がたまたま今日に重なったので、自宅待機することに。
ネット上で申し込んだら、先方からは特に何の連絡もなく、いきなり宅内機器が送りつけられてきて、今日が開通日だと書かれた紙が入っていました。
それには、マンションの共用部分の工事だけで、自宅内の工事はないようなことが書かれていたのですが、NTTのフレッツからの切り替え(※1)だとそうはいかなかったらしく、結局自宅内に工事担当者が入ることになり、10分待ってもらって、慌てて見苦しくない程度に最低限の片づけをする羽目に。
宅内で行ったのは開通の確認だけだったんですが。機器の設置はもちろん自分でやりましたし。

予想外だったことが一つ。IP電話サービスも同時に申し込んだのですが(電話番号が変わらないというので)、その場合はルーターもお仕着せになってしまうのですね。
NEC製のもので、ルーターとしてのセキュリティ面などは信頼できそうですが、有線LANは100Mだし、無線LAN機能は別売りのカードを増設しなければならないし、しかもそのセキュリティはWEPしかないなど、仕様面の古さが目立つものでした。

ちょうど無線LAN付ブロードバンドルーターの買い替えを検討していて、うまくいけばこの1台で済むかもとちょっと期待したのですが、世の中そう甘くはありませんでした。
まあ、レンタルに回される機械なんて、技術的に枯れたものになるのは当然といえば当然ですけど。

というわけで、家庭内ネットワークの再構築が、やや厄介なことになってきました。
無線LAN付ルーターは別途買い換えるとして、当然802.11nとGiga bit LANは必須にしますが、その場合有線でつなぐPCやNAS(ネットワークに直接つなぐHDD※2)はどちらにぶら下げるべきか。
Giga bit LANにつなぐと、内部のデータのやり取りは当然早くなりますが、インターネットへの接続にはルーターが一段余計に入るので、当然スループットは悪くなります。それを防ぐにはNECのルーターにつなぐことですが、それではお互い同士のデータのやり取り、特に無線でつなぐ機器とのやり取りに支障が出そうです。
さて、どうしたものか。

とりあえず、NECのルーターに、現有のCoregaのルーターだけをつなぎ、そこにPCなどの機器をつないで、一応30Mbpsくらいは出ました。これならフレッツと同程度です。
ウチのマンションはKDDIの利用者は少ないので、本来ならもっとスピードが出てもいいのですが、現状の宅内ネットワークの構成では致し方ないところかもしれません。


さて、想定外の宅内作業はそれくらいにして、夕食は長女と二人で近所のファミレスへ。女房と長男は謝恩会に出かけているためです。留守番とはいえ、一応お祝いのつもりで、普段はカロリーを気にして食べないようにしているサーロインステーキなんかをいただいてしまいました。ま、所詮ファミレスですから、味も値段なりですが。気分だけでもね。
午後から夜はもっとのんびりするつもりだったんですが、ちょっと当てが外れた一日となりました。なんか、肩が凝ってるなぁ。着慣れないスーツなんか着たからか?


※1)フレッツでひかり電話回線にしても良かったのですが、どうもフレッツの光電話は過去に何度かトラブルを起こしていて、半日も通じなかったりしているので、踏み切れませんでした。

※2)NASも、形はHDDだけのようですが、OSとファイルサーバーのソフトを持っており、単機能とはいえ立派なサーバーです。USB接続のHDDなんかより値段が高いのはそのため。

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2009年03月12日

誰がなんといっても、教育は大切

教育再生懇:12日再開 麻生政権、経済以外で実績作り

“内閣支持率は低迷を続け、打ち出す経済対策も景気動向によっては成果と呼べなくなる可能性がある。議論再開の背景には、経済対策以外の分野で政権の実績をアピールしたい首相官邸の思惑がありそうだ。”

そりゃね、「百年に一度の危機だから、解散なんか後回しで、景気対策が必要」とかいいながら、野党や小泉元首相支持派との政争に明け暮れる現政権には、もういい加減うんざりしています。日本の景気の落ち込みが世界でもかなり悪いほうなのに、有効な対策が全然スピーディーに打ち出せていない。参院が野党に押さえられている以前に、政策の提案がないしね。

だからって、この記事の書きっぷりは酷いでしょう。さすが、悪名高い毎日新聞。

教育問題に力を入れたって、支持率がすぐに上がるわけはありません。即効性はないし、地味な政策です。
しかし、国家百年の計、といいます。まさしく、日本の最高の資源は人材です。
だからこのような動きは単なる人気取りではなくて、まともな政治の姿であるはずだし、そうだと思いたい。そうでないというなら、きちんと根拠を示して批判して欲しいのです。

一方で、こういう記事も。

男性の結婚率「非正規は半分」 雇用形態が影響 厚労省調査

“雇用形態が結婚に影響し、不安定な地位、収入の非正規は正社員より結婚が難しくなっている実態をうかがわせる。”

自分たちの都合しか考えない経営者の意見ばかり聞いているうちに、少子化がますます進み、日本人の絶対数が減ってしまう。優れた人材を育てようにも、その供給自体が細ってしまう。これが国家的危機でなくてなんでしょう。
少子化は、若い世代の経済的な苦しさがもろに影響していることは、何度も報告されているのに、これまで行政は見て見ぬ振りをしてきました。
実際に子育てをしてみればわかりますが、何でこんな懲罰的な扱いを受けるんだろうといいたくなることが何度もあります。
最近は不景気の余り、育児休暇をとろうとする人を退職に追い込む企業が増えているそうです。法令違反ですが、罰則がないために故意に違反してまでリストラするのです。
食品偽装や賄賂だけでなく、こういう企業にも社会的な制裁が加えられるべきでしょう。

景気対策以外にも、問題は山積。麻生さんも暢気に夜な夜なバー通いなどしている場合ではない(もう止めたのかな?)。毎日深夜まで働いてください。首相である間くらい。どうせそう長くないんだし。

そしてマスコミは、こういうまともなことをやったときくらいは正当に評価しなさい。何でも悪く取ればいいというものではない。
安易に世論を誘導できると思ったら大間違い。それどころか、返ってマスコミの信頼性を落としているのです。もういい加減に気付きなさい。
なぜ新聞が読まれなくなっているのか。読者が新聞からネットに振り向けた時間を、再び奪い返すほどの価値のある情報を、新聞が提供できていないからです。
取材して得た情報は、マスコミしか得られない貴重な素材なのに、まともに調理しておいしい食事に仕立てられないから、ブログのネタとして散々揶揄されるような扱いを受けるのです。もはや伝統と格式しか残っていない、ダメになった老舗です。
いい素材を仕入れる取材力も、いい記事に仕立てる加工力も、危機感を持って磨きなおしてもらいたいものです。さもないと…。

ミシュランのマスコミガイド、なんてものがあっても、日本版は出ないでしょう。掲載に値する対象が、ほとんど存在しないから。

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2009年03月05日

「電波の危険性」はデムパかな

電磁波は危険? 中立的情報提供の動き

“「電磁波を『危ない』とか『安全』と言い切れるだけの科学的根拠は国際的にもまだありません」(中略)「科学ではリスクゼロとは言えない」と明言する大久保さん”(明治薬科大大学院客員教授)

とても正しい態度だと思います。「リスクゼロ」を証明するのは、科学的にはとても難しい。あらゆるリスクを想定しなければならないから。そして、一つ一つのリスクを、それこそしらみつぶしにしていく地道な研究が必要だからです。人手も時間も、お金もかかります。
携帯電話事業者や電力会社など、関連業界の利害に影響されないよう、ぜひ中立的な研究を続けていただきたいものです。

日本では、「電磁波は危険だ」という主張そのものが「デムパ」、つまり非科学的な思い込みとされがちですが、WHOの正式見解でも、「電磁波と健康被害の直接の因果関係は認められないが、関連は否定できない」(2007年)となっているので、非科学的とは言い切れないのです。事実、欧米人はヘッドセットを使って、携帯電話を頭部から離して使う人が多いです。
携帯電話の発信する電波は、電子レンジが調理するために出す電波(電波で水分を加熱するのが原理なのです)と周波数帯が近く、小型の電子レンジを頭にくっつけていると見ることもでき、実際に通話中に脳の一部の温度が数度上昇することを確認したという実験結果もありました。それをもって、すぐに「危険だ」とは言えませんが。

関連記事:携帯電話の脳腫瘍リスクを調べる史上最大の調査、中間報告は最悪

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2009年03月03日

花粉、再び。雪、三度?

昨日までなんでもなかったのに、目が覚めたらいきなり目が痒い!
風邪が治った証拠です。例年、花粉症か風邪か判別できないうちに対処が遅れて風邪を悪化させるのですが、一旦悪化すると花粉症の症状は出なくなるのです。
今度の風邪は腹に来るタイプで、週末は殆ど使いものになりませんでした。で、やっと収まったらこれです…。

しかも、午後から雪の予報! 交通機関が乱れないことを祈ります。
特に小田急! 頼むよ、ホント。たまには「首都圏の私鉄で、最後まで動いてました」くらいの骨太なところを見せて欲しい。

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2009年02月28日

“サイボーグ昆虫”の狙い

この記事、ご覧になってどう思われますか?

サイボーグ昆虫の登場、DARPAが蛾のリモコン実験に成功

「蛾を生体超小型無人航空機として活用する研究」だそうです。
何しろ「米国防高等研究計画局(DARPA)の支援を受けた研究グループ」なのですから剣呑剣呑。

「飛行可能な昆虫のなかでももっとも大型の蛾であっても搭載可能な機器は2.5グラムまで」だそうですが、研究が進んで大型の鳥類も自由にコントロールできるようになれば、積載重量は大幅に増えるでしょうが、いったい何に使うつもりなのでしょうか。

何か兵器を積んで、ひそかに敵に近づいて攻撃するような用途でしょうか。
ただ、鳥でもそう破壊力の大きな兵器は積めそうにありません。小型軽量で破壊力があるのは、凶悪なウイルスなどの生物兵器でしょうが、これを鳥や昆虫に任せるのは至極危険です。下手をすると自分たちに被害が跳ね返ってきます。

結局、隠密行動が可能な偵察機あたりが妥当な線のように思えます。

ただ、これが実用化されると、相当厄介な世の中になるでしょう。軍事利用だけでなく民間にも使われると、産業スパイは間違いなく利用するでしょう。
小型化が進めば、小さなハエ一匹にも、企業秘密が盗まれやしないかとびくびくする必要があるでしょうし、さらに安くなって誰でも手に入るようになれば、他人の家の中を覗き見することもできそうです。

…嫌な未来を想像してしまいました。本当にこんな未来にならないように、願いたいものです。

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2009年02月26日

ドラゴン足湯

もうタイトルからしてベタベタのダメダメなわけですが…。
今日は一日中、風邪みたいな花粉症みたいな、とにかくそれ系の不調で集中を欠き、仕事も停滞気味でした。
寝る前に、風呂に入ると風邪が一気に悪化しそうな気配を感じ、足湯にしました。その最中にこのタイトルを思いついた、と。

…それだけです。おやすみなさい。

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2009年02月25日

WBCと『メジャー』

野球では、プロが活躍する“日本代表”にはまだ希少価値があるわけですな。

WBC強化試合の日豪戦、視聴率20・8%

サッカーだと、もうW杯に出るのが当たり前、本大会でどれだけ活躍するかが問われてしまいます。真剣勝負にならない親善試合だと、こんな視聴率は取れません。
一方、W杯予選の重要な試合はみんな観るし、私も観ます。

WBCの場合は、広告代理店の仕掛けも半端じゃないわけです。サッカーと同様、早晩化けの皮がはがれるだろうとは思いますが、今のところはまだ大丈夫なようでご同慶の至りであります。
米国ではさっぱり、らしいですけど。

"Maybe it’s American arrogance at its finest, but does anyone here really care about the World Baseball Classic? OK, it’s a cute event that helps disrupt the monotony of spring training. But is there anyone out there who believes that this country takes the event seriously?"
…だそうです。
だったら、一体誰が何のために始めたのか知らないけど、やめたら?

あ、ちなみに私自身は、子供のころはTVのナイター中継の影響で自然に巨人ファン。江川入団のときの事件で小林繁とともに阪神ファン(アンチ巨人)へと“移籍”し、やがてアンチ野球になり、今日に至ります。
昔「アンチ巨人というのも巨人ファンだ」とかいった人がいたとかいないとか。でも、アンチ巨人はアンチ野球に走る場合もある。ここに生き証人が居りますぞ。

メジャー』というアニメを時々子供が観ていたので、横から眺めたことがありますが、野球界の汚い裏事情がこれでもかというくらい描かれていて、気分が悪くなったので強制的にチャンネルを変えさせました。少年野球なのに勝負にこだわる余り、とても意地の悪い作戦を取らせる監督(それに当然のように従う子供たち)とか。そもそも全く教育的でない番組です。原作の漫画もあるらしいですが、もちろん興味はありません。
あれって、どう考えても観たからって野球が好きになるとは思えないのですが、普通そんなことはないのでしょうか。

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2009年02月22日

マーラー顔

今朝の朝食はこれ。

mahler3.gif

…失礼しました。これです。

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しかし「マーラー顔」でGoogleイメージ検索すると、トップにこの中華風蒸しパンが並ぶのは何なんだろう。

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2009年02月19日

空手を習ってみないか?(動画あり)

長男は、受験を通じて、どうも本番に弱いタイプらしいということがわかってきました。
長女のほうがいざとなると度胸があるようです。長男のほうは、どうも受験当日はそわそわと落ち着きがありませんでした。

そこで、近くに道場があるので、空手でも習わせてみようかということになり、昨年末に本人を連れて稽古の見学をさせてもらいました。
別に特に厳しいというものでもなく(でも基礎の型の稽古だから、さほど楽しそうではなかったけれど)、子供たちはみな熱心にやっていたし、長男より小さい子もいたのですが、どうも本人は乗り気でない様子。

やがて長女の受験などで手が離せなくなり、しばらくその話は沙汰止みになったのですが…。

その頃から、なにかにつけて「誰々ちゃんが保育園で意地悪してきたんだけど、ぼくは“こら”って言ったんだ。そうしたらおとなしくなったよ」などという、それまでは聞いたこともない“武勇伝”を毎日のように語ってくれるようになったのです。

これはどうやら、“僕は空手なんかやらなくても、十分強いんだ”というアピールだったらしいのですね。
正面きって「やりたくない」とは言わず、「十分強いからやる必要ない」とも直接は言わずに、子供なりに知恵を絞ってそういう雰囲気に持っていこうとしたらしい。6歳児にしては上出来というべきか。

とはいえ、強くなることよりも自分に自信を持って、本番で動揺しない精神力を付けてもらうのが主眼ですので、すぐにとは言わなくても、いずれはやらせることになるでしょう。まあ、空手ではなくても、何らかの武道をですね。

とりあえず彼にはこのビデオでも観てもらうことにしましょう。

「ほらごらん、この人たちはちゃんと空手を習わなかったから、こんなことになってるんだよ…」
効き目は有りそうかな? ちょっと無理か…。

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2009年02月18日

都市鉱山の次は工場廃水

「地底で鉱物資源を生成した高温高圧の条件がヒントとなった」というのは、なるほどと思いました。

工業廃水からレアメタル 名大グループ開発 高温高圧にして鉱物化

「工業化には容器の大規模化や効率的な処理システムづくりが課題。容器の加熱に工場の廃熱を利用すればコストもかからない」というけど、工場の廃熱だけでそんなに熱量が稼げるものなんでしょうか。

地上に地底の環境を再現する以外に、廃水自体をいったん地底に埋め戻して、自然の力で高温高圧にしたら…とも思いましたが、それでは廃水処理にはなっても、再資源化は難しいか。

いずれにしても、経済的に見合いさえすれば、環境にもやさしく、今後に期待できる技術だと思います。

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2009年02月16日

山高ければ谷深し

景気の話ではございません。我が家のバイオリズムの話であります。

受験シーズンが終わったとはいえ、すぐに溜まった疲れがどっと出る、というわけではありませんでした。しばらくは高揚感があるし、手続き関係もあるのでそうそうダラけてもいられないのです。
とはいえ次第に弛んではくる。そこに、この急激な気温の変化と、突然の花粉の飛散が重なってしまいました。
例年、花粉症で苦しむ時期はまだ先だし、何より受験があったので、花粉症対策はまだ何もしていませんでした。油断でした…。

いつも不思議なのですが、花粉症の症状が出ると、身体全体が疲れる気がするのですね。身体の免疫機構が過剰にがんばってしまうために、エネルギーを必要以上に消費してしまうからでしょうか。
結局、今日は皆で休みを取り、風邪をひいた子供達をともなって、家族全員で掛かり付けの医者に行って薬をもらって来ました。あとはひたすら家に引きこもりです。

私は午前も午後も寝ていました。ようやく体力も回復して、明日は会社に出られそうです。

家にいたおかげで、デンドロビュームの開花を見ることができました。朝はまだつぼみに裂け目がある程度でしたが、夜には完全に開きました。

DSC01915.JPG

今日開いたのは2輪。今年は後6つもつぼみがあり、新記録になりそうです。

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2009年02月15日

港北のシェーンベルク

新聞の折り込みチラシに目を通していた妻が「これってどうよ?」と一枚差し出してきました。

シェーンベルク仲町台

ううむ…取り立てて表現主義的でもなければ、ドイツの伝統を意識しつつ未来志向とも見えない、何の変哲もない住宅に、このネーミングか?

一帯を『港北美しの丘』と名づけて開発しているらしいので、そこから安直に翻訳しただけ、というのが真相らしいですね。少なくとも音楽好きが企画に関与している様子は見られませんでした。物件自体にも、周辺環境の紹介にも、ウィーン風とかドイツ的とかいった要素は見られず。

マンションではないので、建ってしまえば残るのは無機質な番地だけで、家々が“シェーンベルク・ハウス”と呼ばれたりはしないだろうから、いいんですけどね。

それにしても、住宅としてあまりホスピタリティの良さそうな印象を受けないのは、私が抱く固有名詞の印象の方に引っ張られているからなんでしょうねぇ。
何の予備知識もない人が、純粋に語感だけをどう感じるのか、興味深いところです。

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2009年02月14日

これは要らない

何を隠そう、私は城マニアでもあります。
小学校の修学旅行で訪れた松本城でハマり、以来全国各地の城を巡ってきました。
でも、城なら何でもいいというわけではないのです。
観光目的で建てられた、歴史的に何の由緒もない代物はもちろん、昭和の城再建ブームで乱立した鉄筋コンクリート造りの偽者にも興味はありません。

5階建ての城がヤフオクに登場。最低価格1億4500万円

ですからこんなの↑にも、もちろん全く惹かれることはないのですが、それはそうと、ニュースとしては吃驚しますよね。

ちなみに今、一番行ってみたいのは大洲城です。偶然ですがこれも愛媛県。
大洲城は、天守の再建前に訪れたことがありますが、この平成の再建天守が凄いのですね。【再建】というより【復元】なのです。往時の姿をほぼ正確に復元した、伝統的な木造建築なのです。
何が凄いって、「天守の高さは石垣の上から19.15mあり、本来なら建築基準法で木造では認められない規模」なんですよ。もちろん歴史的建造物は別ですが、新築は許されないのです、通常は。そこを「大洲市により2年近い折衝を経て、保存建築物として建築基準法の適用除外が認められ」たという、他に類を見ない珍しい建物なのです。

ですから、いずれここだけは見ておきたいというお城の一つ(って、まだあるんかい)なのでした。

ちなみにちなみに、デアゴスティーニの『週刊 安土城をつくる』にもかなり惹かれました。本当にパーツが木で出来ているんですよね!
しかし、
1)多分、最後まで作る根気が続かない
2)がんばって作れば作ったで、置き場所に困る
3)子供たちにこちらをねだられてしまった(※)ので、優先順位を下げた
…という理由で、とりあえず見送っています。

……ヤフオクで、セットで出ていたら大人買いしてしまうかも。。。

※でも、「全52号」という記述にいまさら気付いて、いささか慌てています。そんなに続くのか、これ……。
 と思ったら、何と安土城は「本シリーズは110号で完結します」だそうですわ。
 やっぱり“これも要らない”。

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2009年02月13日

春一番とともに

退社して外に出ると、生暖かい風が吹いていました。ぽつぽつと雨も混じっているようだな…と思っていたら、急に咽喉が痛くなってきました。やがてくしゃみも。

これはいかん、ついに風邪を引いたか…でも、他に症状はないし、花粉の可能性もあるぞ。眼は痒くないが…。
判然としないまま、家まで帰ってきました。症状は一向に変化なし。

ところが家に入ったとたん、ウソのように症状は治まってしまいました。

急に暖かくなると、飛ぶんですね。

スギ花粉に対しては、減感作療法を試みたことがあるせいか、症状はいつも比較的軽くすみます。例年だと、飛び初めに今日のように発症した後、しばらく治まってしまいます。特別飛散量の多い日以外は何事もなく済みますが、やがてヒノキ花粉が飛び始めると、そこからが私のシーズンになります(^^;。酷い日はくしゃみが止まらずに息もつけず、家でじっと寝ているしかないほど。

さて、今年も憂鬱な季節の始まりです。。。

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2009年02月09日

スクランブル待機状態は解除されました

長女の中学受験が終わりました。
昨年秋に行われた、長男の小学校受験と併せて、なかなかに大変な1年間でしたが、どちらも志望校に入学できることになり、まずは一安心です。
受験に一区切りがついたのは先週の木曜日なのですが、それまでの緊張状態から一気に開放され、ブログの更新もままならないほど呆けてしまいました。木、金と仕事を休まなかっただけで精一杯という感じです。

しかし二人同時受験というのは大変でした~。忙しさでは夏休みを挟んだ半年くらいがピークで、土曜日は一人が長男を塾に連れて行く(当然授業に立ち会う)一方、もう一人は長女の志望校の説明会や学園祭に同行するという、両親の分業体制で乗り切ります。日曜日は長女は模試、または別の学校の学園祭など。これに長男の模試(もちろん親の付き添い必須、両親参加が望ましい)も重なったりすると、両親とも休日返上になります。共働きの夫婦にとってはキツイことこの上ない状況ですが、これが実に半年続いたわけです。

夏には当然夏期講習があるのですね。長女はともかく、長男には親の付き添いが要るわけで、結局会社の夏休みは全て夏期講習に充てざるを得ませんでした。

秋に長男の受験が終わると、いよいよ長女の方が本番モードに入ってきます。正月休みあたりからどんどん緊張感が高まってきます。受験のスケジュールも決まり、下見やら手続きやらで忙しくなります。面接のある学校もあり、面接用の服も新調したり。

長女の受験に際しては、長男は実家の両親に預かってもらい、万全を期しました。実際、午前と午後で別の学校を受けたりするわけで、暗いうちに家を出て、帰って来る時間もとっくに日が暮れていたりして、保育園の送り迎えだの何だのやっている余裕はなかったのです。まさに家族総がかりでの受験でした。

全てが終わり、家族の口をついて出る言葉は「一週間くらい温泉でのんびりしたい」「のんびり買い物がしたい」そんなのばかりです(一週間も祖父母に甘やかしてもらっていた長男は別ですが)。
これからも入学準備のあれやこれやがあり、一週間の休み取得は当面難しいのですが、夏休みも正月もないも同然だったので、本当に休みが欲しいです。「身も心も休まる」本当の休みが。

一泊でいいからどこかに行けると良いけど、やっぱり日帰り温泉かなぁ。

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2009年02月03日

Google Mapの写真撮影車に注意!

「Googleマップ ストリートビュー」は、様々な人のプライバシーを撮影しているなど、問題がいろいろ出てきています。先にどんな問題が起きそうか想定しないで“とりあえずやっちまえ”という社風が伺われますね。

「Googleマップ ストリートビュー」でストリートビュー撮影中の車が鹿をはねる事故の一部始終

撮影に気を取られているのか、全く意に介する様子もなく仔鹿を轢いています。
人間だったら轢かれずにすんだでしょうか。何の躊躇いもなく鹿を轢く車だったら、人間も轢くような気がしますが。
もちろんわざと轢いたとは思っていませんけど。

さすがにまずいと思ったのか、後でこの画像は削除されたんですね。

プライバシー関連もそうですが、これらをろくにチェックせずに全部いきなり公開するってのも、自分たちの社会に与える影響力を十分認識できていないということなんでしょうか。

やっぱり、急に大きくなりすぎたんですねえ、Google。

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2009年02月02日

地球温暖化の原因は、本当に人間の活動なのか?

地球は、恐竜時代は今よりずっと暑かったし、マンモスの生きていた時代は氷河期で寒かった。長い歴史のうちで気候変動を繰り返してきており、ここ数万年は比較的安定していました。その間に人類の文明が発達したわけです。
この100年くらいで地球がわずかに温暖化したといって、それを人類の活動のせいだとするのは、身の程知らずであろうというのが私の考えです。

地球温暖化の原因は人間活動なのか? 米研究機関が専門家に対してアンケート調査

「イリノイ大学が地球科学の専門研究者、3146名を対象にしたアンケート調査を実施した結果(中略)「地球規模の気温上昇には人間活動が大きな要因となっている」という質問に対して(中略)全体の82%が同意したとしている」

これも眉に唾してよく読んでみたところ、

「人間活動が地球温暖化の主因であるという説に否定的な解答を行ったのは、石油地質学者(Petroleum geologists)と気象学者(Meteorologists)に多く、それぞれ、石油地質学者の場合は人間活動が地球温暖化の主因であると考えている専門家は47%、気象学者の場合は64%に止まった」

アンケートの対象となった地球科学の専門家って、つまり全部が地球温暖化の研究者ではないわけですね。
むしろ私としては、気象学者の3分の2近くが、「人間活動が地球温暖化の主因であると考えている」ことが吃驚です。

それでもまだ、良心と科学的見識を保っている気象学者が、3分の1ほど残っていることに希望を見出したいと思います。


(参考)

地球温暖化はもう止められない、気象学の世界的権威が新論文

地球の磁場が気候変動に大きく関与か デンマーク研究

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2009年01月30日

電車遅延

今日は朝から雨。小田急線は当たり前のように遅れていました。
もうこちらも慣れっこですが、先日の車内アナウンスでの言い訳にはさすがに呆れました。
「雨と、特定の電車への混雑集中により」というのです。
電車を毎日利用するようになって30年以上になります。小田急はここ十数年ですが、以前はさすがにこんな酷い言い訳はしていなかったように記憶しています。
特に「雨」って、遅れの理由として通るのだろうか。例え事実としても(たぶん事実だけど(-_-メ))それを公言して恥ずかしくないのだろうか。

小田急に限らず、全体的に電車遅延が以前より増えている気がします。データの裏付けのない、感覚的な話ですが。
年度はじめは新入社員や学生で混み合うとはいえ、ほぼ毎日遅延証明書を配っているし。
鉄道会社全体の意識が、無理して時間通りの運行にこだわるより、事故防止を優先する方向に変化しているのでしょう。とはいえ、昔は事故が頻発していたかというと、果たしてそうだったろうかと疑問を感じてしまいますが。
何事にも(時には過剰なまでに)正確さを追求するのが、日本人の美徳の一つだったはずです。それが失われつつある……というのは、これまた日本人的な心配のし過ぎ、であればいいのですけれど。

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2009年01月28日

スクランブル待機中

家庭の事情が諸々ありまして、ここ暫くブログの更新どころではない状況が続いております。
何かについて落ち着いて考える余裕がないのですよね…。

家族中で朝型への移行も進めておりますが、わずか1~2時間の“時差”を吸収するのにも結構な時間がかかるものですね。遅らせるのは簡単なんですが、早めるのはねぇ。油断するとすぐ元に戻るし。

精神的に軽い緊張状態が続いているので、風邪も引かずに済むのではないかと期待しています。このまま、あと10日間ほど頑張れば。

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2009年01月09日

丑年だから?

ほのぼのとした話題を。

ウシそっくり!ヤギの赤ちゃん“うしかちゃん”が話題

確かに子牛にしか見えません。
これは子供たちに見せても…見に行きたいとまでは言わないだろうな。言わないでね…これだけのために成田なんて行きたくないから。

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2009年01月08日

凍ったシャボン玉

北国では、こんなことも出来るんですね。

freezebubbles

長女に見せたら、やってみたいと言い出しそう。

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地震雲?

今朝、家を出たら、かなりはっきりした地震雲らしきものが出ていました。飛行機雲より明らかに太い筋状の雲が、北西から南東にかけて、幾筋も走っていました。
何事もなければ良いのですが…。

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2009年01月04日

卒園文集とセクスィー部長

この春で、6年間通った保育園ともお別れの長男。卒園文集の原稿はA4一枚に、何でも書いていいらしいので、まずは本人に絵を描かせることにしました。

「好きに書いていいよ」と、最初にいっておいたのです。一応運動会をテーマに描き始めたのですが…。
だんだん調子が出始めて、ごちゃごちゃとしてきたので「あんまり描きすぎるとわかりにくくなるよ…」などといったところで聞いてやしない。

やがて「セクスィー部長がね…」(彼は描いている内容を喋りながら描くのです)などと言い出しました。
「ちょっと待て! 何で保育園の運動会にセクスィー部長が出てくんねん?!」思わず関西弁で突っ込みを入れずにはおれません。

息子は「保育園の先生がね、セクスィー部長の周りで倒れてるんだよ」と得意気に作品を見せてくれました。

「それって、まさかウケねらってないよね?」と、堪りかねた母親が台所から横槍を。
「うん、ぼくウケねらってるよ
即座に母親に却下されたのはいうまでもありません。というか、セクスィー部長って保育園の想い出でもなんでもないわけで(^^;。

6歳児のくせに、好きだったからなぁ、『サラリーマンNEO』(そう、年末の紅白で初めて知ったわけじゃないんです)。

ともあれ、本年もよろしくお願い致します。私は公私とも、いろいろと大変な一年になりそうですが…。

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2008年12月30日

怪しい研究といえば

こちらにも大変怪しい研究結果が公表されています。

Washing hands can make you less judgmental, scientists say

イギリスはデイリーメールの記事なのですが、人は手を洗うと、モラルに関して甘い判断に傾きがちになるというのです。

…なんで?

被験者が手を洗うグループと洗わないグループで22人ずつって、そんな少人数じゃ統計的な誤差が大きすぎるだろ!というツッコミをしたくなります。

でもやっぱり、何がこの研究者をして、この実験に駆り立てたのかが最大の謎です。普通こんな実験、思いつかないと思うんですけど。
よっぽど手を洗うのが嫌いな人だったのかな?

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2008年12月25日

サクラ

「なぜこんなものに行列が出来るほどの人気が?」と思わされることが、最近のニュースで度々目にしたのですが、もしかするとこれが種明かしなのかもしれません。

「新商品を並んで買って食べるだけ」の短期アルバイトが登場、時給は1000円

ちなみに、Wikipediaにはこんな記述がありました。

サクラ (おとり)

「桜の花がパッと咲いて、さっと散ることから、その場面の盛り上げ役のことをいう。」

何で“サクラ”なのかと不思議に思っていたのですが、なるほど、そういう意味でしたか。

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2008年12月23日

昔の話

長男は恐竜が大好きで、従ってその関係の本を買ってやったりすることも多いのですが、ちょっと詳しいものを読むと、私たちが子供のころの常識とはだいぶ違っていてびっくりすることが多いです。恐竜関係の研究は本当に日進月歩なんですね。

恐竜の頭部は空気で満たされていた

この研究も実に面白い。子供にはわからないでしょうが、こちらのほうが引き込まれてしまいます。
“「多くの人は、鳥類は空を飛ぶから骨が中空なのだと考えがちだが、本当は逆なのかもしれない」とウィットマー氏は言う。「中空の骨を進化させたのは別の理由で、体重が軽くなったのは単なる結果だったと考えることもできる」。”なんて、書いてあるんですから。

さらに時代をさかのぼり、生命誕生の秘密に迫ろうという研究も。

生命の源・アミノ酸、隕石衝突で簡単に合成…実験で確認

うーん、やっぱり原始の海に隕石が落ちたのが、生命誕生のきっかけだったのだろうか。
そうだとすると、太陽系以外の惑星にも、案外生命は普通に存在するのかもしれません。

どうして"そんな昔の話"を持ち出すの?

おっと失礼。
「昔の話」と入っても、こういうのは御免蒙りたいものです。これじゃ男は、永遠に女には勝てません。

投稿者 clad : 15:21 | コメント (0)

2008年12月22日

自転車の練習

今日も異常なくらい暖かいですが、夜には雨模様となりそうだとか。
土日は好天に恵まれたので、長男の自転車の練習に付き合いました。

補助輪付きだとじっとしていても転ばないため、基本的に漕ぐスピードが遅すぎる&ちょっと疲れると漕ぐのをやめてしまうという悪いクセがついており、その前の週末までは全く乗れるようになりそうな予感がしなかったのですが…子供の学習能力はやはり侮れませんね。

土曜日は、相変わらずちんたらやっている(すぐに「疲れた」だの「お腹空いた」だのと言って休みたがる)息子を見て一計を案じ、一種の鬼ごっこをしてみました。
子供は自転車に跨がったままで逃げ、こちらは徒歩で追いかけて、背中にタッチしたら勝ちです。

こういうゲームになると、子供はルールの理解も一瞬だし、すぐに夢中になり、自然とスピードが上がっていきます。とはいえ、依然として右足はペダルを漕ぎ、左足は地面を蹴っているだけで、急に両足で漕ぎ出すといった奇跡は起こらなかったのですが…。

明けて日曜日、息子が「最初から両足で漕いでみる」というので、せっかくやる気になったんだからとやらせてみました。
すると、ふらふらしつつも、こちらの手を借りなくとも何とか前に進んでいるではありませんか。途中でサドルの後ろをつかんでいた手を離すと、何も気づかずに数メートルふらふらと進んでから足をつきました。
途中で手を離したことを話すと、俄然やる気が出てきたようで、同じところを行ったり来たり、飽きもせず繰り返し…やがて、漕ぎ出しから一人で出来るようになっていました。
こうなるともう絶好調。ちゃんと出来ているところを見せたいからと、わざわざ母親を呼びつけたり、やがては「もう自転車に乗るのは練習じゃなくて遊びだね! だって楽しいもん」などと大口を叩く始末。この辺の調子に乗りやすいのはいったいどっちに似たんだろう…?
実際うれしかったようで、今朝保育園に出かける際にも「今日も自転車に乗りたいなぁ」いや、それはさすがに無理。「明日にしようね…(^^;」

漕いでいる様は、あまりにもふらつきが大きくて見ているほうがはらはらしてしまうのですが、子供は身体が柔らかいので、何とか乗りこなしてしまうのですね。昔スキー場で、子供の上達が早いのを評して、誰かがちょうどそんなことを言っていたのを想い出しました。誰が言っていたのか、想い出せないんですが。

投稿者 clad : 12:09 | コメント (0)

2008年12月19日

“CO2による地球温暖化”への反論

“CO2による地球温暖化”を否定すると、まるで人非人のような扱いを受けることがあるようですが、このたび国連の会議で、650人の著名な科学者が反対の意見を表明したそうです。

Scientists abandon global warming 'lie'

マスコミがこういうことを報道しないから、ヒステリックな“環境保護活動家”が大騒ぎするのが許されるのです。

誤解してはいけないのは、地球が近年温暖化していること自体を否定しているとは限らないことです。ただ、それを人間の経済活動が生み出すCO2のせいにしていることが、大いに疑われているのです。

以前にも書きましたが、私は個人的に“CO2による地球温暖化”説は、欧州が自分たちに有利な経済環境、国際関係を作るために創作した神話だと思っています。
ちょっと前に日本の産業界を騒がせたISO9000シリーズISO14000シリーズの手口(※)と似たようなもので、もっと巧妙かつ悪辣にした感じです。
老獪な欧州らしい手口、というか。

※これらに対応していないと、欧州との取引が出来なくなる、とか言われたのです。どうやらそんなことは全然なかったのですが。

地球温暖化それ自体は、おそらく事実と思われます。例えば欧州で、ワインを作るためのブドウ畑が、徐々に標高の高いところに移動を迫られているのも、そのひとつの表れでしょう。
でも温暖化の原因は、まだよくわかっていません。太陽の活動の周期的な変化などは有力な仮説ですが、人間が排出したCO2主犯説は、かなり政治的に歪められている疑いが強く、眉に唾するよう常に心がけて接する必要があるということなのです。

投稿者 clad : 09:08 | コメント (2)

2008年12月17日

逆転世界

…というタイトルのSF小説がありました。アマゾンのリンクはこちら(アフィリエイトは使っていません)。

都市ごと移動する、と聞くと、いつもこの作品を想起してしまいます。
(実は、『ハウルの動く城』の公開前にタイトルだけ聞いたときも、『逆転世界』のことを想い出しました。実際はぜんぜん違いましたが。)

…しかし、これがレゴで出来ているって、ちょっと信じられないですね!

デザインも秀逸なレゴ製の地球外惑星用移動都市

すごすぎます。

投稿者 clad : 11:46 | コメント (0)

2008年12月04日

ニャンともはや

ネズミの話題ときたら、今度はネコでバランスを取る。それが私です。なんといってもてんびん座のA型ですから(意味不明)。

猫の認知症 あると思います

飼い猫も、長生きする時代なんですねぇ。4歳くらいでちょっと死亡率が高い時期を迎え、それを超えると一気に10年くらいまでいく、という話は聞いたことがありますが、15年、20年ものとは…って、ワインじゃないって。
昼間不在がちでマンション住まいな我が家ではなかなか実現しにくいのですが、おそらくこれを読んでくださっている飼い主の皆様(何人かお顔が思い浮かびます)、いずれこういうこともあるかもしれませんね。ご苦労様でございます。

投稿者 clad : 12:12 | コメント (0)

ごチュウ進

今朝、いつもの通り最寄り駅の登りエレベーターで、ホームに上がろうとした時のことです。
二人前にいた女性が、足元の何かに驚いたように、急に横に飛び退いたのです。反射的に足元に目をやると…一匹のネズミが、エレベーターを逆走して駆け降りて来たのです!
あっという間に地上階の駅構内のいずこへともなく、走り去ってしまいました。
皆さん不意を突かれたためか(あるいは今時の女性を含めた皆さんはその程度では動じないのか)、悲鳴が上がることもなく、何事もなかったかのようにいつもの通勤の風景に戻ってしまいましたが。

しかし件のネズミさんのことは、考えれば考えるほど謎めいています。
上から降りて来たということはホームにいたわけです。ホームには確かゴミ箱はなく、食べ物はおろか隠れ場所さえ満足にないはず。線路沿いなら隠れる場所はあるでしょうけれども、このあたり一帯は高架化が完了していて、それこそ食べ物には困るはずです。
だから地上に移住しようとしたのかな?

その後でどうなったかも、ちょっと気になります。
駅は完全なコンクリート製で、地上階も清潔かつガランとしていて何もありません。隠れ場所はないに等しく、改札口を強行突破するしか、ネズミの活路は開けないとみていいでしょう。
しかし地上階のスペースは無駄に広く、改札口までは20m以上はある上、そこまでの間は身を隠す術はないのです。やるしかない、とはいえ、実行に移した際に一騒動起きるだろうことは想像に難くありません。
人影が途絶える深夜まで待とうにも、それまで無事に潜伏できるかどうか…。

…などと、いろいろ考えてしまいました。別にネズミさんの幸運を、願っているわけではないのですが(^^;。

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2008年12月03日

“∞”の本棚

収容能力が無限大の本棚があったら、どんなに良いだろうと夢想する知り合いは何人もいるのですが、この本棚はどうでしょうか。

無限大のかたちの本棚

”バベルの図書館”とか、いろんな言葉を連想してしまいますが、輪っかの内側の本をどうやって読むかなんて現実的な問いは禁止事項なのかも。

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2008年12月02日

火星の生物発見が現実になるか

火星に埋もれた巨大氷河群が存在=NASA

取り上げるタイミングを逸していたのですが、我慢しきれず、いまさらですが書いてしまいます。

「将来の有人探査の際に、飲料水やロケット燃料として利用できるかもしれない」とか暢気なことを言ってますが、それより何より「微生物の遺伝子片」が含まれている可能性、に注目すべきでしょう。

現実に生存していなくても、地球外生命体の遺伝子が見つかれば、もちろん世紀の大発見です。
期待してしまうなぁ。

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2008年12月01日

観る清涼剤

朝から鼻風邪モード全開で、早くも小鼻がティッシュの摩擦でひりひりし始めています。
心身ともに不調なこんなときは、こんな写真でも観てちょっと休憩。。。

21 Cleverly Mirrored Images & Reflected Photos

癒されませんか?

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2008年11月27日

水素発電へ、一歩一歩

福井新聞のローカルニュースだからか、一向に全国的に注目されないのですが、このニュースは結構インパクトを感じたんですけどね、個人的に。

鉄と水から大量の水素 若狭湾エネ研が成功

水素を酸素を反応させると水が出来る。そのときに発生するエネルギーを取り出そうというのが燃料電池などに代表される水素発電なのですが、現在有望視されている方式では、メタノールから水素を取り出しています。メタノールは埋蔵量も多く、燃料として扱いやすいからですが、炭素を含むため、水素を取り出す際に二酸化炭素も出てしまいます(※)。
それが、この記事の方法では水と鉄から酸化鉄を生成しつつ水素を取り出すのです。つまり、余計な副産物が少ないのですね。

「水素を発生させた後の酸化鉄は、再び木炭粉など炭素を混ぜて製鉄すれば繰り返し使えるという。製鉄の熱源には、同センターで開発したレンズで太陽光を集める「太陽炉」を使用しており、二酸化炭素(CO2)の排出も低く抑えられたとしている」

ということで、次世代のエネルギー開発にとって、かなり有望な技術と見ましたが、如何に?

※:もっとも、メタンガス自体の温室効果は、二酸化炭素のそれより桁違いに大きいのですが。そのため、ある程度温室効果が進んで、シベリアの永久凍土が融けだすと、その下に眠るメタンハイドレートが一気に放出されて、加速度的に温室効果が進んで大変なことになる、といわれています。私は“地球温暖化懐疑派”ですが、これが実際に起きたら相当ヤバイ事態だということは予測ができます。

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2008年11月20日

株価といえば

株価といえば、半年先の企業の業績を先読みして上がり下がりするもの、といわれてきましたが、どうなんでしょうね。

ぐるなびが急騰、年末年始の宴会シーズン到来で思惑買い

年末なんて目と鼻の先。何で今頃思いついたように、こんなことで急騰するんでしょう。それほど、今は買い材料に乏しい相場なんでしょうか。

と思っていたら、こんな記事も見つけてしまいました。

ミクシィが一時急騰、勘違いの個人投資家による買い

結局、きっかけは何でも良くて、上がりそうな気配を感じたらみんな買い、下がりそうだと思ったらみんな売る。理由なんてみんな後付け。

デイトレーディングで生計を立てるなんて、個人的にはやっぱり有り得ないな、と思うのでした。

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2008年11月18日

サイバー犯罪と捜査の知恵比べ

ネット犯罪は、高度化の一途を辿っているようです。単純な(といっても巧妙な)フィッシング詐欺サイトも急増している一方、昔ながらの(?)不正侵入も相変わらず。

米国企業から外国のハッカーに熱烈な求人メール、実は米国内に誘い出すためのFBIによるおとり捜査

不正侵入の犯人を、おとり捜査で逮捕したという話ですが、「FBIが考え出したのは求人広告を使っておとり捜査を行うという新たな犯罪捜査の手法」というので、おとり捜査というより特定対象に絞ったフィッシングですね。

日本の警察は、おとり捜査が許されたら、ここまでやってくれるのでしょうか…。

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2008年11月17日

あなたの町にも原発を

世界は広いです。最近は中国から、俄かには信じがたいようなニュースが時折舞い込むようになりましたが、アメリカ発のびっくりニュースはやはり少々趣が違いますね。

米社、物置サイズの小型原子力発電機の営業活動を開始

エープリルフールのようなものではなく、本当の話らしいのです。
「高さが3メートル弱の円柱状」の原子炉を「地中に埋められることで運用」し、「まったくのメインテナンスフリーで2万世帯分の電力消費量に相当する25MWの電力を5年間に渡って供給することができる」とか。
「寿命がきた場合には燃料を交換することで原子炉本体は最大50年間に渡って利用することも可能」で、「1万世帯を有する小規模な町が導入した場合、1世帯あたり5年で2500ドル(約25万円)、1年換算では500ドル(約5万円)を支払うだけで必要な電力の全てをまかなうことができる」から、大変お得な上に「CO2の排出しないエコなエネルギー手段」。
さあ、ここまで読んだら、もうあなたの町にこのミニ原子炉を設置しない理由はありませんよね?!

ちなみに、「原子炉本体はメルトダウンなどは物理的に生じない構造」というメーカーの説明を信じるかどうかは、あなた次第です。
もちろん、私は一切責任を持てませんので悪しからず。

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2008年11月13日

本音でも、事実でも、言ってはいけないこと

「チャンスとはきっかけ」 井戸知事、ラジオで持論

関東で大規模な地震が起き、首都機能が壊滅的な打撃を受ければ、東京に次ぐ都市機能を備えた関西地区はピンチヒッターの第一候補なのは事実でしょう。
また、関西に在住し、関西のことばかり考えている人の中には、上記の状況が到来すれば「それは関西にとってはまたとないチャンスだ」と本音で考える人もいるでしょう。私も含めた関東在住に人間にとっては、まるで天災を望まれているようで不愉快なのは当然ですが。

もちろん日本は思想・信条の自由が憲法で保障された国ですから、そういった考えを持ち、それを口に出しても罪に問われたりはしません。しかし、罪にならなければ何をしても良いわけではなく、今回のように幅広く批判を浴びたりするわけです。公的な立場にある人が、こういった発言をしたこと自体が問題視されている。例の防衛省の問題とも共通しています。

もうひとつの問題は、その幅広く浴びせられる批判の根拠となる、発言内容そのものの是非です。
防衛省の問題では、1)内容が事実であるかどうかと、2)政府の公式見解と相容れないのではないかという点の2つだけが問題とされ、1)の問題にはやはり今回も積極的に白黒つけようという動きはなく、2)の問題のみに議論がとどまりました。

兵庫県知事については、A)内容が事実かどうか、B)他の地域に住む人間の感情への配慮が欠けた発言で不謹慎ではないか、という2点が問題となります。
A)については冒頭に事実だと書いた通りで、だから御本人もなかなか謝罪する気になれなかったようです。
B)について、引用した記事のように、何とか言い逃れようとしていた知事ですが、ようやく発言を撤回しました。往生際が悪いという印象だけが残った感じです。

「関東大震災はチャンス」発言を撤回 井戸知事が謝罪

実はB)の問題は、防衛省の一件でも同様に存在しました。
中韓にしろアメリカにしろ、大半の国民が戦後生まれで、戦前の日本は悪の帝国だったと教育を受けてきています。件の論文は彼らにとって不愉快なのは当然だし、批判もするでしょう。状況しだいでは、日本の国益が大きく損なわれる結果になっていたことは火を見るよりも明らかです。

もし論文の内容が事実なんだと、世界中に認めさせたいという思いが強いのなら、なおのこと無防備な形でその意見を表明してはいけない。何よりも周到さ、慎重さが求められるのです。
どうやったら歴史を変えられるのか。それは容易なことではない。本気で取り組むには時間と手間と費用をかけた戦略が必要なはず。
中途半端にやるなら、何も言わない方が余程マシです。少なくとも今以上に日本人が悪く言われたり、弱みを握られて交渉事で不利になったりということはなくなります。
そのくらい、いい加減に気づいて欲しい。

私が田母神論文で批判したいのは、唯一この点のみです。これだけですが、十分に致命的なのです。

論文の内容が事実かどうかは議論が分かれるところですし、私は家族の証言などから事実に近いと思っていますが、そこから先は専門家に任せ、追求することは控えます。
もうこの件に触れるのは、これでお終いにしたいと思います。

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2008年11月11日

地球の中心でめまいを感じた男

日曜の夜は、珍しく家族でワーナーマイカルシネマへお出かけ。19時からの回だったのでレイトショーというわけでもなく、子供でも翌日には響きませんから。
観たのは『センター・オブ・ジ・アース』。題名で一目瞭然、ヴェルヌの『地底旅行』の何度目かのリメークで、今回は3D映像が売りだったらしいのですが…家族の希望に従っただけで、TVCM以外に一切何の予備情報も得ずに観に行ったため、入場時に3Dメガネを渡されるまで、そのことに気づいておりませんでした。

映画としてはもうB級感たっぷり。導入から地底探検までは、当然キャラクターや状況の説明が続くわけですが、本当に可能な限り圧縮してあって、これなら子供でも飽きないわ、という展開の速さ。
で、地底に入るわけですが…そこから先はテーマパークそのもの。ジェットコースターや各種の怪しい生物、“サスケ”ごっこなどのアトラクションの連続です。
この途中から、思いっきり3D酔いしてしまいました(^^;。

昔PCで(うちには据え置きゲーム機って置いてないので)3Dアクションゲームをやって以来、久々でした。ゲームはすぐに止めればいいのですが(で、実際それに懲りてそういうゲームは2度とやっていませんが)、映画館はガラガラなのに、特定の列だけ席が埋まっていて、その真ん中辺りにいたので、外に出るのも憚られ。眼を閉じたり、片目だけで見たりしながら、そのまま最後までお付き合いさせていただきました。

ロケも含めた風景では、遠近感は確かに感じられるものの、それだけ。奥行きを感じるからといって感動はしませんね。よほど美しい映像なら別かもしれませんが。
スクリーンから飛び出してくるのは、必然的にCGばかりで、基本的に観客をびっくりさせる効果しか狙っていないので、疲れる一方なのでした。最初に効果を実感するのが、主人公がうがいして吐き出した水ってのは、勘弁して欲しかったなぁ。そこだけ洗面台視点に切り替えてまで、わざわざ見せてくれなくてもいい映像ですよ。お世辞にもセンスがいいとは言えません。

主演のブレンダン・フレイザーは『ハムナプトラ』以来、こういう路線がはまっていますが、沢村一樹の声は「悪くはない」レベル。セクスィー部長の印象はかぶらなかったので、そのせいでめまいがしたわけでもない(笑)。
相手役は顔が松浦亜弥に似ていて、声も似ている印象だったのですが、最後のテロップで矢口真里がやっていたと知りました。あんな声だったのか。
他のキャストも含めて、声優的なわざとらしい感じはしなかったものの、聞き取りやすい声でもなく、まあまあというところでしょうか。字幕は付け難い思うので仕方ないかな。

子供たちは満足したようなので、まあ良かったというところ。とはいえ、小6の娘も少し3D酔いしていたようです。

21時ごろに終わって、おもむろに帰宅したわけですが、劇場で飲んだ蜂蜜黒酢ドリンクは、寝るまで胃もたれしていました。

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2008年11月08日

幼児の問いかけ

ちょっと用事で外出し、帰宅した私に向かって息子が開口一番、
「ねぇおとうさん、“階段落ち”したい!」
「はい???」
まさか6歳にして、スタントマンの修行をしようというのか?!

…さすがにそんなことはなく、彼が見せてくれたのはこれでした。
DSC01691.JPG

ゆる~いバネで、階段を勝手に降りていくような玩具があったと思います。“スリンキー”というのだそうですが。
それを紙工作で作ったのですね。
さすがにバネのように滑らかには行きませんが、それなりにそれらしく(?)動作していました。

もう一発、
「これ、“なに食”だと思う?」

私はろくに彼のほうを見もせず、
「う~ん、甘食かな?」
「ちがうよ! これだよ!」
その問いかけをしたとき、彼が手にしていたのはこれでした。いわゆるLaQです。

DSC01700.JPG

「これ、草食だよ!」
彼によると、これは恐竜なのだそうです(そうかぁ? 大体これ6本足だが)。

他にも彼は肉食恐竜や翼竜、花みたいな謎の(宇宙から来た?)生物も作っていて、くんずほぐれつのバトルロイヤルの様子も見せてくれました。
DSC01690.JPG
DSC01710.JPG
この写真では、どこからどこまでが、一体どれなんだか、さっぱりわからないと思いますが。

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2008年11月07日

侵略国家の歴史と事実

更迭で矮小化された空幕僚長論文騒動

一連の議論を呼んでいる、田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長の論文(PDF)を読んでみました。
学術論文らしい体裁をとっていないので「おや?」とは思いましたが、逆に概ね読みやすい文章でした。

また、こんな記事も見つけました。

KY空幕長の国益空爆

この記事の内容はある意味突っ込みどころも結構用意されていて、実際多数のコメントがつき、様々に突込みがなされています。ただ、その中にはちょっと酷いと思うものもありました。
簡単に言うと、「自衛隊は正式に軍隊と認められていないのだから、正規軍並みの規律を求めるのは間違いだ」というものです。
正規軍並みの自負と矜持を持ち、体を張って職務を遂行しているはずの多くの自衛官に、面と向かって「あなたたちは多少規律が緩んでいても仕方ない」などといえるのでしょうか。これはいくらなんでも彼らに対して失礼でしょう。

田母神論文に書かれた内容自体については、昭和の初めに生まれた母などを通じて、子供のころから聞かされてきたこととほぼ重なり、個人的には違和感はありません。母方の祖父は日中戦争に士官として参加していた(※)ので、国内にいた一般の日本人よりは生の情報を持っていました。
ただ「朝鮮半島や満州の領有については厳密に国際法に照らしても違反していないし、中国側が挑発し、仕掛けてきた戦争ということで“侵略”には当たらない」という解釈をするとするなら、それと同じくらい公平に見れば、東南アジアの旧欧米植民地に対しては、日本は“侵略”したと考えるべきらしいですが。いくら経済封鎖をされたとはいえども、先に武力をもって攻め込んだのは日本なので。

いずれにしても、この部分はその通りだと思います。

「もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない。」

ただ、当時の欧米列強と異なる点があるのは、植民地獲得競争に圧倒的に出遅れたため、大陸を植民地にした当初から、被支配者側に芽生えていた民族意識を刺激した点が挙げられます。
如何に日本の植民地政策が寛容で、彼らを日本人と同様に扱ったとしても、彼らの民族としての誇りを傷つけたこと(彼ら全員が“日本の臣民”になりたかったわけではない)には変わりなく、当時の日本の全てを“悪”と見做したくなる感情が生じることは、日本人として共感は出来なくても理解はする必要があります。

さらに、日本は敗戦国なのです。
国連憲章のの敵国条項はまだ有効です。
今更言うまでもなく、歴史を作るのは勝者であり、敗者ではありません。
太平洋戦争が、米英の策略にはまって始めさせられた戦争だったとしても、負けたのは日本ですから、“悪いのは日本”というのが歴史になるのです。

街角:ローマ 「日本軍のせいだ」

朝鮮半島は併合していたので、当時は朝鮮に政府はなかったから、日本は韓国にも北朝鮮にも負けていない、という人がいます。例え理屈はそうでも、ここではその議論は意味を持たないこともまた明らかです。ほとんど負け惜しみにしかなりません。
敗戦国である日本は侵略国家であったという歴史は揺るぎません。事実かどうかとは関わりなく、です。

この論文には書かれていませんが、日中戦争当時、現地で最も残虐な行為を働いていたのは共産党の赤軍でした。行軍する先々で、現地の人々に共産党に従うように脅迫し、従わない場合は村ごと焼き払って皆殺しにしていたといいます。当時日本陸軍の連隊長だった私の祖父は、よく共産党に追われた中国人に助けを求められたそうです(※)。
おそらく事実でしょう。いうまでもなく、そんなことを今の中国人に言ったとしても、素直に受け入れられるはずはありません。
しかし、今の状態が永遠に続くわけではないのも間違いありません。諸行無常、です。

民主化を考えていた中国の指導者

もちろん、貴重な資料の保存は当然として、事実を語り継ぐ必要もあるでしょう。語り部が必要なのは、原爆の被害だけではありません。

とにかく、現状の中韓にとっては国家成立の正当性に係わる問題ですから、看過できないのはある意味当然なのです。いや、中韓だけでなく、例えばアメリカ合衆国にとってもそうです。彼らにとっては、第二次大戦は“正義の戦争”ということになっています。その歴史を、この論文は見直すように迫っているのです。
それを、こともあろうに12月8日、真珠湾攻撃の日を狙ったように表彰式および記者会見を挙行しようとしていたというこの論文は、中韓よりもむしろ、アメリカに向けて発信されようとしていたわけです。アメリカではいまだに、毎年この日には「パールハーバーを忘れるな」と言っているではありませんか。

日本の右翼というのは、もしかするとその中に一部、わざと日本の国益に反する方向に事を起こそうとする“偽装国粋主義者”が混じっているのではないかと疑いたくなることがあります。
今回の田母神氏がそうだとは思えませんが、そういう一派にまんまと乗せられたという可能性もあるのではないか。今の段階で、こういう主張を繰り返すほどに、日本は国際的に孤立することにつながるからです(日本の国益が何かというと難しいですが、少なくとも国際的な孤立が国益に結びつかないことだけは確かです)。
旧欧米の植民地支配から解放してくれたと、日本に感謝している国もあるかもしれませんが、欧米や中国を敵に回してまで、それをわざわざ公式に表明してくれるとは期待できません。それを期待するなら、よほど周到な根回しなり工作が必要で、それこそが外交戦略だと思うのですが…日本には“対米追従”以外の外交戦略はないらしいので…。
もしかすると、日本の孤立を本当の狙いにしている人が、右翼の中に紛れ込んでいるのではないだろうか…そんな考えが浮かんだ、今回の一件でありました。

(※:祖父は、日米開戦前に、大佐で退役していました。日米開戦の一方を聞いて、「いかん! アメリカに勝てるわけがない!」と叫んだそうです。また、その後何度も復役の声がかかったものの、頑として受けなかったとか。
ちなみにその祖父の父、私にとっての曽祖父にあたる人は、陸軍中将にまでなり、ある功績で日本の近代史の片隅に名前が登場したりします。
一方、祖父の長男、私の伯父に当たる人は、広島の原爆で亡くなっています。唯一の男の子、跡継ぎを亡くした祖父母の悲しみは深く、その悲しみは私の母にも引き継がれ、今に至るまで実家に暗い影を落としています。)

以下、蛇足。
この懸賞論文の主催者はアパグループです。十年ほど前、北陸地方に頻繁に出張していた際、アパグループのホテルをよく利用していました。
あくまで一利用者としてですが、余り良い印象はありません。基本はただのサービスがイマイチなビジネスホテルですが、グループの内部向けとも、外部向けともつかない宣伝広報誌が部屋に置かれていました。グループの総帥が編集人となり、北陸の自治体の幹部と対談したり、ペンネームで怪しげなコラムを書いたり、グループ新年会の様子などがレポートされていたり。内部向けと思われる内容なのに、当然のようにホテルの利用者にサービス(?)として提供されていました。
出来れば他のホテルを利用したかったのですが、冬の間は交通機関の都合があり、他に安ホテルの選択肢がなかったので、やむを得ず利用していました。セルフサービスの朝食で、ゆで卵を食べようとしたら凍っていて、とても悲しかったのが忘れられません。
アパグループについて書かれた文章を見つけました。真偽のほどは不明です。

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2008年11月05日

X線を出してみませんか?

ぜんぜんタイムリーに紹介できないのが、最近の多忙ぶりを如実にあらわしてしまっているわけですが…。

セロハンテープを勢いよく剥がすとX線が発生する、米研究者がネイチャーに論文発表

「セロハンテープなどを剥がす際に生じる摩擦力は、電子エネルギーに変換されることで、電磁波を発生するという現象は、半世紀前のロシア人研究者によって発見されたものとなる」
知りませんでした。お恥ずかしい。“「摩擦ルミネセンス」効果”というのだそうです。

「市販のセロハンテープを毎秒3センチの速度で剥がし続ける装置を開発」「発生したX線は指のX線映像を撮影するのに十分な線量があるということを実証することに成功した」
なにぃ!? それは結構な被曝量。もしかして妊婦のお腹にセロテープを貼って、毎秒3センチで剥がすのはほとんど犯罪的な行為なのか?!(そんなことする奴がいるのか、という素朴な疑問はこの際、脇に置くとして…。)

しかし、さすがにオチはありました。

「十分なX線量を得るためには「摩擦ルミネセンス」効果を最大限に上げるために真空中で実験を行う必要があり、一般の人が普通の環境でセロハンテープを剥がしてもX線被爆を起こすことはないとも説明している。」

めでたしめでたし。

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2008年10月31日

ミツバチと人間はどっちが賢いか

ミツバチは4まで数えることができる、オーストラリア研究機関

上記のニュース、それはそれで驚いたわけですが、記事の内容とは別に気になったことが。
本文の下に、こんな過去記事へのリンクがあるんですね。

アマゾンの原住民族、数認識能力は「ちょっと」と「いっぱい」だけ

「絶対的数値認識は1~2までしかなく、3以上の数値は全て「ちょっと(some)」と「いっぱい(many)」という概念によって表され」ているのだそうです。
ちょっと待て。それって、ミツバチは、少なくとも一部の人間よりも賢いのだと、仄めかしていませんか?

…いや、まあ、数の認識能力についてだけは、確かにそうともいえるようなんだけれども…。

『宇宙戦艦ヤマト』のTVシリーズで、ハチが進化して支配している惑星に立ち寄るエピソードがありました。実際には、昆虫のような非脊椎動物では、地球程度の大きな重力下ではあまり大型化できないため、個体の知能が高まる可能性は低いはずですが。持てる脳の絶対的な大きさに、物理的な制限があるわけですね。
『ソラリスの陽のもとに』というSF小説では、“海”という知性体が出てきましたが、ハチでもアリでも、個体では全然賢くなくても、それぞれが神経細胞のような役割を果たすことで、集合知性となるといったSFもあったような気がします。

…と、いろいろ想像を巡らせるのも楽しいですが、とりあえずアマゾンのピラハ族ですか? がんばってもらいたいものです(?)。

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2008年10月23日

“庶民感覚”ツッコミどころはそこじゃない!

昔、土光敏夫さんという人がいました。大変質素な生活を送られていたことは有名でした。
しかし、そのことで日本の現代史に名を刻んでいるわけではない。臨時行政調査会の会長として、実績を残したからです。
質素倹約の鏡みたいな存在が、行政の無駄を省く「増税なき財政再建」実現のために、その象徴としてハマり役だったという側面もあるわけですが。

そして今、首相の夜毎の会食が“庶民感覚とかけ離れている”という批判があります。
一方で“首相がその辺の居酒屋に行くわけにはいかない”というもあるらしいですね。

確かにやってることは贅沢ですが、別に公費ではなくて自費のようだし、仕事をきちんとやってくれれば文句を付ける筋合いでもないでしょう。むしろ多少派手にお金を使ってくれた方が景気には良いくらいだし、だいたいこういう文句の付け方自体、妬み僻みの感情を煽る方向で情けない。
日本の倫理教育で、一番欠けているのが「他人を妬むことはみっともない」という教えだと、日頃から思っている私としては、非常に気に入らない報道が続いているのでした。

ツッコむべきところは他にあると思います。

時に2時間にも及ぶ会食を毎晩のように続けておられるそうですが、その間はどんな話をしているんでしょう? これが何より疑問ですね。
大事な話なら、外部に漏れないように官邸ででもやって欲しいし、どうでもいい話なら…毎晩、2時間とかって…もしかして、ヒマなの? まさかねぇ…。

庶民、などという正体不明の概念を持ち出す前に、一般人の感覚として、総理大臣というのは激務だという思いがあるので、上記の点が一番腑に落ちないのです。
何せ“恐慌”という言葉までささやかれる今日この頃。「ちょっと余裕かまし過ぎてやしませんか?」と思ってしまうのですが、いかがでしょうか。

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2008年10月20日

庶民感覚と帝国ホテルを対置させる姿勢

麻生首相初スーパー?庶民目線アピール

麻生首相“庶民視察デー”でスーパーを訪問

物価高を実感? 首相がスーパー視察、夕食は帝国ホテル

これらの記事、いずれも最後に「帝国ホテルで秘書官と2時間以上ゆったりと夕食をとった。」(サンスポ)といったことが書かれています。
スポニチが首相のセレブぶりを解説しており最も批判的な内容。サンスポと朝日は淡々と事実に触れているだけですが、朝日は一般紙で唯一これに触れており、なおかつ見出しでも書いています。
これを読んで、記者の思惑通りに素直に首相に反感を持つ人もいるでしょう。昔よりは減っているでしょうけれど。
むしろ、そういう誘導の思惑に敏感に反応して、マスコミ不信を強める人が徐々に増えていることと思います。個人的に、これは良い傾向と感じています。
“勧善懲悪”の単純な構図を作りたがるマスコミの自省も、一部には見られ始めています。下の記事は、新聞記者に希望を失って辞めたOBによる座談会です(閲覧にはユーザー登録が必要かもしれません)。

時代錯誤の舞台装置はもういらない---続々・「マスゴミ」と呼ばれ続けて

今回の記事にしても、確かに庶民の生活を視察した当日に帝国ホテルで食事、というのはいかにも間が悪い感じはしますが、それによってわかるのは、首相の秘書官の中にはそういうセンスの足りない人がいるのだな、というだけのことです。
一国の首相が「今日の晩御飯は何かな~?」などといちいち事前に気にするはずがない(そんなことがあったらコワい)。用意されたとおりのスケジュールをこなすわけで、予定を組んだ裏方が、もう少し気を回しても良かったということに過ぎません。
当日、直前に夕食の場所を知った首相が、キャンセルを言い出すこともできたかもしれません。しかし、ホテルには迷惑をかけるわけです。それはそれで庶民感覚としては、ドタキャンは良くないと感じるのが自然でしょう。

もしかすると首相本人は、そういう裏方のちぐはぐ振りに不快感を抱いていたかもしれない。あるいは、山積する諸問題に頭がいっぱいで、食事のことなど気にしている余裕はなかったかもしれない。もちろん、何の憂いも迷いもなく、存分に食事を楽しんだのかもしれません。
メディアの方々には、プロとしての自負がおありなら、そのくらいまで突っ込んで取材して欲しいと感じるのですが、それはないものねだりなのでしょうか。

※ごくごく個人的な意見ですが、帝国ホテルって格式ばかり高くて、レストランはそんなにおいしいという印象がありません。夕食をアレンジした秘書官は、あまりグルメではないか、あるいは味は二の次で他に優先するべき事項があったのかな…上記の記事からは、そんなことも感じたのでした。蛇足ですが。

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2008年10月15日

中国の話題あれこれ

忙しいといいながら結構ブログだけは頻繁に更新しているのですが、どうしても中身はニュースのクリッピングが増えますね。自分で何かする暇がないので…。

【中国製インゲン】ほぼ原液の高濃度「残留とは言えない」

原液にジャブ漬けして出荷したということでしょうか。ついつい、反日感情が高じて無差別テロに出てきたか、などと勘ぐりたくもなります。しかし、中国国内ではさらにすごいことになっているらしく。

ゴムかむ食感…中国産シラウオ、ホルムアルデヒド大量検出

…というわけで、日本を標的にしているわけではなさそうですが、もちろんそれだけでは事態の解決にはまったくなりません。

話は少しずれますが、それにしても中国関連の報道にはいい話題が少ないですね。

日本は中国人の悪いことばかり報道する、は本当か

この人の見解への賛否はともかく、確かに日本の基準からは極端に外れたことが起きればニュースになるし、だからこそ悪いことのほうがニュースになりやすい。極端にすばらしい出来事なんて、そんなに起きないでしょう。中国以外の外国のニュースは、アメリカを除くとそもそも絶対的に数少ないわけですけど、お祭りなどのイベント関連以外には悪いニュースが基本ですよね。
日本国内のニュースだって、季節の話題やイベントの他には悪いニュースが圧倒的ですから。中国の話題は国内に次いで多いわけで、同じ基準で選べば、悪いニュースだらけになるのは無理もないでしょう。

ちょっと古いですが、いいニュースを探してみました。

「日本人が優しすぎるから」――ニコ動で“育つ”香港の歌姫

純粋に“中国の”いいニュースではないかも知れませんが、この女の子の純粋さにホロリとさせられます。
一方で、こんな話題も。

勤勉有能な日本人観が中国で逆転! 上海で増殖する“ダメ日本人”たち

日本では中国や韓国からの出稼ぎ窃盗団が話題になったりしていますが、日本から渡る人たちだって、優秀な人ばかりとは限らないわけですね(犯罪者でこそなくても)。そういえば、こんなテーマのドラマがありましたっけ。観てませんが。

中国は政治は一党独裁、経済は自由化という、本来は相容れない二つの体制を共存させるという壮大な実験をやっているわけです。
本音を言えば、そういう実験を世界最大の人口を抱えた国が、しかも日本のすぐ隣でやるというのは、いささか迷惑ではあります。
そうは言っても現実は現実なので、しっかりと受け止めて対応していかなくてはいけません。
媚び諂うでも対立をあおるでもなく、もちろんアメリカの陰に隠れている場合でもありません。
感情を抑えて、冷静に付き合っていかざるを得ないのです。

そのためにも、お互いの真の姿を良く知ることは重要です。相互理解が深まることで、得るものこそあれ、失うものはありません。
相互理解とは、共通点のみならず、相違点をも理解することです。国民性も生活環境も、相違点をその背景込みで理解することで、必要以上に相手を嫌ったり、警戒することはなくなります(別に無理に相手を好きになる必要もないのですが。要は過大評価も過小評価もせず、互いに等身大で向き合うのが望ましいということです)。
日本から中国への情報は、中国当局によるバイアスがかかります。歴史的に政府を信用していない中国の国民は、そういう現実には慣れっこのようです。
近年は日本への旅行者も増え、日本のサブカルチャーにあこがれる若者も増えています。自らが直接日本に触れることで、昔ながらの反日意識との間にジレンマを感じる人は増えていることでしょう。
一方、中国からの情報は比較的自由に流れてきますが、マスコミによる取捨選択の偏りが生じます。ここでも、情報があふれかえる時代の整理能力、リテラシーが要求されるのですね。

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2008年10月11日

こんにゃくゼリーは餅よりも危険なのか

議員立法で規制を検討 「こんにゃくゼリー」で自民

「行政の対応に限界があるなら、新たな立法措置が必要と感じている。議員立法で(こんにゃくゼリーに対象を絞った)ピンポイントの対応を考えたい」

酷いもんです。こういう要らん規制が増えるから、ますます国民が自分でものを考えなくなる。
さらには、業界の監視団体だかなんだか、役人の天下り先としての、極端に業務範囲の狭い団体が設立されたりする。

この法案を出そうとしている議員たち、選挙の前にできるだけ目立っておきたいんだかどうだか知りませんが。

こんにゃくゼリーでは95年以降、平均して毎年1名強の死者が出ていますが、昔から毎年正月になると、のどに詰まらせて亡くなる人が後を絶たない餅については、いったいどういう規制が検討されているというのでしょうか。
永年にわたる行政の不作為を、誰かが真剣に問い詰めるようなことをしないと、改めてその無意味さに気が付かないということでしょうか。

アフガニスタンでの復興事業に従事して、不幸にも賊に襲われて命を落とした人よりも、こういう場合にこそ自己責任を問うべきだと思います。

期間、数カ月にも こんにゃくゼリー生産停止 従業員の不安募る

マンナンライフ、下手すると潰れちゃうよ。
私は入手できる限り、こんにゃくゼリーを買い続けるつもりです。

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2008年10月10日

カントリーロード、メロディーロード

北海道に旅行したとき、こんな道路を通ったことがあります。

「知床旅情」が鳴る道「メロディーロード」

道路に溝を刻むことで、クルマが走行すると音が鳴ります。溝の間隔を変えることで音程をコントロールします。もちろんピッチは車速しだいです。
面白いな、とは思いましたが、さすがに音色は魅力的とはいえず、何度も通ってみたいとも思いませんでした。

「音楽を奏でる道路」、住民に不評

アメリカでは同様の試みが住民に不評で、当局によって上から舗装されてしまうことになったようですが…。

気になるのは「道路は今月、ホンダの広告キャンペーンの一環として完成した。」というくだりです。
彼の国では、企業の広告キャンペーンで、勝手に道路にそんな細工をしてもいいのでしょうかね? いや、勝手じゃなくて当局に許可を取ったのかもしれませんが。

「時速55キロでホンダのシビックを走らせると、 『ローン・レンジャー』の主題歌としても知られるこの曲が、完璧なピッチで鳴るそうだ。」
少なくとも広告としては見事に失敗ですね。

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2008年10月09日

「嵐呼ぶ」ってどういう意味?

首相発言 嵐呼ぶ!? 『台風上陸ゼロ』

“台風上陸ゼロ”は、別に異常ではない、ということですな。
いかにも「失言をネタに揚げ足を取りたい」マスコミの本音が透けて見えるような記事タイトルですが、さすがにこの程度で政局にはならんでしょう。というか、なったら困ります。今の経済状況はそれどころではない。
福田政権投げ出し直後は、衆院を解散して民意を問うべきと思っていましたが、ここまで状況が悪化した今となっては、とりあえず総選挙で政治の空白を作るのが許される段階ではないでしょう。打てるだけの手を打ってからにしてもらいたい。

政治そのものについては当面深入りする気もその余裕もない(公私とも忙し過ぎ(T_T))のでこのくらいにして。

事実誤認に基づいた思い込みで失言をしてしまうのは、私自身も時々やるので、妙に同情してしまいます。もちろん責任の重さが天と地ほども違うわけですが、 精々気をつけていただきたいものです(この場合の“精々”の意味は、北京オリンピックの日本選手団に向けた前首相の…以下略)。

事実誤認で思い込み、というのは、その事象について「自分の専門ではない・担当ではない」あるいは「喫緊のテーマではない」という、やや軽い気持ちが働いたのかもしれません。それでも、ついつい調子に乗って話をしてしまうんだなぁ。わかるなぁ…いや、これは「地球温暖化は眉唾もの」という説に賛同する私の個人的見解です。
「地球温暖化は極めて深刻かつ重要なテーマだ」との考えに基づき、こういう発言をされたのなら…それはそれで問題ですが。いろんな意味で。

このくらいの意見表明なら、嵐は呼ばない、ですよね?

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2008年10月08日

金を右から左に動かすだけで

昨今の金融危機問題については、世の中の流れが速すぎて、すぐにニュースがニュースでなくなってしまうので、なかなか書きたくても書けませんでした。
今回は、なるべくネタとして古びないうちにクリッピング。

【米金融危機】「なぜリーマンだけ…」リーマンCEO議会で恨み節

滅茶苦茶な報酬をもらっていたことがわかります。これでもまだ足りなかったのか、このCEOは、最後の最後に自分の会社の持ち株を売り抜けていたとか。

リーマン・ブラザーズ、悪夢の内幕

なるほど、ここまで強欲な人間こそが、あのような会社を経営できるということでしょうか。

今まさに瓦解する市場原理主義

森永 卓郎氏のコラムは面白いけれど、必ずしも分析が精密でないように感じることもあります。
いずれにしても経済の専門家でもない私には正しく批評することは出来ませんが、今回は最後の言葉が大変気に入ったので引用させてもらいます。

「人間というものは、汗水たらしてモノやサービスを作りだすことに価値を見いだすべきではないだろうか。少なくとも、金を右から左に動かすことだけで、人の作りあげた付加価値を奪ってはいけないと思うのだ。」

私は、金融業という業態自体が好きになれません。自分が働く代わりにおカネに働かせるという姿勢がそもそも嫌いです。
イスラム教では利子を取ることを禁じていて、おかげでイスラム金融というのは独特の仕組みで成り立っているようです。今ひとつ仕組みが想像し難いのですが、将来時間が出来たら、調べてみたいテーマの一つです。

投稿者 clad : 22:59 | コメント (3)

2008年10月05日

本当にコワレたか…

昨日のイベントをなんとかクリアして、一夜明けた今日は、わりと平気。特に顕著な痛みや疲労感もなく、息子を連れて近所の神社の秋祭りに行ったり、普通に過ごしておりました。

さっきまでは。

18時を回った頃から急に腰が痛みだしたのです。腰を庇いながら歩いたら、右の足首まで痛みが。
昨日の側転でしょう、原因は。
しかし、運動した翌日でなく、翌々日に筋肉痛が出たりした経験はありますが(それはそれで恥ずかしいけど)、こんな急に痛みが来たのは初めてで戸惑っています。
つーか腰イタイ。

今はベッドで、ケータイでこれを打ち込んでます。起きているのが辛いからですが、寝ていても余り楽じゃないです…。

投稿者 clad : 20:31 | コメント (2)

2008年10月03日

コワレそう…

明日は息子の通う保育園の運動会。卒園前の最後の運動会なので、自然と気合いも入る、のは、わかるのですが。

朝、息子を送って登園すると、担任の保育士さんから「明日、お願いしますね!」と声をかけられました。
親も参加するとは聞いていたものの、声のトーンがいつになく高いので、「な、何を、すればいいんでしょう?」と聞き返したところ…
跳び箱、縄跳び、鉄棒、マット、…まだありそうな雰囲気でしたが、とりあえず聞けたのはそこまで。子供と一緒にやるんだそうな。

いや、もう十分、お腹一杯ですから。

ちなみに今日は、朝から幕張メッセで展示会巡りです。しかもうかつにも東京駅で丸の内線から延々京葉線まで乗り継ぎで歩くというオマケ付き(これ、ほぼ1kmありますね…)。明日は筋肉痛、なんて言ってられる状況ぢゃぁないっちゅうのに…。

ここのところ私事で、身心ともに疲れ気味なのですが、この週末もキビシイなぁ。

投稿者 clad : 09:40 | コメント (6)

2008年10月02日

私は“混血”かな…

日本人は「本土型」と「琉球型」…遺伝解析で明らかに

記事によると“「本土型」の方が髪の毛が硬く、乾いた耳あかができる傾向にあった。「本土型」の方が、中国人と遺伝的により近かった。”とありますが、これによって判断すると、猫っ毛で湿った耳あかができる私は、明らかに「琉球型」。でも、外見的には色白で、体毛も濃いほうではなく、どう見ても大陸よりです。
というわけで、両方の特徴を備えた“混血”なのでしょう。もちろん、珍しくもなんともないでしょうが。

近頃話題の“単一民族”というのは、もちろんこういう血統の話ではなくて、文化的な側面を言っているのでしょうね。だからこそ、アイヌ民族に対する過去の同化政策への反省が求められているわけですが。

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2008年09月26日

インフルエンザ撲滅への序章?

いつまで待っても、なかなか大手メディアで報道されないのですが…これはニュース性がないのかな? それとも、私が見落としているだけ? 何気に画期的な話だと思うんですが…。

ついに全てのインフルエンザに一生効果のある革命的な予防接種ができる

びくびくしながらタミフルを使う心配もなくなれば、まさに言うことなし。
もちろん、実用化はまだまだ先のことなので、糠喜びに終わる可能性もありますが…ぜひとも開発を成功させていただきたいものです。

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2008年09月24日

CO2、および太陽黒点についての記事追加

以前のエントリーで触れた内容について、さらに突っ込んだ記事がありましたのでリンクしておきます。

英国の元財務相が指摘する温暖化問題への理性的対応

タイトルは穏当ですが、内容は現在の【地球温暖化】に関する議論が如何に杜撰で、証拠不十分のまま、あたかも確定的事実のように語られているかを暴露しています。

太陽黒点が消えた!

太陽黒点の現状と、それが地球の気候に与える影響を解説した記事です。やっと日本語でも、専門家以外に向けて解説された文章が読めるようになりました。

現行のCO2削減の仕組みは、あまりにもEUに有利に出来すぎです。1990年当時の排出量からの削減を謳っているところにカラクリがあり、当時は旧東欧諸国でエネルギー効率の悪い古い設備が多数稼働していたというのがポイントです。
それらの設備は、別に地球温暖化とは無関係に、純粋に経済的な理由で更新され、自然とCO2排出量は削減できたのです。
結果として、旧西欧諸国は事実上何もせずに(CO2排出量は増えているらしいのに、問題になることは殆どありません。拡大したEUトータルで帳尻が合うから)削減目標を達成出来るわけです。
これだけでも随分身勝手な話なのに、更に“排出権取引”なる詐欺まがいの手法により、上手くすれば全く努力することもなく、お金を手に入れることさえも可能なのです。無から有を生む、まさに現代の錬金術と言えるでしょう。
これはさすがにやり過ぎで、心ある人から(例え地球温暖化を信じている人でも)批判の声が上がるのも宜なるかな、ということですね。

投稿者 clad : 11:56 | コメント (2)

2008年09月10日

日本の唯一の資源は“人材”ではなかったのか?

「日本には資源がないから、人材を育てることでしか国が成り立たない」という話は、今まであちこちで聞かされてきました。
それが、実態はどうでしょうか。

公的な教育支出、日本は「最低」…OECD調査

亡き祖父の言葉で「親は塩を舐めてでも、子供に良い教育を与えよ」というものがありました。
そういうことをいう人は、戦後はどんどんいなくなってしまったのでしょうか。

確かに敗戦で食うや食わずになった日本人の中には、様々な知恵を働かせて生き抜いてきた人もいるでしょう。そういった知恵は、往々にして学校では教えてくれません。
それでも、良い教育よりも生き抜くための知恵を優先しても、本当にいいのでしょうか。

食用転売米穀は接着剤の材料 悪質さ際立つ三笠フーズ

汚染米、全国から高値で買いあさり…三笠フーズ

このような「あさましい」人たちは、日本人の中で本当に特殊な、ごく一部の存在なのでしょうか?

良い教育、とは、必ずしも“良い学歴”ではないでしょう。
学力のみあっても、“生きる力”が足りない人も困ります。

しかし少なくとも、生き馬の目を抜くことばかり考えている人が“勝ち組”となる社会は、あるべき社会とは到底思えません。
「真面目」であり「他人を思い遣る心」を持ち、より「高い教養(※)」を身に付けること。これらの価値が見直され、尊ばれることこそ、今の日本に必要なことではないでしょうか。
そういった価値観を、広く遍く日本人の間に普及させること。これこそが、公教育の最終目的だと思います。

(※「教養」:一般に、独立した人間が持っているべきと考えられる一定レベルの様々な分野にわたる知識や常識と、古典文学や芸術など質の高い文化に対する幅広い造詣が、品位人格および、物事に対する理解力や創造力に結びついている状態を指す。…Wikipedia。「教養のある人」とは、単なる物知りではないのです。)

教養の軽視が、ひいては教育そのものの軽視につながっていると、私は思います。日本で教育がどれほど軽視されているかは、冒頭の記事に書かれた数字がものの見事に表しているといえるでしょう。

少子化もあり、世界の中の日本人は、質・量ともに下降線を辿っているのです。これこそが、日本という国自体のプレゼンスを下げている最大の要因といっていいでしょう。

今日明日を生きるために、目の前の経済問題も大切です。しかし、10年後20年後も、まだこの世に生きているつもりなら、考えるべき問題はそれだけではないのです。

投稿者 clad : 12:02 | コメント (4)

2008年09月06日

CO2という政治的な物質

世の中、CO2の排出というと、まるで悪魔の所業の如く嫌われておりますが(ちょっと大げさ)、世論の空気を敢えて読まない私としては、「地球温暖化」論にも大いに疑いの目を向けています。

地球温暖化対策の実像/ロンドンからの報告「神話」か? 「真実」か?[後編]

上記の文章、結論こそ腰が引けたような曖昧なところに着地してしまっていますが、途中をよく読んでみてください。
ちょっと古いこの記事を引いたのには、わけがあります。

太陽の黒点が約100年ぶりにゼロに、地球の気候に大影響か

太陽の黒点というのは、太陽が活発に活動して電磁波(太陽風)を放出している時期に現れることがわかっています。太陽風は地球の周りにも流れていますが、これが多いと、地球に降り注ぐ宇宙線が減ることも観測されています。
宇宙線は、基本的に荷電粒子であり、地球に降り注ぐと、水蒸気を吸い寄せて雲を形成するといわれています。
つまり、太陽の黒点が減る⇒太陽風が減る⇒地球に降る宇宙線が増える⇒雲が増える⇒太陽の光線が遮られて寒冷化、という流れが予測されるのです。
太陽の活動は一定の周期で変動しており、今までは活動期だったものが、どうやら今年あたりから衰退期に入ったらしいのです。

最初の記事にある「大気中のCO2濃度は平均気温と相関があるものの、CO2の水準は気温よりも後に上がっていることを指摘している。気温がCO2濃度を上げているのであり、その逆ではない」という主張を支える説のひとつとして、この“太陽活動の周期説”があるのです。
つまり、近年の平均気温の上昇は、これまで活動期だった太陽に影響を受けたものだ、というのです。

今や日本でも国を挙げて、CO2削減を訴えていて、温暖化による地球規模の危機はまるで確たる事実のように語られています。でも、科学者の立場からは、必ずしも通説にはなっていないのです。

それではなぜ、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議論が政治的に利用されてしまうのか…諸説あるようですが、私はEUの国益(地域益?)に適うからではないかと考えています。
京都議定書でのCO2削減ノルマは、EUだけが圧倒的に楽なものでした。発展途上国にはノルマは課されていませんが、明らかに政治的なプレッシャーを与えるカードとして使われているようです。
BRICなどの途上国の急激な成長にブレーキをかけ、米国や日本にもプレッシャーを与え、少しでもEUの地位保全に有利に働く装置として、IPCCの議論が利用されているように思われるのです。見方として穿ち過ぎでしょうか?

もちろん、大量の化石エネルギーを消費する生活を享受するのはいいことだ、などと述べるつもりは全くありません。環境汚染のほかにも化石エネルギーの枯渇という問題があり、そんな状態が長続きするはずはありません。
持続可能な社会に移行することは人類の直面する最大の課題かもしれません。

しかし、それでもなお、CO2を悪玉視する論調は、まだまだ眉に唾して見つめなければなりません。
ましてや、「排出権取引」などというまやかしが堂々とまかり通るのです。これは誰かが、自分の得になるように仕組んだゲームなのではないか……疑いの眼は、閉じてはならないのです。

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2008年09月04日

iPhone“敗戦”

やっぱりねぇ。いくら新しい物好きの日本人でも、当然の結果でしょう。

どうなる スマートフォン戦線異常あり

iPhone 3Gの販売台数は実質「敗戦」状態か

以前のエントリーにも書いたとおり、個人的には買う気は失せていたし、常識的に考えたら売れなくても何の不思議もありません。
ただ、アップル信者には声の大きい人が多いので、世の中にいろいろと喧伝されて、「流行っている」という雰囲気が醸成されやすいのですね。

ソフトバンクは騒ぐかもしれないが、それにアップルが動かされて、日本市場向けの対策を…打ってきたりは、しないだろうなぁ。

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2008年08月29日

グルジアとロシアとアメリカと

しばらく前に以下の記事を読んで、コメントしようものかと考えているうちに日にちが経って、もう古いネタになってしまったかと思っていたのですが……

米に乗せられたグルジアの惨敗

この記事が書かれてから10日ほども経って、こんなニュースが流れてきました。

<グルジア紛争>プーチン露首相が米「陰謀論」を指摘

何年も前から田中 宇(たなか さかい)氏の国際情勢分析は興味深く、実際に予測が当たるので注目してきたのです。
それにしても、この田中さんの記事に書かれた内容、例えば…

「サーカシビリは米コロンビア大学を卒業し、ニューヨークで弁護士として働いていた」

とか、

「一見すると、南オセチアはグルジア領なので、ロシア軍の侵攻が「悪」であり、グルジア軍の侵攻は「内政問題」となる。だが、南オセチアはグルジアからの独立を求めて戦っている地域であり、そこにはグルジアとロシアも参加して定めていた停戦・平和維持の協定があった。…グルジア軍がこの協定を破って侵攻したため、ロシア軍が応戦する形で侵攻したと考えると、悪いのはグルジアの方になる。」

とか、国内メディアも一応“メディア”と名乗るなら、少しは報道してもらいたいものです。冒頭の“陰謀”にしても、外国のメディアにあった分析記事なのに、プーチンが自分の口で喋らないと報道されないのですから、困ったものです。

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2008年08月23日

火災が起きても回収しない

米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」で2件の火災=経産省

畳や紙が焦げたんだから、確かに火災、あるいは一歩手前というか。
それでもなお、こんなことらしいですね。

充電中に過熱するiPod nano、該当製品交換へ

顧客の申し出があれば交換に応じるって、本気で火事になって被害が出てからでは遅いと思うんですが。これだからこの会社は信用できません。
昔MacOSの余りの出来の悪さに頭にきて、どうせ出来が悪いなら自分でとことんいじって納得したほうがマシ、とWindowsの自作PCに路線転換したんですが、そのときの判断は正しかったようです。
今のアップルには少なくともまだ、一般消費者向けにビジネスする資格はないと、これではっきりしましたから。

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2008年08月13日

夏、戦争、原爆

日本の夏は、毎年、戦争と平和について考える季節だ。

それにしても、よくもまあ、こういった論者が次から次へと沸いて出てくるものだと感心する。

平和を創る 自衛隊不要、国民に税使え

自衛隊を改組して、“災害救助隊”を作り、国内外の災害復旧に協力すればいいのだそうだ。
「日本人はいい人たちだ、日本は良い国だと、称賛され感謝されることだろう。日本と仲よくしたいという人々は増えても、日本を敵国とする人々は少なくなるだろう。本当の安全保障とは、そんなものでしょう。」(上記コラムより引用)。

チベット問題、竹島問題、そしてロシアとグルジアの戦争。これらを目の当たりにしてさえ、こういうのんびりしたことが言えるのは、いったいどういう神経なのだろう。
災害救助で感謝されるといっても、少なくとも近隣のすべての国で災害が起きるまで待たなければならない。それも、自国だけで対処しきれないような、壊滅的な被害を伴う大災害だ。他人の不幸を待ち望むとはいわないまでも、事実上そういった天災を待たなければ、“日本に感謝しなければ”とは思ってもらえない、ということではないか。
そういうと「例えば環境技術で国際貢献することもできる」などと言い出す人もいる。しかし、本当に日本に国際貢献できるような価値あるものがあれば、それを我がものとしたがる国もまた存在するだろうということを忘れてはいけない。

韓国の人が、対馬の土地を買いあさっているという。将来、彼らが大量に移住してきたとき、それを拒否できるのか。彼らが島民の多数派になったとき、南オセチアの分離運動のようなことが、対馬で起きないといえるのか。
対馬だけではもちろんない。無人島の竹島は、国際法廷で争えば日本が有利だが、韓国が軍を駐留させて実効支配している。日本がまじめに争う気がないとわかれば、日本領の無人島は奪い放題ということになる。
これはまんざら荒唐無稽な話とは言えない。単に、無人島とともに得られる資源などの権益と、国際的な非難などのマイナスとをはかりにかけて「今はやめておこう」と思いとどまっているだけかもしれない。
現実に戦後の一時期、韓国は日本への軍事侵攻を計画していた。実際に戦争準備まで始めたところで、アメリカが察知して食い止めたのだ。そのときの韓国の状況は、当時の李承晩大統領が政権末期で、支持回復のために“憎き日本”を攻めよう、といった動きに出たというもの。ちょうど明治時代の“征韓論”にも似ている。
韓国の政権が国民にそっぽを向かれると、日本叩きで支持率回復を図るのはいつものことだが、実際に独立間もない非武装国家だった日本を侵略しようとしたことは案外知られていない。
在日米軍や自衛隊の存在を疎ましく思う人もいるだろうが、彼らに守られているのは紛れもない事実なのだ。

一方で、今の自衛隊の存在に疑問を持つ自分も、またここにいる。
機関銃の実弾演習をする際、後ですべての弾丸を拾い集めないといけないため、弾の行き先ばかりに気を取られる自衛隊。
高い金を払ってアメリカの軍需産業から最新兵器を買い付け、ついでにその情報を他国のスパイに漏らしてしまう自衛隊。
実際、自衛目的以外の戦争を放棄するとしておきながら、自衛隊はその存在意義に沿って最適化された組織になっているのだろうか? そのことはいったい(少なくとも、防衛省以外の)誰がレビューしているのだろう?

もし今の自衛隊が無駄の多すぎる組織だとして……他国を侵略しない、しかし侵略もされないために、最も効率的な手段は、実は核武装なのではないだろうか。
もちろん通常兵力を大幅削減した上での話である。ろくな軍事力を持たないが、核ミサイルだけは持っている―そんな国は、確かに他国を侵略する意思があるとは思われないだろうし(ミサイルだけでは、攻撃はできても侵略はできない)、核抑止力が働けば他国から侵略もされないだろう。
結果的に、日本の軍事費は大幅に削減できるはずだ。
そして何より、我が子を戦場に送り出すことになる確率を、最小化できるのではないか…。

しかし、日本が核武装をするなんてことは、いまだに論じることさえタブーに近い。
何よりも、自分自身が、自らが導出したこの結論に戸惑いを思えてしまう。
私の伯父は、広島の原爆で亡くなった。命日は今月の末である。被爆してから亡くなるまでの3週間以上の間、伯父の受けた苦しみを想像するだけで、核兵器の存在を認める気になどなれなくなる。

ただひとつ言えることは、どんなに辛くても現実から目を背けてはいけないし、そのために必要な議論は尽くさなくてはいけないということだと思う。
日本の夏が辛いのは、ただ暑いからだけではない。

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2008年07月24日

こんにゃくゼリーの食べ方について

こんにゃくゼリーを子供やお年寄りがのどに詰まらせる事故が、一時期立て続けに起きて話題になった記憶があります。

こんにゃくゼリー製造中止も=小1死亡損賠訴訟、和解へ-名古屋地裁

欧米では同種のものは製造されていないという話もありますが、そもそも彼の地にこんにゃくなんてものはあるのか? という疑問はあるものの、訴訟が怖いアメリカなどでは絶対商品として売られないだろうという想像も成り立ちます。

しかし、個人的にはなくなって欲しくない商品でもあります。
我が家では、危険を避けるため、2つのルールを設けています。
1つはもちろん、親のいないところで勝手に食べることの禁止。
もうひとつは…必ず冷凍して食べること、です。

こんにゃくゼリーの冷凍、ご存じない方はぜひお試しください。独特の食感と冷感で、私は一発で気に入りました。今も職場の冷蔵庫に常備しています。
冷凍ですから硬くなり、そのまま飲み込むことはありえないので、子供に与えても安全なのです(口の中で融かしてはダメですが、その前に噛んで食べてしまうはずだし、そうするように言っています)。

低カロリーで食物繊維も豊富。事故の恐れさえなければ、大変いい食品だと思うのです。この問題だけで、世の中から消えてしまうのはもったいない(しかし、事故を起こしながらもメーカーがまともな対応を何も取らないのは、それはそれで問題ですが)。
丸呑みにする気が起きないぐらい大きい粒にした上で、冷凍して食べることを推奨する(実際に冷凍状態で食べやすくする工夫も必要かも)など、メーカーにもまだまだやることはあるはずです。

それはさておき、こんにゃくゼリーの冷凍、一度お試しあれ。

投稿者 clad : 20:38 | コメント (2)

2008年07月23日

父と息子の対話、再び

今朝、家を出るとき、マンションの外階段にて。
息子「あ、ハチが死んでた」
父「じゃ、ナナは?」
息子「なに?“ナナ”って?」
父「何が死んでたって?」
息子「ハチだよ」
父「じゃ、ナナは?」
息子「…ナナなんてないよ! 虫のハチだよ!」
父「じゃ、キュウは?」
息子「キュウなんてないってば! 虫のハチが死んでたんだよ! もう、アタマ悪いの? そんなかんたんなこと…」

6歳の息子にこんなことを言われるなんて……もう嬉しくてたまりません(爆)。

父「(笑いをこらえながら)ところで、君が履いてるものは何かな? イチダル? ニダル?」
息子「(小声で)…サンダル」
父「ああよかった! ニダルを履いてたら、どうしようかと思ったよ!」
息子「……」

※題名と内容に食い違いがありましたことをお詫びします。
ここでの父親と息子は会話が全く噛み合っておらず、“対話”は成立していませんでした。
父親の性格により、今後も度々このようなことが続く可能性が高いと思われますので、ご理解·ご了承をお願い致します。

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2008年07月22日

炎上する理由

ここくらい閑散としたところだと、炎上なんてひっくり返ってもおきないわけですが、一定以上の有名人のブログでは、わりとあちこちで頻発しているとか、いないとか。

大分・西川のブログ炎上…謝罪文掲載

「遅延行為でイエローカードを受けたことについて「わざともらいました!!」と告白。累積4枚目で科される出場停止が、五輪招集中に消化されることを狙ったとしている。批判を受け、西川は「夢を与える立場であるプロ選手として深く反省しております」と謝罪文を掲載した。」

ちょっと長めに引用させてもらいました。
この“批判”をした人たちというのは、いったいプロ選手というものを何だと考えているのでしょうね。
暴力行為や危険なプレーでのイエローならともかく、遅延行為ですよ。チームにも誰にも迷惑を与えず、うまいこと累積イエローを消化してしまうという、まさにナイスなアイディア。プロとして賞賛に値する行為でしょう。

こういうプロフェッショナルな行為が“サッカー少年の夢を壊す”などと批判するのは、それこそ馬鹿げたこと。建前ばかり子供に教えようとすると、いつか破綻します。本音で子供に接していかないと、いつか手痛いしっぺ返しを受けるでしょう。

それよりなにより、大きな組織で運営されている場所でもないのに、よってたかって潰しにかかるというのはファッショですな。一人ひとりが正義感を振りかざすのも同じ。
常に一歩立ち止まって考える程度の知性は持っていないと、世の中はすぐに危険な方向に流れます。気をつけたいものです。


※西川選手の件について言えば、わざわざブログで告白することはなかったんですけどね。黙っていればもっとよかった、というか黙ってろよ。。。

投稿者 clad : 11:44 | コメント (0)

2008年07月11日

世の中「iphone」で大騒ぎですが…

個人的には、物欲のピークは過ぎて、下降線の一途をたどっています。
いろいろ利用シーンを考えては見たものの、やっぱりコピー&ペーストを基本機能として持っていないデバイスは、どうやっても不便です、自分の使い方の場合(しかもその重要な機能の欠落は、「いまさら触れないお約束」になっているらしい、最近のマスコミでは)。
ケータイでも、定型文の選択ペースト機能をこれでもかというくらい使いまくるので、これがなくなったらいきなりメールや掲示板での入力効率がガタ落ちになってしまう。他の機能がどんなに優れていても、これはありえません。

こんな裏技的なフリーウェアも出ているようですが、オンラインでないと使えないし、ブラウザでないと使えない。

というわけで、現有ケータイの置き換えとしては100%諦めざるを得ないわけです。他人に見せびらかすために、より使いづらいデバイスに移行するという趣味は、あいにく持ち合わせておりませんので。
それくらいなら、現有PDAの置き換えとして、素直にipod touchにするほうが吉、かも知れませんな。噂以上に拙劣な音楽・映像機能は、あくまでオマケということで、緊急避難的にしか使わないようにすれば問題ないし。

しかし世の中のマスコミって、持ち上げるときは本当に一気に持ち上げますね。何かのきっかけでこれが反転すると、徹底的に叩くほうに回るんですが。Appleも気をつけないとね。

投稿者 clad : 18:28 | コメント (0)

2008年07月08日

単純

今朝家を出るとき、雨は降っていなかった。最寄り駅までもってくれれば、会社までは屋根づたいに濡れずに行ける。
敢えて傘を持たないで出掛けることにした。会社には置き傘がある。

午前は社外の研修で直行だったのだが、会場の下車駅は会社と同じ、しかも駅から至近で、降られる可能性は大差ないはずだった。
ところが駅に降り立つと明らかに雲行きが怪しい。ただの曇り空ではなく、今にも激しく豪雨が叩きつけてきそうな、険悪な雰囲気が満ち満ちていた。

思わず足を早める。
交差点の信号が青に変わる直前、大粒の雨がついに落ちてきた。一気にダッシュ。
既に研修会場は目の前。実質、降られたのは10秒間程度に過ぎなかった。

研修が終わり、会場を後にしたときは、とっくに雨は上がっていた。
その後も、結局帰宅するまで雨には全くあわなかった。

…なんか、今日は勝った気分である。

投稿者 clad : 22:37 | コメント (2)

2008年07月06日

MOSリベンジのチャンスか

先日は大阪まで行って大ボケをかましてきたモスバーガーですが、

モスバーガーの期間限定トルティーヤ試食レビュー

これは食してみたいかも。早速リベンジのチャンス到来か!?
ついでにラッシーも同時に期間限定なので、タコスのお供にいただきたい。

問題はいつ行けるかですが。

本家のサイトはこちら

しかし、出張がもう数日ずれていれば、間違いなくこれいってたんだがなぁ。

投稿者 clad : 22:57 | コメント (0)

2008年07月04日

差別狩り

時期が時期だけに、話題になりましたね。

イー・モバイルCMに批判殺到 「猿」がオバマ氏連想

私はTVでは見られず、「ようつべ」で↓見ました。

MonkeyBama - Funny Japanese Obama Parody

今の時期にこれを制作して流すという関係者の鈍さ加減には、あいた口がふさがりませんな。

それとも、あえて外国からの批判を受けて話題になることを狙ったんだとしたら、策を弄しすぎというか、日本人全体の国際的なイメージを下げてまで営業成績を上げたいと考えるほど卑しい人たちの営為というものについては、私の想像力の範囲を超えます。まさかとは思いますがね…。

一方で、こういう海外からの批判が殺到して放映中止、といった現象は正直どうなのかと思います。
ちょっと前にも、日本のマンガで悪役の一人がコーランを手にしていたために、イスラム圏から猛烈な批判を受けて出版社が対応に追われたという事件がありました。

これらは両方ともわかりやすい事件で、後者については海外で商売するに当たって押えておくべき基本を忘れた製作者サイドの手落ちは明らかでしょう。

しかし、イー·モバイルの営業エリアは国内に限られるし、まだしも弁解の余地はありそうです。

何よりおかしいと思うのは、CNNのコメントです。産経新聞の記事より引用します。

「CNNは「猿は歴史的に黒人を非人間と描くために使われてきたことを、国際的な人々は知るべきだ」と語るアフリカ系米国人のコメントを紹介。」

CNNがこれを誇らしげに流してどうする。自分たちの恥ずかしい歴史を、関係ない他の国の人間が同じように恥じるべきだとでも?
もちろん日本に歴史上の恥ずかしい出来事がなかったなんていっていません。そういうことじゃない。
それを知るべきなのは、日本の歴史なら日本人、黒人差別の歴史なら黒人を差別した歴史を持つ国々の国民であって、それ以外に対して「知るべきだ」と偉そうにいう問題ではないのです。
むしろCNNは「日本の歴史上、黒人差別の問題は存在しなかった」ことをこそ、きちんと報道してはどうでしょうか。
それとも、何かを表現する人間は、世界中のタブーを勉強し、ありとあらゆる禁忌を回避する義務があるのでしょうか。

ネットの世界においては、マスコミ並みに個人が情報発信できるといわれますが、上記のような努力が各表現者に求められるならば、一転して殆どの人が沈黙せざるを得ない状況に追い込まれるでしょう。
一方で、民主主義の原初的·原理的な「数の論理」を超えて「数の暴力」というべき力をも個人が持ちうるのがネットの世界です。今回の事例も含め、ネット上では民衆のバーチャルなデモや暴動が頻発しているともいえます。日本人はリアルなデモには加わりたがらないけれど、仮想世界のデモには熱心に参加する層が、若者を中心に一定数存在します。

これを権力者がマスコミを使ってそれとなく誘導しているのが民主主義国家。直接押さえつけて露骨にある方向に仕向けているのが全体主義国家…といったらいいすぎでしょうか。
今回は民衆側が発火点でしたが、本格的なネット上の戦争が起きる日は、そう遠い未来ではない気がします。
いや、もうすでに起きているのかも。
国が先導しているということを隠せば、あくまでも民間レベルの揉め事に過ぎませんからね。そういう細工が容易なのもまた、ネットの世界というものでしょう。
今回の一件で、ここまで考えるのは、心配のしすぎであって欲しいものです。

投稿者 clad : 11:47 | コメント (5)

2008年07月01日

MOSボケ

今日はこのところ続いていた大阪日帰り出張の最終日。いつもより時間がなくて、昼食は仕方なくモスバーガーで済ませることに。
…で、カウンターでオーダーしようとして、しばし呆然と立ち尽くしてしまいました。
スパムバーガーがない!

…当たり前です。フレッシュネスバーガーじゃないので。
これは単なる私のボケです。

しかし! ネギミソバーガーもないのはどうしたことだ?!
メニューの隅々まで探した私の目は完全に泳いでしまい、狼狽の余り“サウザン野菜バーガー”などというモノを頼んでしまいました(あきらかに失敗)。

これが地域によるメニューの違いであらんことを。レギュラーメニューからネギ味噌バーガーが消えていたら、モスに行く理由の半分くらいはなくなったことになるので…。

などと考えながらパクついていたのですが、よくよく考えてみると、ネギミソバーガーもモスでなくてフレッシュネスのメニューではなかったか。
そうすると、私はこれまで、いったいモスでは何を食べてきたんだろう。

もう、終いには何がなんだかわからなくなってきて、ふらふらと店を出ました。

ここの所ボケた行動が我ながら目立ちます。13時からの打ち合わせを午後3時からと思い込んでいたり、ケータイを家に忘れたと勘違いして家に戻っても見つからず、自宅の電話から呼び出してみたらカバンの中にあったり(しかも2日連続)。

疲れているのでしょう。きっと。そうであって欲しい。

投稿者 clad : 12:30 | コメント (2)

2008年06月26日

ものづくり大国ニッポン

…あえてコメントいたしません。こりゃぁスゲーとしか。。。

海外でクレイジー過ぎると評された10の日本製品

海外でなくても、日本人から見てもクレイジーですよ。
さすがに、欲しいと思うものはひとつもございませんでした。

投稿者 clad : 08:50 | コメント (0)

2008年06月22日

写真を撮り直してから、いざIKEAへ

昨日のエントリーに載せた、ゴーヤの芽の写真を撮り直しました。
芽自体は、わずか一日でだいぶ立ち上がってきています。

DSC00007.JPG

実は前のデジカメが壊れて、新調したばかりの物で撮ったため、まだ試し撮りで、使い方がよくわかっていないのです。マニュアルはほとんど読まないから。
まだ10枚も撮っていませんが、今度は何とか芽にピントが合いましたね。

今日は雨をついて、港北のIKEAにてお買い物。初めて行ったので独特のシステムに若干戸惑いましたが、インテリアの店としては出色ですね。あれなら確かにリピートしそう。

シンプルで趣味の良い品々が、お手ごろ価格で展示されていて、しかも広くてゆったりしたショールームスペースに、様々な組み合わせでインテリアがこれでもかと提案されています。品定めの結果をメモするための筆記用具も配っています。
ショールームを一通り回り、ちょうど良くお腹がすいたころにたどり着くレストランも広く、安く、味も上々。
腹ごしらえをした後、階下の倉庫から買うものを自力でカートに載せます。これがちょっと大変で、一人暮らしの女性が自分の部屋に置く家具を買いに来るためには、彼氏や友達を連れてこないと無理です。それ以外の難点は、トイレが少ないことかな。

カートに積んでレジを通ると、宅配カウンターとカフェが並んでいます。子供たちと一緒に食べたソフトクリームは、やや小さめとはいえ50円也。マクドナルドより安い。

なんだかんだで半日過ごしてしまいました。小物を買うだけでも、外食するついでに来るのも悪くない感じです。自宅から車で30分くらいですから。
次に行くときは、デジカメを持って行こうかな。

投稿者 clad : 23:03 | コメント (2)

2008年06月20日

今頃iPod?

今まで、iPhoneにもiPodにも興味がなかったのですが、MobileMeの登場で、俄然興味がわいてきました。

iPodは音が悪いから嫌いでした。ついでにitunesも、Mac環境では知らないが、Windows環境ではやはり音の悪いソフト(※)なので嫌いでした。
だからといって、いまさらMacの世界に戻るのも嫌だし。ああ、あのわけのわからないトラブルの嵐に次から次へと見舞われても鬱々として耐え続け、ついにMacの離島を見限ってWindowsの大陸に移住した日の、晴れ晴れとした気持ちを今も思い出します。なんだかんだいって、Windowsに移行してから10年以上たちますが(しかもハードは2台の中古を除くと全て自作PC)、最後まで対処できなくて放置プレイに走ったトラブルは、存在しなかったといっていいのです。Macのときとはえらい違い。これだけでもMacに戻りたくないという強い動機たりえます。
(※)第一、ASIOにすら対応していないのです。論外ですよ。これはWindowsの仕様が悪いとも言えるけど。

iPhoneも、今のメール打ちまくり、コピー&ペースト使いまくりの生活から考えると、現在使用中のケータイを単純に置き換えられるないのは明らかです。お財布ケータイも毎日使っていますからねぇ。いつでもどこでもチャージできる便利さは、やはり捨てがたい。

ただし、MobileMeが出てくると話は別です。もっとも、これが置き換えるのは、現在スケジュール管理に使っているPDAの機能だけなのだけど。
このPDAがだいぶ老朽化してきているので、そろそろ買い替えが必要でしたが、なかなかいいものがなかった。そこにこういう話が出てきたわけです。
iPhone/iPodの音質が如何に貧弱でも、手帳のオマケ機能と思えば腹も立ちません。

ただ問題は、職場のOutlookとデータを共有できるかどうか、なのだなぁ。職場のネットワークにどうやって入るのだろう。もちろん会社にはFirewallがあるわけで、これを乗り越えられるという情報は見つかっていません。
正面から堂々とネットワークに入るには、VPNを使うことになりますが、iPhoneにもiPod touchにも、VPNが実装されているとは信じがたいし。

そうするとやっぱり、職場のクレードルに置いてシンクロ、という昔ながらのPDAが一番確実なソリューションということになってしまうのです。明らかに時代遅れなんですが。

また、iPod touchよりはiPhoneの方が、公衆回線につながるだけ便利なのは間違いないのですが、こういう↓考え方もあります。

iPhoneと米国の世界観

やれやれ、悩ましい。。。

♯♯ちなみに今回初の、新幹線の車内からの更新です。今、京都に着いたところ。
大阪単独出張(しかも日帰り(;_;))の退屈しのぎですが、高速移動中にケータイ使うと、電池の減りが早いですなぁ…。

投稿者 clad : 20:19 | コメント (0)

2008年06月19日

アダムとイブの嫁たちは

多少女性差別的な面も垣間見られますが、旧約聖書が元々、イブはアダムのあばら骨扱いですからね。下のリンク先も所詮は冗談ですから、あまり目くじらを立てないように願います。

人類誕生の謎が解決してしまった?

アメリカには進化論を信じていない人のほうが多いというし、そっちの意味で真剣に怒る人もいるのかなぁ。

これ↓も、ひどいけど、笑えます。ちょっとモンティ・パイソンの、各国人を貶し続ける歌を思い出してしまいました。

他国に比べて日本がこんなに進化しているという画像

投稿者 clad : 12:15 | コメント (4)

2008年06月15日

録音録画補償金が欲しい人たち

私的録音録画補償金制度は、やっぱりいかがわしい。
以下の記事は、突くべきところを明快に突いてくれたという点で、もうほとんど決定版じゃないでしょうか。

本田雅一のAVTrends:補償金制度への「さらに大きくなった」疑問

もうね、はっきり言うべきなのですよ。今までもらってきたお金が減ってしまうと生活に困る。だからお金が欲しいんだと。
芸術は儲からないから、お金が要るんだと。

そういってもらえれば、よくわかる。クラシック好きですから、税金で芸術家を育て、支えることに何の疑問も躊躇いもないのです。

しかし、私的録音録画補償金制度は筋が悪い。
芸術の受け手を十把一からげに性悪説で捉え、一律に金を払えと要求するのですよ。
俺たちは被害者なんだという態度で、誰に対しても頭を下げずにお金をもらうための方便としか思えませんな。そして、お金は取りやすいところから取ると。

そろそろ新しい仕組みを考えなくちゃいけません。

繰り返しますがクラシック好きの私としては、単純に市場経済に従ってアーティストにしかるべき収入が分配されればよし、とは考えておりません。そんなことをすれば、どうなるか。
映画の世界で、シミュレーションができそうです。
単純に金が稼げるものが勝つのなら、くだらないハリウッド映画しか製作されなくなってしまう状況を招くだけです、ほかのローカルな映画産業が駆逐され、寡占が進んで。
そうなると、今度はハリウッド映画の衰退が始まるわけです。大作の続編ばかりが作られるようになる。
新ネタはリスクが多いので、どうしてもお金が集まらない。いまどきのハリウッド映画は、一本ごとにファンドの投資資金で製作されるらしいですからね。回収の見込みが立ちにくいものには、金もかけられないわけですな。確実に稼げるのはヒット作の続編なのです。目新しいネタが少なくなり、活力が失われる。
アメリカの音楽界も、なぜあんなにセリーヌ・ディオンもどきが多いのか。ハリウッドの大作の続編連発と、似たようなメカニズムが働いているんじゃないのか。

まあ、他のジャンルのことは、この際どうでもいいや。
クラシック音楽なんて、もともと音楽家が経済的に自立していた時代のほうが珍しくて、大抵は裕福なパトロンがいてどうにかやってきたわけですから。現代では、パトロンは政府だったり、企業だったり、芸術好きの富豪だったりしますね。
音楽のネット配信は販売や物流などのコストを劇的に下げるので、巨大音楽産業の寡占状態を破壊し、結果として多様な音楽の存在を保証するといった考え方もあるらしいですが、どんなもんでしょうか。
クラシックについては、大編成のものほどどうしたってコストはかかるし、オペラにしてもオーケストラにしても、特定少数の有名団体に人気が集中し、結局多くの団体が淘汰されてしまうでしょう、有力なパトロンがいなければね。それって、さっき書いた映画の状況と同じことなんじゃないのか。
演奏曲目だってそうで、ちょっと難しい曲や地味な曲はどんどん演奏機会が減って、ましてやゲンダイオンガクなんて書かれなくなり、お決まりのメンバーが演奏する決まりきった泰西名曲ばかり聴かされる羽目になり……。

…ダメだ、眠くて何を書いているのかわからなくなってきました。この問題は、もう少し頭を整理してから、また書くかもしれません(もう書かないかも)。

投稿者 clad : 01:09 | コメント (2)

2008年06月14日

真の教育再生のための提案

またも無差別殺人が起きました。今度は秋葉原で。
土地柄、あるいは犯人の供述などから、オタク系の性表現、暴力表現の規制強化に向かうきっかけともなりそうです。
私自身は、特にそれらの“表現の自由”を擁護する立場にもなければ、その気もないのですが、筋違いではあると感じています。大阪で小学校を襲撃した宅間守は、オタクでもなんでもなかったでしょう。

やや古いですが、最近見つけたこんな記事が気になっています。

「いい子」の非行が目立ってきた

戦後の核家族化に、近年の少子化が加わり、両親と一人っ子が周囲から孤立する状況が、社会性の欠如した人間を再生産するという悪循環を生んでいると思うのです。

ただでさえ一人っ子というのは親や祖父母からの溺愛を招きやすく、子供の人間性をゆがめるリスクが高まると思われます。
虐待は、人間性に問題のある親が、周囲から孤立して子育てを行うことで助長されます。親が孤立していれば、子供だけで周囲との社会生活を営めるようにはなりませんから、虐待まではなくとも、子供の社会性が未発達でも何の不思議もありません。

即効性を求める対策は、いろいろな人がいろいろなことを言っていますが、やはりどうしても対症療法的で、直近の事例にのみ眼を奪われて、視野の狭いものになりがちなようです。
やはり、長期的な視野に立って、豊かな社会生活を営める日本人を少しずつ増やしていけるような、そんな対策が望まれます。

そこで、乳幼児期から集団保育を義務付けることを提案したい。
核家族+少子化により、母親と子供が1対1で密室で長時間向き合わされる状況を少しでも減らす。あるいは独善的で暴力に訴えがちな父親が家庭での暴君と化し、第三者の目の届かないところで子供を自分のストレスのはけ口にするようなリスクを未然に回避する。
そして、子供を親から切り離したところで、同世代同士の集団生活を経験させ、早いうちに社会性を身につけさせるのです。保育園の義務化です。
幼稚園では教育を始めるのが月齢的に遅いし、集団生活の時間としても短すぎます。
就学前にきちんと大人の言うことを聞ける、他人に迷惑をかけないといった、最低限の社会性を身につけさせるには、言葉が通じるか通じないかの時期から躾けていく、それも身体に覚えさせるように「仕込んでいく」必要があります。

いきなり全国の子供に保育園入園を義務化するのは、もちろんかなりの大事業です。膨大な施設もですが、保育を担当する人手も必要です。
施設のほうは、お役人お得意の箱物行政にお任せしましょう。無駄な道路より、こちらを優先して造ってもらいます。
保育要員確保は、専業主婦を中心とした若い母親(子供はまだ、という人でもいいのですが)を活用する手があります。大家族で子育てのノウハウを継承する仕組みが、核家族化で壊れていますから、その代替としての母親修行の場になるし、パート収入源にもなれば一石二鳥です。もちろん、旦那様が高収入で働く必要がない方ならボランティアとしてでも、一律全員参加を義務付けます(基本、自分の子供がいる保育所には配属しない前提で、保育補助として参加してもらいます)。
あるいは初めて父親になった男性にも、“父親研修”として短期間でも義務付けるべきかも知れません。いや、そうすべきでしょう。
最近の若い母親には、満足に子供を叱ることもできない人がいます。当然、子供はわがまま放題で、手のつけられない悪童に育ちます。
一方、父親は父親で、子供とどう接したらいいかわからず、極端に甘やかしたり、逆に力で押さえつけて言うことを聞かせようとしたりする場合もあります。
そういった親になりきれていない親たちに対する教育としても、この保育体験が機能することを期待しているわけです。

日本は人材だけが唯一の資源だ、だから教育が大事だとはよく言われるけれど、納得のいく教育制度改革案を見たためしがありません。小学校ですら学級崩壊がささやかれて何年も経つのに、就学前の子供にまで遡っての対策がとられてこなかったのは、文部科学省の縄張り(幼稚園)と、厚生労働省の縄張り(保育園)があり、互いに既得権益を容易に手放さないからと見えます。
そんなに縦割り行政がやめられないなら、せめて権益のバーター取引の仕組みでも作って欲しい。内閣府あたり、そういうバーターの交渉のまとめ役をやってはくれないものか。

話が横道にそれましたが、とにかく幼児教育にまで遡って手を打つのが、時間はかかるけれども、確実に日本を住みやすい国に変えていく有効な手段だと思います。
国家百年の計として、ぜひ取り組んでいただきたいものです。

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2008年06月13日

本当に同い年?

自分と同年代の男性がたまたまテレビに出ているのを見て、あまりにも老けているのに驚くことがよくあります。自分が幼いのかも知れませんが。でも、私は別に童顔ではありません。大学時代はよく5つくらい上の社会人に見られました。

このコラムを読むと、今度はそんな外見の問題だけでなく、同い年のはずの執筆者と、そもそも同じ時代の空気を吸っていたのかどうかすら疑いたくなってしまいました。

時代に取り残されそうな“バブル·オトコ”の苦悩

>私たちが大学生の時のバブル期の就職は、かなりの売り手市場で、内定者を他の会社に取られないために、企業はあらゆる手段で学生に拘束をかけていました。

64年生まれの私は、一浪して理科系大学に行き、88年に就職しました。その当時の就職戦線は幾分上向きつつあったものの、まだ売り手市場といえる状況ではなく、就職を断念して大学院に進む友人も少なくなかったのです。早く親から独立して生活したかった私は、多少不本意でも職に就くことを選びました。
求人の状況が好転したのは翌年からで(就活自体は88年ですね)、私も上手くその波を利用して90年に転職しました。今でいう第二新卒です。
バブル景気による売り手市場のピークは92年で、会社には新卒のみならず、おびただしい数の中途採用者が入社してきたものです。人事の採用活動は、景気の変動の波と同期せず、どうしても少し遅れるものだからです。

…これだけでも、コラムの筆者と私はまるで違う時代を生きていたかのようです。
さらに、彼はこんなことも書いています。

>頭では分かっているつもりでも、“ブログ”“mixi”“You Tube”“ニコニコ動画”と次々に現れる新しいデジタルコミュニケーションを使いこなすのは、今の若者たちのように容易ではありません。

オイオイ、です。プロフィールに「1964年生まれ」とあるのは、1954年生まれの間違いじゃないのか?
私たちの世代は、Niftyでパソコン通信に触れ、バーチャルな世界でのコミュニケーションと、顔を合わせずに友人を獲得するという経験をした最初の世代でしょう。さらに遡ればマイコンブームがあり、『スターウォーズ』によるSFブームも経験し、ぎりぎりガンダム世代でもあるのです。
この世代にとって、ITとは“最初に現実になった未来”とでもいうべきものでした。そしてそれは就職後数年して訪れたOAブームによって、完全に日常の一部と化しました。Windows98登場当時のパソコン自作ブームの火付け役にもなり、PCがブラックボックスにしか見えない最近の若者より、ある意味では本質的にずっとITに親しんでいるとさえいえます。
そして現在、日常は仕事に家庭にと忙しく、趣味に割く時間もままなりませんし、まして仕事を離れて純粋に同好の士との会合をオフラインで持つなど、年に一度あるかないか。バーチャルなネット上のコミュニケーションを目一杯活用しているのは、近頃の若者とそう変わりありません。

ですから“アラフォー”は、ITを使いこなした最初の世代であり、さらにいえば女性よりもITのハードウェアに比較的強いことの多い男性は特に、世の中のIT化をまさに牽引してきた存在なのです。

…もっとも、世の中は広い、ということなのでしょうね。このコラムの執筆者は、現在に至るまでこういった事柄とは一切無縁の生活を送ってきたようです。
単に遊び呆けていた、といったら可哀想でしょうか。

それにしても、この人の顔もまた、私より随分と老けて見えます。単なる写真写りの問題、なのでしょうか、どうでしょうか。
あるいは、私は理系、彼は文系という違いなのか。もちろん、理系が時代を切り開き、文系がそれを味わいつくした…というのも(まるで文系は何も生まなかったみたいで)言い過ぎとは思いますが。

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2008年06月06日

ケータイは、親が持たせたくて持たせている

ここのところ、ケータイに関する書き込みが多いような気がしますが…。

子どものネット利用に大人はどう向き合うべきか

できれば、セキュリティの話題にも触れて欲しかったな、と思いますね。

いずれにしても、教育再生諮問会議だっけ、あの救い難いほど頭の硬い連中の机上の論より、よほど現実を正しく把握している人によるこういう話の方が遥かにマシだということです。

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2008年06月05日

優先席とケータイ

通勤電車の優先席付近では、乗客は携帯電話の電源を切るべしというのが、主な鉄道会社の方針のようです。
半年ほど前のこと、小田急線で帰宅途中に、空いていたもので何の気なしに優先席に座り、何も考えずにケータイを取り出してメールチェックしたことがありました。
ほどなく、近くに座っていたおばあさんが、ケータイの電源を切ってくれと声をかけてきました。にこやかではありましたが、断固たる口調でした。
もちろん悪いのはこちらなので、すぐに電源を切ってケータイをカバンにしまいました。

数ヶ月後、やはり帰りの小田急線で、たまたま優先席近くに立った時、目の前で何やら乗客同士がトラブルになっていました。見ると、先日のおばあさんが、若い女性にケータイの使用をやめるように強い口調で迫っていたのです。しかし若い女性のほうはそれを完全に無視してメールか何かを続けていました。
おばあさんは心臓のペースメーカーをつけているとか、そういった事情があるわけではなさそうでした。若い女性の側で、いつまでも文句を言い続けていたのです。もし本当に自分の身体に異常が起きる可能性があるのなら、きっと途中で諦めて、他の車両に移っていったでしょう。その程度に車内は空いていたのです。
やがておばあさんと若い女性は、偶然でしょうが同じ駅で降りていってしまいました。降りた後、トラブルが起きた様子はありませんでした。

これはつい数日前のことです。
同じように帰宅時に小田急線に乗り込んだ私は、優先席の前に行こうとしたとき、誰かが手に触れてきたのに気づいて振り返りました。
席に座ったおばあさんが、私を呼び止めたのでした。先日のおばあさんとは別人でした。その人はまるで鬼の首でも取ったような勢いで、私の手を指していいました。「ここではその電源を切ってください!」
私が手に持っていたのはケータイではなく、PDAでした。これはケータイではないですよ、と私が言うと、おばあさんは気落ちした様子で席に座って小さくなってしまい、やがて3つほど先の駅で降りていきました。おばあさんが降りるとき、辺りでは少なくとも2人の人が、当然のようにケータイを使用していました。

優先席付近でケータイを使う人を注意しようと思ったことは何度もあります。
しかしその結果生じる恐れのあるリスクを考え、実際に注意したことはありません。男性だと暴力沙汰にならないとも限らないし、女性だと逆恨みの末に痴漢の罪を着せられる恐れもあるからです。
優先席付近でのケータイ使用禁止を決めたのは鉄道会社ですが、そのルールは一般に広く認知されているとはいえません。その根拠となっている心臓ペースメーカー自体の馴染みが薄く、ルールの必要性についての納得が得られにくい状況が、認知を妨げているように思うのです。
心臓ペースメーカーが今以上に普及することは望み難いし(普及することが望ましいかどうかは別にして)、大事なルールなら衆知徹底を図るためのPR活動をする責任は、制定した鉄道会社にあります。乗客同士の自浄作用に期待するのは、ルールが常識といえる段階まで認知されてからの話ではないのでしょうか。

現状の各鉄道会社の対応は、本当に心臓ペースメーカーを使用している人が安心して電車に乗れるように配慮しているというより、むしろ責任逃れに感じられてなりません。家電製品の取扱説明書の冒頭に長々と書かれている、PL法対策としての「安全にご使用いただくための」注意書と同じです。全員にきちんと守ってもらおうなんて、誰一人期待してなどいません。そこに書いてあること自体が重要なのです。
「公共」交通機関たるもの、本当にそれでいいのか…そう疑問を抱く一つの事例です。

投稿者 clad : 09:19 | コメント (3)

2008年06月04日

眉に唾するより、今は信じてみたい

常温核融合は、もうインチキとして確定したものと思っていましたが。

ついに常温核融合を成功させた科学者は日本人

ソースがソースだけに不安ですが、やはり事実であって欲しい。生きているうちにエネルギー資源の問題が解決するとしたら、すばらしいじゃありませんか。
少なくとも、ここしばらくは夢を見させてもらえるかな。疑り深過ぎ?

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2008年05月30日

自分史上最高、しかし喜べず

おとといの晩、風呂場で何の気なしに体重計にのって吃驚!
81キロですとぉ?!

80kg超というのは、私にとって未体験ゾーン突入を意味します。しかもこの数ヶ月で、一気に3kg以上増えたことになるのです。
一気に増えたといえば、30歳の夏にも似たようなことがありました。それまで60kg台だったのに、一気に5kgほども増えて70kgの大台にのってしまったのです。自分の体力的な曲がり角を意識したのでしたが、その後は微妙に増えたり減ったりを繰り返しつつ緩やかな上昇カーブを描き、ここ5年くらいは77~8kgで安定していたのです。

で、今朝のこと。出社時に会社のエレベータホールで昔の同僚と久しぶりに顔を合わせたのですが…。
挨拶の後、同僚の口から出た言葉は「なんか、でかくなってない?」
彼は90年ごろから、ずっと3桁の体重を維持しているのですが、その彼から見てもそう感じるということのようです。
春先に「カロリー計算だの、コレステロールだの、そんな指標は古い! メタボなんて論外! 気にすべきはむしろトランス脂肪酸だろ!!」とかいう主張を読んでわが意を得たり、と思って間食の自主規制を緩めてしまったのが失敗だったのかなぁ。一時、越後製菓のふんわり名人とぬれせんべいにハマっていたし。

いくら運動嫌いだとはいえ、これは真剣に運動しなければやばいかも。確かにこのごろ、ちょうど良かったはずのズボンがきつくなったように感じて、危機感が芽生えはじめてはいたのですが、冷徹なデータと人の感覚の両面から現実を突きつけられては、いよいよ逃げ場がなくなった感じです。

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2008年05月27日

ホームレスの寄付

このニュースを見て、またいろいろ考えてしまいました。

ホームレスの男性、7年のたくわえを地震被災者に寄付

この男性を褒め称えるコメントが付いていますが…まず最初に感じたのは、やはり中国でもホームレスがいるというのは当たり前なんだ、ということ。

そしてもう一つ、確かに途方もなくいい人だけれど、こんなにいい人がどうしてホームレスにならなくてはいけないのか…あるいは、いい人だからこそホームレスになってしまったのか、ということでした…。

この男性に幸あれ。

投稿者 clad : 08:50 | コメント (0)

2008年05月26日

子供にケータイを持たせるな?!

教育再生懇談会なんて、つぶれてしまえ。

小3から英語必修化を=小中生の携帯「不所持」促す-教育再生懇

>子どもを有害情報から守る対策としては、「必要のない限り、小中学生が携帯電話を持たないよう、保護者ら関係者が協力する」と明記。安全確保などを理由に持たせる場合でも、通話機能などに限定したものを利用するよう提言している。

「小中学生、携帯持つなら通話とGPS限定に」政府懇談会報告書

>さらに、安全確保などの理由で携帯電話を持たせる場合でも、メール機能がなく、通話相手限定の通話機能、GPS機能のみのものを持たせることを推進。

バカでしょ? 共働きの両親にとって、危険に満ち満ちた現代日本で、子供にケータイを持たせずに外を歩かせることがどんなに不安か、まるで想像できていない。
メールで安否や体調の良し悪しを確認できることが、どんなにありがたいことか。
このまま治安が改善されないなら、むしろ子供向けケータイに補助金を出して普及を図るべきだとすら思いますね。子供がいても安心して働けるとなれば、少子化対策としての効果が期待できそうなくらいです。若い夫婦が子供をもうけたがらない最大の理由は、経済的な余裕のなさと将来への漠然とした不安なのですから。
この懇談会で少子化問題まで論じるのはやり過ぎかも知れませんが、そもそもなんで子供にケータイを持たせることの是非が“教育再生”懇談会で議論されないといけないんですかね?

懇談会メンバーは、次回会合までに顔を洗って出直してくるべきでしょう。

投稿者 clad : 21:19 | コメント (0)

ジュラシックパークさながら

このニュース、ご存知でしたか? 個人的には、もう少し話題になってもよさそうに思いましたが。

絶滅したタスマニアタイガー、保存されていたDNAを用いて生命復元実験が実施

>倫理的な制約が無ければ理論的にはタスマニアタイガーを現代に蘇らせることも技術的には可能ではないか

…というわけで、実際に生きて動くタスマニアタイガーが生まれたわけではないので、そう騒がれなかったのかもしれません。

単純に、SF的な興味というか、それこそジュラシックパークの実現につながる実験として興味を覚えたのですが、ちょっと落ち着いて考えれば「倫理的な制約」はありますね。
倫理的というと、キリスト教的な価値観に反するという意味か、とか邪推してしまいがちですが、たとえば絶滅した動物を復元すれば、その個体に莫大な値段をつけて取引したがる輩は絶対出てくるし、一度市場に出して拡散させてしまえば、生態系がどうなるかなんてわかりゃしません。未知の病気の発生源になる可能性だって、誰にも予測できないでしょう。

学術研究の対象として意味があることは否定しませんが、最高度に厳密な管理を求められるわけですね、実現のためには。

※とはいえ、各国とも秘密裏に研究してるんでしょうけど。軍事目的では、鉄板ですね…。

投稿者 clad : 12:04 | コメント (0)

2008年05月20日

暇つぶしのコーヒー

小田急線の喜多見駅構内には、マクドナルドとミスタードーナツの店舗が並んでいて、お互いの間を自由に行き来できるようになっている。一方の店内が混んでいるときは、他方のテーブルに移動することもできる、ユニークかつ合理的なつくりである。
台風の影響で、架線にビニールが引っかかったとかで、ただでさえ雨などの悪条件に弱い小田急のダイヤはメタメタ。下り線が止まっていて、当然影響を受ける上りのホームにもすでに人が溢れていた。

幸い朝一の打ち合わせなどもなく、同じく定刻出勤をあきらめた妻とホームで落ち合って、さっさと時間つぶしのためにミスタードーナツに入店した。

マクドナルドを避けたのは、それが我が家のデフォルトの行動パターンだから。マクドナルドで口にするのは、アップルパイとウーロン茶、あとは子供たちのソフトクリームくらいだ。ハンバーガーを食べたいときは、フレッシュネスバーガーかモスバーガーに行く。
マクドナルドのコーヒーはリニューアルしたとかで、先日職場のそば(徒歩2分程度)の店で試したが、香りはともかく、胃もたれがするのは以前と変わらなかった。煮詰まっているのではないか。いくら100円でも、もう飲む気はしない。

かといって、ミスタードーナツのアメリカンコーヒーが美味いというわけでは、決してない(コーヒーはアメリカン以外だとカフェオレになってしまう)。薄くて水っぽくてかなりひどいものだが、気分が悪くなったりはしないだけマシだということだ。

雨が降っていなければ(&妻が同意すれば)数十メートル歩いてドトールまでいくのだが、天気が悪いとその気にもなかなかならない。

やがて電車が動き出したので乗り込んだが、下北沢の手前で止まってしまい、更に30分ほどロスした。
駅では遅延証明の配布所がいつになく殺気立った人で混みあっており、駅員が「押さないで!」と悲鳴に似た声を張り上げていた。もう少し人手を増やせばいいのに。

疲れる一日の始まりだ。

投稿者 clad : 11:51 | コメント (0)

2008年05月14日

私的録音録画補償金制度

この記事は良くまとまっていて、的確に問題点を抽出できていると思いました。目新しさはないものの。

本田雅一のAVTrends

「権利者団体が最終的にコスト負担をすることになる消費者と向き合わず、取りやすいところから徴収しようとしている」
「組織的な違法コピー業者はコピーワンス信号とは関係なく、すでに大量にコピーしている。こちらは別途、対策を考えるべきであり消費者に転嫁すべき問題ではない」

これに尽きる、という気がしますな。

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スイカですから

自動改札を通過する際、スイカの残額を表示してくれるので、一応毎回チェックするのが習慣になっています。
今朝、乗り換え駅でいつも通り改札機の表示を見たら「300円引いた」の表示が出たので、すわエラーか! 運賃取りすぎ! 消費者軽視! 弱者救済は大企業の責任だろゴルァ!の勢いで駅員に早速クレームをつけました。
※ただ、300円引かれたのは京王の改札で、クレームをつけたのはJRの窓口でした…念のため、JRの改札機でも残高を確認したかったのです。

駅員は読み取り機の表示を見て、乗車区間を読み上げました。
「それって、定期の区間内のはずなんだけど?!」
残高のダブルチェックまでして、自信満々の私に睨みつけられた駅員は、定期券を見て心なしか面倒くさそうに言いました。
「定期、13日で切れてますね」

……やられた……。
スイカ定期券だから、切れても何事もなく乗車できてしまったわけです。普通に運賃を払って。

このまま気がつかなかったら、半永久的に乗り続けることもできたのです。オートチャージ対応だし。
これって便利なようで、不便な仕組みなんではなかろうか?などと、駅員のいる窓口からすごすごと辞去しながら、何か納得のいかない私は考えてしまいました。だって、確かに先週までは期限切れが近いというアラートが表示されていたけれど、昨日は少なくとも、絶対に表示されてなかったのです!

…とはいえ、ここまで書いたところで読み直しても、自分が如何に間抜けかというのがわかるだけだなぁ。もとより改札で「定期の期限切れ」でハネられて慌てずに済んだのもスイカのおかげだし、それで遅刻を免れたともいえます。
もとより、前述の駅員さんには何の落ち度もないわけで。こういう困った客が連日何人もやってきて、さぞウンザリしていることでしょう。ああ、申し訳ないことをしてしまった…。

以上、これだけです。どうぞ皆様、同じ轍は踏まないようお気をつけください。

投稿者 clad : 12:04 | コメント (0)

2008年05月02日

自然渋滞はなぜ起きる?

<渋滞>どうして起こる?「自然渋滞」のなぞに迫る

面白い記事だと思います。
「全員が車間距離を保ち同じ速度で走ろうとしても、必ず速度に『ゆらぎ』が起こる。車の密度が臨界点を超えると、『ゆらぎ』の影響が次々と後続の車に伝わり、車の固まりができて渋滞につながってしまう」
これなんて、永年の疑問を解決してくれる、すばらしい解説だと思いますね。

ところが、この記事に対する読者コメントにまたびっくり。

「だからどうしたら解消できるのかを研究してくれ。まさかこんな不毛な実験に税金が使われてないだろうな。」
なんとこのコメントが、評価点数一位なんだそうですよ。はぁ?!てなもんです。

何事も原因がわからなければ、対策なんて打ちようがないのに。不毛? 税金? もうアホかと。バカかと。
多分道路を走る車の密度が一定以上になれば渋滞は自発的に発生する」という結論が、当たり前すぎるように見えたからでしょう。実に浅薄なるものの見方ですな。

この「一定以上」という境界値が大事なのですよ。どの程度の交通量から渋滞が発生するのか、正確に予知ができるので、対策も的確に打てるようになるのです。
記事の続きに、欧州で路肩を使って渋滞を解消させる試みが始まっていると記述があります。
たとえば、渋滞発生地帯と時間帯を予測し、その時間帯にその区間だけ、路肩走行を許可すれば、かなり有効に渋滞が防げるではないですか。

素人がちょっと考えただけで、すぐに対策案の一つや二つは思いつくのです。この研究結果によって。
こういう研究にこそ、税金を投じて積極的に取り組んでもらいたいものです。

投稿者 clad : 18:01 | コメント (0)

幼児を巻き込め!

CLADは6歳の息子と、朝の食卓を挟んで対峙していた。息子は親に叩き起こされたという不機嫌そうな顔で、パンが並ぶ食卓の上に視線を彷徨わせていた。
CLADが機先を制した。「○○くん(息子の名前)、“チョコクリームイチド”食べる?」
「…なにそれ?」
「ん? “チョコクリームニド”かな?」
「…“チョコクリームニド”?? “チョコクリームサンド”でしょ!?」
「チョコクリームイチド、ニド、…」CLADは息子を、手振りで促した。

「……サンド」仏頂面で呟きつつも、息子の口元がかすかに緩むのを、父親は見逃さなかった。
「わっはっは、オッケー! ナイスだよ○○くん!!」CLADは湧き上がる喜びを押さえきれず、身体をくの字に曲げて笑った。
「“チョコクリームサンド”でしょ! “チョコクリームニド”なんてないよ!」相変わらず息子は唇を尖らせているが、CLADの笑みはますます広がるばかりだった。

ありがとう息子よ、朝から父と遊んでくれて。

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2008年04月21日

慣れない出勤風景

今日は所用で休みを取った妻が長男を保育園に送るので、一人歩いて駅に向かうことに。
子供を必死でせかして自転車でかっ飛んで行くのが慣れっこになっているため、妙に手持ち無沙汰で、出掛けるきっかけがつかめず、結局いつもと同じ電車(というか、本来乗りたい電車の2本くらい後)になってしまいました。
いずれはこれが普通になるはずなんですが…。

ちなみに小田急さんは今朝も、遅延証明を配っておりました。大学から新入生が消えるGWまで、連日発行の記録を狙う気なのかも知れません。

投稿者 clad : 08:43 | コメント (0)

2008年04月20日

整体で遠征の一日

ここのところ、家族が揃って不調続きだったので、思い立って土浦のかかりつけ整体(カイロプラクティック)治療院に車で遠征しました。
長男を除く3人分の予約が取れるのは午前10:15からだけだったので、8時過ぎには家を出るという、我が家としては画期的なスケジュールを敢行。9:30には現地に着き、ミスタードーナツで軽く時間をつぶしてから。

三者三様に歪んだ背骨を矯正してもらい、これでしばらくは元気に過ごせそうです。
それにしても、もう80歳を過ぎたくらいの老先生なのですが、腕はまったく確かです。
背中をひとしきり触ってみておっしゃるには「最近、胃の調子が良くないでしょ?」「これじゃあ良く眠れないんじゃない?」まったくその通り。私なんか、胃の調子が悪いことなんて滅多にないのに。

つくば市の妻の実家に立ち寄り、昼食をいただいて、少し休ませてもらってから帰路に着きました。珍しく常磐高速の事故渋滞があって、予想外に時間がかかりましたが、まあ概ね無事です。

写真は、つくばの駐車場で見かけた、日向ぼっこをするトカゲのカップルです。小さいほうのおなかが膨らんでいるのは、卵でも抱えているのかもしれません。
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実家近くの小川では、土手一面に菜の花が咲いていました。
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2008年04月19日

それじゃ、王様の耳は?

6歳になったばかりの長男と、就寝前に歯を磨いていたときのことです。
長男は何を思ったか、唐突に自分の鼻の下を指差して言いました。
「ねぇねぇ、ここのとっても長い人、いるよね?」
「え?」
「ニュースでさ…」
「…あ!(苦笑)…そうだねぇ(爆)」
私、テレビで見たエライ人の顔形を、自分のそれを棚に上げて論評したことなどは、誓ってございません。
ましてや、我が国の宰相のご尊顔に対してなど、余りにも畏れ多く…

(プッ…)

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2008年04月18日

ノロ?

昨日は終日風邪でダウンしていました。子供からうつされたとおぼしき、お腹にくるやつです。
数日前に一旦腹を下して治まっていたので、それで終わったかと思ったのですが、一昨晩、急に胃がムカムカしだしました。
腹の異常は普段から腸に出ることはあっても、胃にはまず来ません。逆に、胃に来たときは既にヤバいのが常です。今回も、風呂もパスして子供達と寝たのですが…。
翌朝は食欲ゼロ、微熱もあり(子供達は熱は出さなかったので、やはり後で発病した人ほど重いという法則通りです)、頭が重くて全身がだるく、とりあえず午前は仕事を休みにして、再びベッドに倒れ込みました。

午前中は爆睡。昼になっても起き上がれず、2時頃にお粥などを少々いただくのがやっと(この時点で、終日休みが確定です)。そのあとも、パソコンや活字に向かう気力はなく、時々ケータイを眺める程度で、寝たり起きたりでした。
家族が帰ってきて、うどん中心の夕食を摂り、ようやく動き回れるまでに回復したのでした。

その夜から今朝にかけては凄い風雨で、できることならむしろ今日の方が休みたいくらいでしたがそうもいかず、月曜から金曜まで連続して遅延証明書を発行したらしい、小田急に乗って会社に向かうのでした。
まだ背中のあたりに、風邪の初期によくあるイヤな感じが残っていますが、今日一日くらいはなんとか乗り切れるでしょう。たぶん。

投稿者 clad : 09:22 | コメント (0)

2008年04月14日

聖火リレーを見てイヤな想像をしてしまう件

“聖火”リレーとかなんとか、さも有難げに称したところで、スポーツイベントのプロモーションの一つくらいにしか捉えていないので、これまで特段興味をもつこともなかったわけだが、今回のはかつてなく政治色がバリバリで、気にならざるを得ない。
某知人のmixi日記で読んだのだが、一連の聖火リレーに対する抗議の中で、中国と並んで日本も同列に批難されている場合があるという。確かに欧米と比べると日本政府の対応は腰が引けているとしか言いようがないが、当事者並みに批難されるというのは違うんじゃないか…とつらつら考えていたら、嫌な方向に想像が発展してしまった。
これはもしかすると、日本への反捕鯨キャンペーンと同じ図式なのではないか? 「人権」に美名に隠された、欧米人による人種差別の表出に過ぎないのではないか?
もちろん、チベットも中華も、同じ黄色人種である。だからこそ、今回のネタは人種差別の隠れ蓑にうってつけとなる。

欧米人にとって、黄色人種の国家で警戒に値する存在といったら、中国と日本だけ、といっても過言ではあるまい(その次あたりに韓国か)。
一方でチベットたるや、彼らの集団としての影響力の小ささはもちろん、もはや文化的にも遠く隔たりがありすぎて、欧米からすればほとんど絶滅寸前の保護すべき珍獣、あるいは愛すべき?クジラ程度にしか見えないのかもしれない。

東京五輪の時点では、日本はまだ真に欧米を脅かすほどの経済力を持つには至らず、心理的な反発もさほど起きなかったのだろうが、現在はすでに経済大国となった日本という前例もあり、中国はさらに存在自体が巨大でもある。潜在的な恐怖を呼び覚まされ、敵対したくなる気持ちは容易に想像がついてしまう。

思い過ごしであって欲しい。単に一部の無知な連中が、日本と中国の区別もつけられずに騒いでいるだけ、と思いたい。

ちなみに私はもとより、中国によるチベット併合は、戦前の日本の大陸侵攻と比べて、何も褒められたものではないという立場である。しかしどんなに叩かれたところで、中国がチベットの権益を簡単に手放すはずがない。連中はチベットの地下資源が何より大切らしいから。
普通なら自らの国土が資源に恵まれることは幸運なはずなのに、チベットの人達には大いなる苦難をもたらしているとは、なんたる皮肉な現実だろう。

ことの是非は別として、いずれにしても中国は必死で国益を守ろうとしているわけだ。日本が反捕鯨の流れに逆らって、守ろうとしている国益って何なのだろうか。

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2008年04月07日

恐怖の泳手たち(※)

常用している薬が、いつの間にやら5種類になっていた。
そのうち、少なくとも2種類は、副作用の中に「眠気」がある。
薬局で飲み合わせは確認したのだが、どう考えても相乗効果はある。仕方なく、坑アレルギー薬は朝晩2回服用のところ、自主的に晩のみにしている。「眠くなりにくい」がウリのアレグラは効き目薄く、アレロックである。
それにしてもこの眠気はどうよ? 日々の仕事と私事を恙無くこなすのでいっぱいいっぱいだ。子供の寝かしつけで一緒に落ちてしまうのは茶飯事、たまたま生還(笑)できても、既に頭はまるで回らず、使い物にならない。
睡眠時間は長いのに目覚めはすっきりしないし。
この時期、気分的にも落ち込んでしまい易いのだが、今年はなんとか乗り切った。あと一息である。

(※)昔、「スイマーズ」というバンドが“いか天”に出ていたのをご記憶だろうか。

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2008年03月31日

ボイコットするジャーナリスト

納得できない記事を見つけた。

わたしは、北京五輪をボイコットする【金子達仁】

わたしはスポーツにしか興味のないジャーナリストです、ってことか?

今回の五輪は、いつもの大会とは異なる、多くは政治的な理由による居心地の悪さを、参加する選手や関係者、あるいは観客も感じることになるだろうと思われる。
その居心地の悪さはまた、大半はTVカメラには映らない。

こういう状況だからこそ、カメラに映らないものをしっかり自分の目で見て、文章にして訴えようとは思わないのだろうか。思わないのだろうな。
そういうものは、スポーツの純粋さにとって見れば夾雑物でしかない、ということらしい。純粋さの失われたスポーツ大会は、彼にとっては取材するに値しないのだろう。

さて、信頼に値するジャーナリストはどこにいるのかな。

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2008年03月14日

スターリングエンジンで動く(?)パソコン

台湾の電子機器メーカー、廃熱を利用してファンを回す新冷却方式を開発

さまざまな点で技術的な限界が取りざたされるパソコンにおいて、とりわけ増加する一方のCPUなどの発熱をどう処理するかという点は、業界でも以前から問題視されている。CPUの単位面積あたりの発熱は原子炉の炉心並みだとか、将来は太陽並みになるとか、俄かには信じがたいような話だが、実際いろいろいわれていた。
最近でこそクロック競争は一段落した感があるが、半導体の微細加工技術が進んでいく一方で、熱の問題については根本的な解決はされていない。ヒートシンクという金属の塊で半導体チップから熱を吸出し、空気中に吐き出しているに過ぎない。多くの場合はファンを回して吐き出しているわけだが、結局はCPUの電力消費から発生した熱を放出するために、またファンのモーターに電力を消費しているのだ。無駄なことをしているのは間違いない。

熱エネルギーは、上手く変換すれば電力として取り出せるはずだ。CPUの発熱はトータルのワット数としても電球並みなのだから、変換効率がよほど悪くなければ、ファンを回すくらいはできるだろう…理科系の人間としては、別に不思議でもなんでもないロジックといえる。現実に火力や原子力の発電所というのは、発生した熱で水を沸騰させ、蒸気でタービンを回して発電している。蒸気機関車と同じ外燃機関の原理であり、実はエネルギー効率の面ではかなり優れた方式だ。
ところが、これを小型化するのは難しいらしい。この分野は専門ではないからどういう理屈でかは詳しく知らないが、超小型の蒸気タービンは上手くいかないのだ。

そこで、このスターリングエンジンである。発明されたのは1816年とベートーヴェンの存命中のことなのに、いまだに“夢のエンジン”なのだ。詳しい説明はWikipediaに譲るとして、これをPCに搭載するとなると…CPUよりも何よりも最もハイテクなのは冷却システム、ということになるかもしれない(笑)。

ちなみにこの開発メーカー「MSI」社は、台湾の怪しいベンチャー企業かというとさにあらず、PCマザーボードの業界では屈指の大手である。私も自作機では一時お世話になっていたし、ひょっとすると使用中のメーカー製パソコンでも、中身はMSI製かも知れない。
やっぱり台湾IT業界は、まだまだ元気があるなぁと感じた次第。

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2008年03月02日

敵は花粉にあらず

週末はかねてからの予定通り、筑波の女房の実家に来ている。
着いたら早速、喉が痛みだし、目頭が痛痒い。これはいよいよ花粉がキタ~と思ったが、どうも屋外の方が症状が軽い、というか全く出ない。
どうやら花粉症ではなく、ハウスダストのアレルギー反応らしい。
会社で週の半ばに出た反応は、スギ花粉の飛び始めにのみ出る一時的なものだったのだろう。それ自体はよくあることで、例年なら次はヒノキ花粉が飛ぶまで大抵は無反応。あるいは近年の様子では、このままシーズンオフまで反応しないで終わるはずだ。
さて、今年は今後どうなるのだろう…と、その前にとりあえず、実家にいる間はマスク着用必須かも。

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2008年02月26日

花粉症、なのか?

数日前から喉が痛い。花粉症なのか風邪なのか判然としない。目と鼻もそれなりに反応してはいるが、花粉症と特定できるほど明確なものではないのだ。風邪とか寝不足が原因だといわれれば、そうかも知れないという程度に。
花粉症の発症は20年も前のことだ。勤め先が青梅の近くで、杉山に近い環境だったためと推察される。アレルギー性鼻炎は更に10年もさかのぼる中学時代からの持病で、ハウスダストによる。当時のアレルギー反応テストで杉や桧も陽性と出ていたので、花粉症に苦しむのは十分想定されたことだった。
以来、春は毎年辛いものというのが相場だった。ひどい時には発作的なくしゃみが連続して止まらず、息苦しくて起き上がれない。そういう日がシーズンごとに2、3日はあるのが常であった。
様子が変わったのは数年前、仕事が忙しくて毎月の残業時間が平均80時間以上という、現在では考えられないほど厳しい生活状態の頃だ。そのシーズン、花粉症がほとんど発症しなかったのである。
しかもそれ以来ずっと、症状の軽い年が続いている。

当時は忙しさのあまり体調もすぐれなかったので、免疫力が低下したせいで症状が軽くなったのかと考えていた。免疫の過剰反応というアレルギー発症のメカニズムからすれば、それなりに納得できた。実際、高齢者は免疫力が低下するとともに、アレルギー症状が改善することがあるという。
ところがその忙しさから開放され、2年目のシーズンだった昨年まで、結局花粉症の自覚症状はほとんどみられないままだった。一時的な免疫力の低下なら、もう元に戻ってもよさそうなものだ。
もしかすると恒久的に免疫力が低下してしまったのか(それならもっと病気に罹りやすくなりそうなものだが…)? それとも体質が変わった(厄年だったし笑)? 結論が出ないまま、今シーズンを迎えた。

花粉症かどうかを判断するには、個人的には目の状態が一番わかりやすい。鼻や喉は風邪と勘違いするが、目の痒みは独特だ。まぶたの周囲が、まるでアヤシイ薬品で隈取でもしたかのように痒くなる。一番痒いのは目頭で、超ミニサイズのイガ栗状の物体が入り込んだがごとくに感じる。これは花粉症以外では味わったことがない。

今日は微妙に目頭が痒い気がするが、気のせいかもしれない。今週はくしゃみが増えているので、花粉症の可能性もある。現在は喉の痛みが突出した症状だ。
風邪か、花粉か。いっそのこと、両方の薬を飲んでしまうか? 悩ましいところである。

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2008年02月20日

遅延証明から社風が透ける

今朝はJRの事故でダイヤ乱れが生じ、いきなり疲れた状態で出社した。
品川駅で係員が遅延証明書を配っていた。前を通り過ぎた際、タイミングよく差し出されたので、特に必要ないのに反射的に受け取った。
切符より一回り大きな紙片だった。明らかに以前より小さくなった。大量にばら蒔かれ、どうせ大半は捨てられるのだから、環境保護のためには良い方向の変化だ。
見ているうちに、小田急のそれを思い出してしまった。サイズが大きな紙片の周囲に日付と時間が書かれ、ハサミを入れて何日の何分の遅延か示す昔ながらのヤツである。

時流に遅れ気味な社風を垣間見えるともいえるが、それは百歩譲っても良い。

下北沢で乗り換えようとするとき、週のうち2日程度、カゴに無造作に入れられた遅延証明書を見ることになる。乗り換え通路の壁際に、カゴはただ放置されている。何の貼り紙もなく、もちろん付近に係員の姿もなく、机の上に置かれている。「勝手に持って行け」と言わんばかりに。
それ以外に、どう解釈できようか。
これぞ小田急、であろう。

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2008年02月19日

規格争い、そして…

こんな記事が上がっているが、内容にはかなり疑問だ。

HD DVD買った人はどうなる 規格戦争の果て、消費者置き去り

日本では録画再生機が出たがほとんど売れていない。海外では再生専用機が、安売りのためにそれなりの数が出た。
しかし年末の$99なんて、普通のDVDプレーヤーと比べても、一流メーカー品としては激安だったので、多くの消費者がDVDプレーヤーとして購入したのではないかという見方もあるのだ。DVDプレーヤとして使えるんだから、すぐに使えなくなるわけじゃない。後々のユーザーサポートはそんなに難しくはないだろう。
もちろん、DVDのソフトが出なくなればダメだが、それは普通のDVDプレーヤーでも同じこと。
唯一、Xbox360のオプションのプレーヤーが微妙かな。DVDは本体だけで再生できるはずなので、これは単なるゴミになるのかも。この件はユーザーに平謝りすべきか。

録画再生機だが、DVDの記録用生ディスクにHD記録ができる機能がある機種は、それで使い続けてもらうことができる。HD-DVDの記録用生ディスクも、映画などのソフトと違って、東芝だけの力で売り続けようとすれば売り続けられる。ソニーだって、長いことベータの生テープを作って売っていた。

だからこの記事は、“ためにする批判”という感じがする。消費者の味方を装ったマスコミの典型的な論調だ。
むしろ消費者的には、規格統一されていた場合よりも価格は下がり、どちらを選ぶか悩む規格分裂期間も案外短くて済んだ。万々歳とはいわないまでも、今までの同様の規格分裂した例の中では、最も消費者が得をしたんじゃないんだろうか。
メーカー側の立場では、必要以上の厳しい競争で価格は下がってしまったし、消費者は買い控えるしで、何もいいことがなかったはずだ。

こちらの方は、個人的に予想した通りの動きを示している。

HD DVD撤退、東芝株価は上昇 「選択と集中」に好感

株価は対象企業の半年くらい先の状態を見据えて動いているので、余計なお荷物を降ろすことになりそうなら上がるのだ。当然である。

さらにいえば、HD-DVDは上手くすれば、案外悪くない収益源になる。主には、PC用ドライブ製品に使う、記録用生ディスクだ。いまさら他社は参入してこないだろうし、撤退も相次ぐだろうから、市場を独占できる。マーケティング費用もかけなくていい。無理に価格を下げる必要もなく、適切な利幅を確保して、淡々と売ればいい。これはまさしく残存者利益というやつである。悪いことでもなんでもない。逆ザヤで売るほうが異常なわけで、正常な企業活動に戻るというべきだ。
新規のハード開発にはほとんどカネをかけず、既存の機種のデザインとソフトの変更だけで、忘れた頃にポロッと出す程度でいい。そのまま、やがてフェードアウトだ。ハードは儲かりはしないだろうが、大した損失も出まい。
東芝は自分ではディスクを作らないだろうが、既存ユーザーのためと称して、OEM調達して売ればいいのである。追加投資は何も要らない。

※と思ったら、東芝は一切合財やめるという発表をしたらしい。これを受けて株価は上がるのかな?下がるのかな?

これから大変なのはBDのほうだろう。本格的な普及を目指してがんばらないといけないし、安心していると中国家電メーカーの安値攻勢に市場を荒らされる。

一方で、こういう意見もよく目にする。

「勝者はBlu-rayでもHD DVDでもなく、ハードディスク」--シーゲイトCEOが発言

これもちょっと極端な見方だ。確かに長い目で見れば、将来的にこういう方向に進むだろうが、ブロードバンドというのはいろいろあって、たとえばUSではほとんどが1Mbps未満だったりする。これではHD画質のVideo on Demandなんて夢のまた夢。ぜんぜん無理なのだ。最も圧縮率の高いコーデックでも、HDコンテンツは数Mbpsの帯域が必要だ(「画質は最低でも観られればいい」なら一桁台前半、まともな画質を望むなら後半の数字になる)。ビデオの圧縮技術は行くところまで行った感があり、これ以上大幅に圧縮率が上がるという目処は立っていない。
いかにApple TVがすばらしいものでも、コンテンツを観ようと思ったらダウンロードに実時間以上かかるのでは、短時間のビデオクリップならともかく、映画鑑賞などに使われるとは思えない。2時間の映画をダウンロードするのに3時間かかるとしたら、観ようと思ってから最低でも1時間は待たされるわけだから。
インフラの整備は、そう簡単に進むものではあるまい。日本ではともかく、欧米でHDコンテンツをストレスなく観られる帯域幅のインフラが整うのは、果たしていつのことだろう。
そもそも、そんな未来は確実に来るのだろうか? 好きなときに好きな映画を観たいというだけのために、そんなインフラを誰が構築する? どんどんデジタル化していく有線TVで十分じゃないのか?

とはいえ、今後巨大な市場に育つであろう、中国やインドの未来の状況は予測がつかない。広大な国中に広帯域のネットワークインフラを張り巡らすのは想像を絶する大変さだが、国家を発展させるという強い意志の元で莫大な投資が敢行されるかもしれない。今後、要注目だ。

もっとも、オンデマンドで観られるならHDでなくてもSDコンテンツでもいい、ということになる可能性もある。その場合はBDとApple TVが競合することになるだろう(それでも多くの家庭でネットワークインフラの更新は必要なのだが)。ここは日本の家電メーカーのがんばりどころだ。

いずれにしても、パッケージメディアとしてはBDが最後の存在になるのはほぼ確実かとも思う。次世代は多分ないだろう。
音楽がそうなりつつあるように、映像も次はもう、確実にネット配信が来る。そのときのインフラが光か、無線か、電力線か、衛星から降ってくるのかは知らないが。

投稿者 clad : 20:02 | コメント (5)

2008年02月17日

KY

最近TVなどで「KY」の連呼が聞かれる。
そんなに面白いかねぇ。若者の間で隠語が流行るのはこれに始まったことでもあるまいに。まあ、最近は携帯が普及しているから、広まるのも速いわけだ。しかし、廃れるのも速かろう。
アルファベットだけであるから、同じ表記でも違う意味の言葉が生まれやすいのだ。KYくらい圧倒的に広まれば大丈夫だが、同音異義語が多発して、今に廃れる。

そんなことより、数多あるアルファベット略語の中でも、とりたてて「KY」だけが流行ったのが気になる。空気を読むだの読まないだの、内向き過ぎて嫌だなぁ、と思っていたところ、こんな記事が目に入った。1ページ目は上記の嫌悪感と同じ問題提起だが、2ページ目にはなるほどと頷かされた。

“KYブーム”が読めていない、2つの空気

これは経営コンサルタントが書いた、経営者向けの記事だけれども、ことは会社経営にとどまらない。
「KY」が一大ブームとなったのは、みんなが日本社会の抑圧的な雰囲気を感じているということなのだろうが、果たしてみんなこれを本当に嫌がっているのだろうか。もしかして、抑圧されることに慣れきって、抑圧を嫌う人を異端視しているのではないか。

自分で物を考えるより先に、まず検索。すると確かに、自分で考え付くよりも遥かに豊富な知識が、数秒とかからずに手に入る。それを「知の外部化」などといってもてはやすのは、実はとても危険なことなのだ。ましてや、知識を外部に頼るのみならず、自分の意見の形成さえ検索結果に頼るとは、何をかいわんや。
小学生の娘が、社会や理科の宿題で、自宅のパソコンで調べ物をするという課題が出ることがある。それを、パソコンの操作が上達したなどと喜んでいるばかりではいけない…またひとつ、現代の子育てならではの悩みが増えたようだ。

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2008年02月15日

タミフルのリスク

タミフルを服用した際の、異常行動発症のリスクについて、こんな記事があった。

タミフル異常行動「非服用者の1・3倍」…NPOが再解析

誰かが情報操作しようとしたのか、やはりここでも厚生労働省か…という問題には、あえてここでは触れない。
この1.3倍にリスクが高まる、という微妙な数字が、気になったのだ。

インフルエンザは、子供や老人にとっては、下手をすれば命に関わる病気だ。長女が40℃の熱を出して肝を冷やした経験があり、毎年の予防接種は欠かさない。
それでも、風邪などの理由で接種できず、あるいは接種してもそもそもウイルスの型が違っていた、ということもありうる。
発症した場合、現時点ではタミフル以外に特効薬はない。

そういったリスクと天秤にかけた場合、この「1.3倍」という数字はどうだろうか。調査対象の数から言って、誤差ではなく有意な差であろう。しかし、高熱を発している子供を目の前にしてもなお、タミフルを使うなというべきなのだろうか?

もちろん、乱用すべきものではない。現に、タミフルに耐性のあるウイルスも出現していると聞く。

それでも…身体に触れるとギョッとするほどの体温。赤い顔をして、うつろな目でこちらを見つめる長女の姿が、今も脳裏に焼きついてはなれない。
当時はまだ幼くて、タミフルを使える年齢ではなかったのだが、それが今起きたことであればどうだったか。タミフルを飲ませることを、躊躇ったにしても、最終的に忌避しただろうか。

投稿者 clad : 12:14 | コメント (3)

2008年02月09日

クジラと外交

捕鯨問題については、以前から疑問だった。なぜ国際的な反対運動に直面しても、捕鯨継続にこだわるのか。

クジラを食用に 賛成56%、反対26%

鯨肉食に対する個人的な思い入れがないからか、どうしても捕鯨を継続しなければならない理由が納得できないのだ。
確かに反捕鯨国の主張は感情的で、非科学的かもしれない。しかし、それにこちらまで感情的に反発してどうする、といいたい(一般的日本人の話。交渉に当たっている当局が感情的になっているとは思わない)。
日本の食文化がどうの、という主張も、にわかには納得しがたい。そもそも昔の日本の行っていた沿岸捕鯨と、現在の南氷洋の捕鯨では方式も違えば、捕れるクジラの種類も違う。それを「同じクジラの肉だから」として、伝統を墨守せよという主張はいかがなものか。
資源のない島国が、諸外国と貿易で何とか生計を立てているというのに、あえてビジネスの主要な相手国を敵に回して捕鯨を続けることのどこに、国益があるというのだろう。冷静に考えれば考えるほど、捕鯨は続ける意味がない。

もちろん、ただ反捕鯨国の主張を受け入れろといっているわけではない。むしろその逆だ。

感情的な主張は、外交のセオリーに反する。反捕鯨国の国民は、このテーマには感情的になっている。これを利用しない手はない。捕鯨を外交カードとして利用すべきなのだ。

例えばオーストラリアやアメリカなどの欧米諸国は、国民の多数が感情的に捕鯨に反対している。そこで諸国の政府に対し、「あなた方の主張を受け入れた形で、あなたの国の沿岸での捕鯨をやめてもいいですよ」と申し出るのだ。要は、ある国の沿岸で捕鯨をやめたことを、その国の政府の手柄ということにして、恩を売るのだ。
このカードは、その政府の人気が下降気味のときにこそ力を発揮する。政府の外交努力で、日本の野蛮な捕鯨を中止させたと、せいぜいアピールして人気取りに使ってもらえばよい。
もちろん何らかの交渉テーマがあって、それについて譲歩させる代わりにこのカードを切るのがベストだ。そのときまで、このカードは温存するのが望ましい。
FTA交渉などがいいかもしれない。沿岸捕鯨をやめる代わりに、日本の農業保護を認めさせるとか。あるいは資源の採掘権でもよさそうだ。
実質的に、日本は失うものが少なく、相手の譲歩を勝ち取れる。外交とは本来、このように進めるものではないだろうか。

食料の高騰が顕著だ。いずれは中国も食糧輸入国に転ずるといわれており、食糧危機もささやかれるようになって来た。
とはいえ、クジラで日本人の飢えを満たせるわけでもない。そんなことをしたら、あっという間にクジラというクジラは絶滅するだろう。
捕鯨を続ける意味が奈辺にあるのか、今一度考えてみたい。努めて冷静に。

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2008年02月07日

やっぱダメだわ、小田急

月曜は車両故障、火曜はポイント故障。水曜も何かあったら暴れてやろうかと思ったが、何事もなかった。
何事もなかったのは一日だけだった。今日は「信号システムの不具合」だと。
ホント~にヌルい会社ですな。呆れたよ。

投稿者 clad : 20:28 | コメント (3)

2008年02月04日

鬼来たり 雪の日明けて 氷みち

更新間隔があいたのは、忙しかったのと、体調がすぐれなかったから。先週は気力でかろうじてもたせたが、週末は家族全員で自宅に引きこもった。雪の日に外で遊べないという文句も出ず、専らビデオ鑑賞三昧とあいなった。
年末年始に録り溜めてあった「のだめ」の初日放送分(7回分?)を一気に消化。ソファで家族全員身を寄せあい、サルだんご状態で観たが、さすがに退屈した5歳の長男以外は皆満足した。繰り返し観るとは思わないので消すが、たまにこういう一日があっても良い。
最近のドラマって、よくできてるんですね~。竹中直人が浮かない程度に演技がクサい役者ばかりなのだが、クサい≠ヘタ、なのだとよくわかりました(一人竹中だけが例外、じゃなかったのね)。TVドラマに対する認識を改めた次第。
しかし、筋は予想以上に原作に忠実だったけど、もっとマイナーな曲が出てくると良かったのになぁ。

夜になって雨から再び雪になり、朝の状況が心配されたが、路面はほぼ予想の範囲内。日陰は凍結しているけれども、南側はいつもとそう変わらない。
クルマを出すかと迷ったが、自転車にして正解だった。あえて遠回りをしても、危なくない道を通っていくことで遅れを最小限に食い止められた。それでも、学生と思しきコケた自転車乗りの悲鳴がこだまする中を、颯爽と走り抜けたことが1度や2度は合ったような。こういう危険回避には、年の功が利くのだよ。
ところが、折角の努力も小田急線の遅れで水泡に帰した。さすが、雨にも雪にも滅法弱い小田急の本領発揮である(笑)。今週も疲れる一週間になるのかな…。

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2008年01月22日

ショーソンの死因を思い出した出来事

自宅から最寄りの駅までの間に、世田谷通りを渡る。そこで信号待ちをしていたときだった。
目の前を一台の自転車が通り過ぎた。それなりに高級そうな自転車で、派手なヘルメットをかぶった人が乗っていた。取り立てて珍しいことではない。
その人は白人男性で、赤いウィンドブレーカーを着ていた。日本人なら身体にぴったりフィットする専用の服(何と呼ぶのか知らないが)を着て、スタイルからばっちり決めるところだろうが、実用本位という感じだった。人に見せるために乗っているわけではないということだろう。それはそれでいい。
彼は身体を前傾させずに起こして、両手をウィンドブレーカーのポケットに突っ込んでいたのだ。そのまま車道を走って着て、信号待ちをしていた私たちの前を走り抜けて行ってしまったのである。

その交差点には交番がある。あるにはあるが、お巡りさんはいたりいなかったりで、余り当てにならない。
今朝は珍しく世田谷通りをはさんで両側にお巡りさんが出てきて立っていた。何かあったのかとぼんやり考えていたときに、件の自転車が目の前を走り過ぎて行ったのだ。
呆然と見送った後で、間近に立つお巡りさんの様子をうかがった。自転車乗りに注意しようとする様子もないばかりか、自転車を目で追ってもいなかった。
「他に警戒すべきものがあったので無視した(そうかも)」「一瞬呆れて声も出なかった(それはちょっと…)」「単に気づかなかった(まさか…)」「あんなの自己責任だから無視無視(おいおい…(^^;)」など、様々な可能性に思いを巡らし、頭の上にいくつものはてなマークを浮かべつつ、駅まで歩き続けたのでありました。

投稿者 clad : 08:56 | コメント (0)

2008年01月17日

耳が痛い

比喩的な意味合いではなく、今朝は文字通り耳が痛かった。
いつも通りに長男を電動式自転車で保育園に連れて行き、駐輪場経由で駅のホームに着いたときのことだ。思わず待ち合い室に入り、手袋を脱いで耳を温めてしまいましたよ。
こんなことしたのは、一体何年ぶりだろう。少なくとも、去年はしてない気がする。
今夜は、狛江市でも氷点下になるという予報が出ている。このブログを見てくださる方の中には、もっと寒いところにお住まいの方もおられるのであるが。

皆さま、ご自愛のほどを。

投稿者 clad : 12:12 | コメント (0)

2008年01月15日

優れた道具としてのケータイ

この連休でようやく風邪が抜けた。2年越しで続いた鼻声からも解放された。
年末にベッドから、その後は女房の実家から、ブログを更新したりオークションに入札したり、今もまさに使っているこの新しいケータイ端末が大活躍した。

前の前の端末も、やはりジョグダイヤル付きだった。できれば使い続けたかったが、当時のジョグダイヤルは故障し易いもので、ご多分に漏れず壊れてしまった。それを期に、他の端末も使ってみようかと、たまたま安かった機種に変更したのだ。

大失敗だった。ジョグダイヤルの快適さを知っている身には、ただの十字キーだけの操作はまさに苦痛だった。変換の候補を選ぶたびに、ポチポチとキーを繰り返し打つ自分が馬鹿みたいに思えた。世間一般では当たり前なのに。
日本語の予測変換も噴飯もので、何か文字を打つたびにイライラさせられた。人の名字を打つと、なんで候補に必ず有名人の名前が出てくるのか。しかも大抵トップに、だ。本来なら敬称がズラリと並んで然るべきだろう。この辞書を作った人の顔が見たいものだ。

更に、電池の残量表示がまた、甚だしく使い勝手の悪い代物だった。ずっと使ってもなかなか表示が変わらないので、電池が長持ちする機種なのかと思ったらとんでもない。表示が2/3になったら、早急に充電しないと、みるみる残量が減ってしまい、気が付くともう使えない。
これはもしかすると、使い始めの残量表示の変化の仕方で、Webの批評家を騙すテクニックなのではないのかと邪推してしまう。それほどバランスが悪いのである。
今使っている端末も、若干その傾向は見られる。残量表示は2/3にはなかなかならないが、1/3になるのはすぐだ。しかし、そこからかなり粘ってくれ、それなりに使い続けられる。まだしもメーカーの良心が感じられる気がするのだ。

電池の残量を気にするくらいなら、ケータイでワンセグなど見ない方がマシと思っている。だから余計な機能がなく、シンプルな端末としてもお気に入りだ(惜しむらくは、音楽再生機能もなければよかったのだが)。電話とブラウザ、おサイフケータイの機能があれば十分なのだ。

ジョグダイヤルを回すのは快楽かもしれないが、それ以前に、便利なものは便利なのである。「使うのが楽しいから、意味もなく使ってしまう」などというインターフェースは、ただひたすら便利なものと比べれば、やはり邪道というしかない。これが現時点での結論である。

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2008年01月05日

球アンプとワインの新年会

新築なった会社の大先輩宅(埼玉県上尾市)にお呼ばれし、泊まりがけの真空管アンプ試聴会兼ワイン試飲会に参加した。
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結局、「小型軽量のわりにちゃんとした音」が売りの8B8ロフティン・ホワイト・アンプを、帰還抵抗にパラった発振止めコンデンサが、ちょうどいい値がなくて暫定的にスチコンにしたままだったのを思い出して、シルバードマイカに付け換えただけで持ち込むのがせいぜいだった(写真中央右)。

その土壇場での改造のおかげでもなかろうが、柄が小さい割には健闘してくれて、写真にも並んでいる801(写真中央左)や2A3(同中央奥)のシングルにもさほど引けは取らなかった(右端の6L6の差動アンプには、さすがに低域の力強さで差がついたが)。
予想はしていたがそれ以上に38cmのウーファーは簡単には鳴らず、どれで鳴らしても低域は力感不足でボワボワ、そのくせ音量を上げるとすぐ歪む。中高域は目立たず、引き分けというか全員敗退気味。10W以上のパワーはないとダメなんだろう。

そんなわけで比較試聴もそこそこに、ワインを痛飲するほうに流れた。5人で4本までは空かなかったのだが、実は1本はマグナムボトルだったので、実質的には4本以上飲んでいる。最初はチーズなどを肴にしていたが、途中から鍋に移行。水を飲むのも苦しいくらいに腹膨れ、床暖房が心地よくて次第に姿勢が低くなり、日付が変わったら早々にお開きとなった。
といってもそのまま帰る気は毛頭なく、寝袋に包まってそのまま余熱の残る床の上に転がったわけだ。

翌朝は朝食をいただき、今度こそ散会。自宅までは50kmほどあるが、往復とも渋滞には遭わず、100分ほどで着いた。

かくして正月休み最後のイベントは、リベンジのネタを残して終了したのである。

投稿者 clad : 23:23 | コメント (4)

2008年01月02日

一年の計算は元旦にあり

大晦日から、妻の実家のある筑波に来ている。
長女の受験本番はいよいよ一年後。準備が遅れ気味な算数の演習に、みっちりと付き合う。
ショッピングモールの初売りに行こうかなんて相談もしていたが、優先順位を下げた結果、今年は行かないことに。

計算問題では「19をかけるなら、20倍してから元の数を引いた方が早いよね」「同じ数を44倍した答えが出てるんだから、88倍だったら×2でいいよね」など、少しでも楽をすることを教えた。機械的な計算より得をする気がしてモチベーションが上がるが、それだけではない。これはこれで頭を使うのである。女の子は真面目に正攻法で取り組むのは得意だが、柔軟な発想もできないと図形の問題などで苦労しがちだ。

娘の場合、集中すると猫背になってしまい、筋力がないので首が疲れて集中が持続しないのだ。
わずか一年の間に、やるべきことは多い。ふぅ。

投稿者 clad : 20:28 | コメント (2)

2007年12月30日

ようやく回復期

過去2回のエントリーは全て、パジャマのままベッドにて、新しい携帯で入力したものだった。
今日、久しぶりにパジャマ(さすがに同じものを着続けたわけではありません、念のため)から着替え、外出し、車も運転した。まだ時折たんがからんで、苦しい咳き込み方をするが、頻度も随分減ってきた。

それにしても性質の悪い風邪で、熱が出ないのに熱が高いときのような節々の痛みがあり、体力を消耗して寝込まざるを得なかった。
ようやくはっきりと回復期に入って一安心だが、おかげですっかり年賀状は遅れてしまいました。今日やっと投函。3日には届いてくれるだろうか。

しかし、実は4日に会社の同僚とアンプの試聴会を開く予定だったりする。もちろん、ほとんど進捗していない。明日から3日までは妻の実家に帰省の予定。こりゃ旧作で誤魔化すしかないですな。

とはいえ、披露したことがないのは、自室専用のコレだ。小型に作ることが主眼だったもので、出力は2ワットを切る。ところが試聴会に使われる予定のスピーカーは、なんと38センチウーファーだとか。まともに鳴るわけはないと、最初からわかっているようなもの。
いまさら悪あがきしてもせん無いこととはいえ、年に一度くらいしかない試聴会の機会だけに、ちょっと悔しい。

ともあれ、Gmailも復旧した(というか、頭にきて新しいアカウントを作り直してしまった)し、アンプの測定器も一新して、さらに製作に力が入るだろうし、年を越す準備は整ったといえよう(爆)。
冗談ではなく、病床で年越しそばをすする羽目にならなくてよかった。。。看病してくれた家族に、改めて感謝。

皆さんはどんな年の瀬をお迎えでしょうか。

投稿者 clad : 23:29 | コメント (0)

2007年12月28日

あえなくダウン

数週間前から家族が次々と風邪で体調を崩していたが、ついに自分にお鉢が回ってきた。喉が腫れまくり、鼻は壊れた蛇口状態。お腹も様子がおかしい。熱はないのだが、結構な辛さだ。しばらく前の妻の様子とそっくりである。
昨日の昼過ぎ、携帯の機種変更をしたあたりまでは何ともなかったのに。旧機種の祟りなのか?(苦笑) 使いづらいとか散々クサしたからなぁ。
でも、新しい携帯は前から狙っていたやつで、想像通り、あるいはそれ以上に使えるのでいたく気に入っているのだ。これについてはまた別途。

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2007年12月27日

Gmailが変?

数日前からGmailの様子がおかしい。早い話がログインできなくなっている。
自前サーバーのとプロバイダの、両方のアドレスを一つの画面で、しかも基本的にブラウザさえあれば場所を選ばずに読めるので、非常に便利だった。メールソフトを滅多に立ち上げなくなってしまったほどだ。
使えなくなると、やっぱり不便だ。ブラウザのホーム画面に設定しておけば、クリック一発でいつでも新着メールチェックができる便利さは、一度使うと癖になる。その癖が封じられたのである。

というか、誰か、早くなんとかして~。

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2007年12月18日

面白すぎでしょう

妻から教えてもらったニュースです。まるでコメディの粗筋を読んでいるようで、ただもう笑うしか…。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071217-00000961-san-soci

ヅラかぶったから、ついオネエ言葉になるって…無理があった、って…。
どんなに激しく落ち込んだときでも、オレはここまで馬鹿じゃない、と思えます。絶対に。

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2007年12月09日

CDキャップ制

我が家のCDの所持枚数は、15年前から1,000枚強のまま増えていない。これは収蔵スペースを一切拡張していないためだ。
実際には、紙ジャケットの省スペース盤が登場して以来、徐々に買い替えも進んでおり、実質的な枚数は増えているはずである。しかし、面倒くさくて正確な枚数をカウントしていないため、公式記録上は「所持枚数約1,000枚」のままとなっている。

当然、購入枚数は(これもカウントしていないし、する気もないが)当然その数倍にはなっているはずだ。そうなると必ず、買った分だけ収蔵場所からはみ出すことになる。そのはみ出した分は、きっちり売却しているのだ。
枚数の上限を決めた形となっているので、「CDキャップ制」である。

売却は大概ボーナス前の時期に行う。小遣いはボーナスからの年二回支給(?)という形をとっているので、ボーナス前の苦しい時期に小遣いを補うために、溜めておいた不要CDをまとめて売却することが多いのだ。
今年は別に小遣いが足りない状況にはなかったが、大体この時期にはCDが溜まってきて、そろそろ処分しないと保管場所にも困ることになるので、別の用件もあって吉祥寺まで出向いた際に、ディスクユニオンに持ち込んだ。
ディスクユニオンはクラシック専門の買い取りスペースで、かなり細かい査定をしてくれるので納得して売ることができる。
今回はそれでも枚数的にはやや少なく、109点の持込で、たまたま査定額20%アップのキャンペーン期間中だったこともあり、56,000円ほどになった。めぼしいところでは、ムラヴィンスキーのショスタコ8番の西独盤、国内ライナー&帯付きで2,400円。“アンゲルブレシュトの芸術”国内盤4枚組帯付きが5,520円など。
逆に、査定が100円以下のものも若干あった。毎回、そういうものは引き取って、レコファンあたりに持ち込み直したほうが得な気もするのだが、いざとなると面倒くさいというか、提示された金額に一瞬眼がくらむというか(^_^;)、結局実行したことはないのだった。

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2007年11月27日

今日のセールス電話

昼休み、職場の電話が鳴り、私が受話器を取った。外線だった。

自分「はい、○○(会社名)でございます」
相手(若い男)「あのー、△△(会社名)というものなんですが、今日はほげほげ~なほにゃらら~のご説明でですね、かくかく~でしかじか~なマンション投資にご興味おありですか?」
自分「あ、あの、失礼ですが、誰宛におかけでしょうか?」
相手「いや~、誰宛、ってこともないんですけどね
自分「…はあ???」
相手「ダメですかねぇ~?」
自分「…そういうお電話は、お受けできませんので。失礼致します」ガチャッ。

いろいろセールス電話も受けてはきたが、ここまで酷いのは初めてだ。
最近は景気も上向いて、この手の業界も求人難なのか。1件かけるといくらのバイトなのかな。あるいは時給だったりして。
ていうか、成功報酬じゃないのかよっ!?

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休養の後

気鬱により、3連休を自宅に引きこもって過ごしたのだが、まんざら悪いことばかりでもなかったようだ。
無理して出掛けなかったため、結果として風邪がほとんど抜けてくれた。喉の痛みも消え、万全とはいかないまでも、完調に近い状態だ。
逆に、これまで支えてくれた妻の体調がどうも思わしくないのが気にかかる。疲れがたまっているのは間違いなく、なんとか倒れる前に休養させてやりたいが、そうできるとしても正月休みになる。このまま年の瀬を迎えるのは避けられない。
せめて、年賀状の宛先の打ち込み作業くらいは、代役をつとめることになるだろう。

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2007年11月21日

改善

昨晩も早寝した結果、風邪の症状は大幅に改善した。頭の重さや、全身のだるさは当人前日比約50パーセント減。
ただし、喉の痛みは横ばいだが。

もともと呼吸器を中心に粘膜は丈夫でなく、炎症も起こしやすく治りにくい体質で、風邪を引くと高い確率で副鼻腔炎になり、そうなると確実に長引く。今回も左目の下、小鼻の脇を指で押すと痛い。すっきりするには時間がかかりそうだ。
とはいえ、粘膜の腫れ具合を示すバロメーターである唇の腫れが、既にタラコではなくなっているので、ピークは完全に過ぎたはず。
3連休には九分通りには復活なるか、というところ。

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2007年11月19日

言ったそばから

というか書いたそばから、ですが。

昨日の投稿で、来訪者の皆様のご健康を祈念したら、慣れないことをしたせいか、午後から喉が痛みだし、続いてくしゃみ、微妙に寒けまでしてきた。

早めに仕事を切り上げて帰宅すると、自宅のメインブレーカーが落ちていて戻らない。
部屋ごとのブレーカーを一つずつ切って原因を絞り込み、最後に犯人を割り出した。

パソコンの電源をつないでいるテーブルタップ。パソコンの電源オン・オフと連動して周辺機器の電源を自動的にオン・オフできるのだが、つないでいた先代のパソコンがクラッシュして以来、挙動不審だった。ついに逝ったか、という感じで、すぐに見当がついたので問題解決も早かったわけだ。

とはいえ、家中の明かりが復帰すると、すぐソファーでグッタリしてしまった。
夕食に急遽レトルトのサムゲタンと、ドリンク剤を用意してくれた妻に感謝。

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2007年11月18日

赤坂にて

今日は妻が職場で30分ほど用足しがあり、ついでに外食しようと家族で赤坂までドライブした。100円パーキングに駐車し、シューマンのVn協奏曲で時間をつぶしながら書いている。ツェートマイヤー盤は噂に違わぬ名演奏だ。
運転中にかかっていたブラームスもいい感じだった。最近はヒラリー・ハーンのような、イマイチ温度の上がらない演奏が流行っているようだが、89年収録のこの演奏は、淀みなく流れるものの、コクがある。ハーンが“上善如水”なら、こちらは“久保田”か、“〆張鶴”? いずれも昔の巨匠風な、どぶろく並に個性的演奏とは違う。

しかし、ここのところ一気に冷え込んでまいりましたなぁ。そろそろベランダのデンドロビュームを屋内に入れてやるタイミングを見計らう頃合いのようです。
我が家では長男が時折ハナをすすっているくらいですが、用心に越したことはありません。
皆様もどうぞ御自愛下さい。

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2007年11月11日

一泊二日のシングル・ライフ/二日目

前の晩、張り切ってアンプ製作に取り組むつもりだったのだが、CD2枚も聴いたらすっかり眠くなってしまい、ブログへの書き込みやWeb巡回もしていたので、アンプは火を入れて眺めるだけに終わってしまった。
寝る前に何か飲みたくなって、焼酎を口に入れたら返って頭がすっきりしてきて、結局床に着いたのは1時を回っていた。最近は滅多にこの程度の夜更かしすらしないので、少しは自堕落っぽい気分を味わえてよかった(苦笑)。

で、誰にも起こされることなく、好きなだけ寝坊もできてもう最高…といくかと思ったがさにあらず。慣れない一人寝のせいか、何のせいだかわからないが、夜中に一度目が覚めたし、朝も7時半以降はうとうとするだけで、深くて心地よい眠りはもう訪れないのだった。それでも粘って9時ごろまではゴロゴロとベッドから動かなかった。
納得がいかないまま、やむなく起床。ボーっとパンを齧りながら、午前中は予定通りスーパー銭湯に行くか、シャワーで済ませてDVD観賞に時間を割くか、しばらく悩む。

仙川のスーパー銭湯は、清潔でいいのだがいかんせん混む。休日の午後以降はまさしく芋洗い状態だ。芋よりは人間らしくありたいので、午前中が狙い目なのである。
意を決してクルマで仙川へ。会社が休みの日に一度だけ行ったことがある平日午前のようにはいかなかったが、まあ許せる程度の混み具合。雨なので、レジャーに出かけるつもりだった人も幾分こちらに流れたのかもしれない。
露天風呂で身体を温め、湯船から外に出て身体を冷やす。寒くなる直前にまた湯に浸かる…これを繰り返せるのが何より露天風呂の魅力だ。温泉ならなお良いが、必須の条件ではない。
誰に気兼ねもなく、好きなだけ楽しむつもりだったが、あいにくの雨と混雑で、堪能するとまではいかなかった。屋根の下で外気にあたれるスペースは限られているのだ。それでも寝転がって一瞬意識を失ったりできたので、良しとしよう。

風呂から上がって、何か飲みたいという欲求を抑え、自宅へ取って返す。どうせビールなどは飲めないし、半端なもので済ますくらいなら、家で白ワインでも開けようというアイディアを思いついたのだ。
まだ湯上りで身体にほてりが残っていたので、ワインをベランダに持ち出し、ピザなどをパクつきながらゴキゲンにやっていたら、あっという間に半分以上空いてしまった。ちなみにBGMは歌曲で知られるスイスの作曲家シェック。Vn協奏曲よりは、Vc協奏曲のほうが好みだな。

すっかり気持ちよくなり、寝室へ直行してベッドに倒れ込む。2時間ほど寝たのか? 起きだしてようやくDVD『アッシャー家の崩壊』観賞開始。
子供が家にいると、オペラのDVDというのはまず観るチャンスがない。チャンネル争いに勝てないというより、勝ってもうるさくて観ていられないのだ。寝静まってからならいいが、最近は早い時間にこちらも眠くなってしまうので、これも難しいというわけだ。

観終わるより前に、旅行組が帰着した。DVD途中打ち切りは残念だが、朝から露天風呂~ベランダでワイン~昼寝という極楽状態がその前にあったから、これ以上を望むのは贅沢というものだろう。
家族も旅行疲れはあるものの、それぞれに十分楽しんだという顔をしていた。良かったね。

さて、またいつも通り、一週間の始まりだ。

投稿者 clad : 23:44 | コメント (2)

2007年11月10日

一泊二日のシングル・ライフ

今日明日は妻子が旅行で不在である。長女の友達親子と一緒で、そちらも父親が不参加なので、遠慮した…というのは半ば口実で、羽を伸ばせる貴重な機会を得たわけだ。
そうはいっても100パーセントやりたい放題ではなくて、家族を送り出してからひと息つくと、午前中いっぱいマンションの避難訓練に参加した。今年は管理組合の理事なので、半ば強制参加だ。
午後はCDをかけながら、アンプの設計に時間を費やした。長男がいないと環境雑音が段違いに少なくなり、ダイナミックレンジの広いオーケストラものが楽しい。おかげでフロラン・シュミットを見直すことができた。
夕方にはもう一仕事、小学校の地区班の巡回パトロールをこなし、身支度して六本木方面のコンサートに出撃。オーケストラは某国営放送の盲腸オケにひどいものを聴かされて以来だから、ほぼ半年ぶりだ。

開演前に、演奏中に腹が鳴るのを予防すべくスープストックトウキョウへ。いきなりサムゲタンで舌を軽く火傷した(^_^;)。休日でリラックスしているってことさ、と心の中で負け惜しみを呟きつつ、入場。
サントリーホールは改装後初めてだが、ホワイエをいじったのかね? 肝心の大ホールの中身は、見たところどこが変わったのか不明。音響も、温かみのない取り澄ました感じがそのままだ。

スダーン指揮の東響は、一度聴いてみたかったコンビ。ようやくチャンスに恵まれたが、とてもいい印象を受けた。ハイドンの交響曲第9番はチェンバロ付き、ノンビブラートで、なかなかの力演。
イザベル・ファウストを迎えてのメンコンをはさんで後半、シューベルトのグレートがまた熱演だった。リズムにあわせて体が動き出しそうになるのを慌てて止めること数回。やはりこの曲は好きだなぁ。
ハイドン以外はビブラートも普通にかけており、解釈にも奇をてらったところはまったくないのだが、各主題の表情付けが巧みで描き分けがきっちりできており、展開部や再現部の入りが明確。どこにも無理がなく、合理的に流れていきながら、自然に感興が高まっていく。こういうのを古典的均整美というのか。オケも全体に危なげがなく、曲の途中でメンバーに笑みが浮かぶ。弾いていても楽しそうだ。こちらも十分楽しませてもらった。
この組み合わせでモーツァルトやベト7、シューマンなども聴いてみたくなった。

ノリノリの気分を保ったまま、電車を乗り継いでいくうちに、なんとなく自宅の最寄駅に降り立ってしまった。ここまで来ると食事を取るにも選択肢が少ない。ファミレスは最近行ったばかりなので嫌だし。
仕方がないので餃子の王将でニラレバ定食という、ガテン系な夕食をガッツリいく。今夜のアンプいじりに備えて体力をつけておく…というのは後付けの理由だ。野菜は摂れたが、当然カロリー過多である。出されたものはついつい残さず食べてしまうんだよね。

帰宅して、作業場にケクランの室内楽曲集のCDを持ち込み、準備は万端だ。作業を始める前に、ちょいとブログに書いてみた。さて、夜はこれからだ。

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2007年11月06日

子供の足は なぜクサい

日曜日の晩、5歳の長男にせがまれて絵本を読み聞かせていたところ、決して感度が高いとは言えない私の鼻がアラートを鳴らした。
臭いの記憶データベースから瞬時にその根源を察した私は、身の危険を感じ、自分で確かめずに、長男に自らの足の臭いを嗅いでみさせた。
「うわぁ、くっせ~!」彼の声は、心なしか嬉しそうな響きを伴って聞こえた。予想通り、彼にとっては新鮮な感動を覚える体験だったのだ。

自分の足がクサいと初めて認識したのは、多分小学生の頃だった。
その時はかなりショックで、以来毎晩の入浴時には熱心に足を石鹸で洗うのが習慣となった。
当時はまだ身ぎれいにしようという意識も芽生えておらず、理由は別のところにあった。

テクノラティプロフィール

子供の社会は、弱肉強食の原理で動いている。大人の社会も根底はそうなのだが、さすがに良識ある大人には遠慮とか、弱者を守るセーフティーネットのような発想があり、社会というものが成り立っている。
子供には良識は期待できない。自然、遠慮もないし、セーフティーネットもない(強いて言えば、大人の介入がそれだ)。
子供時代の私は、少なくとも強者ではなかった。幼稚園時代から病弱で、しかも母親がそれを助長していた。がんばって通園するように子供を励ますのでなく、反対に無理せず休ませるように仕向けた。
休みがちの子供は、格好のいじめの対象になった。幼稚園では、私は強い子達のいじめから逃れるのに必死だった。
幼稚園の男児のいじめとは、ヒーローごっこなどの物語の中で常に悪役を演じることを強要され、最後に若干の肉体的苦痛を伴う戦いの末、強い子演じるヒーローに完膚なきまでに叩きのめされ、退治されるという形を取るのが常であった。これを毎日、何回も繰り返す。誇り高い幼児だった私には、苦痛以外の何ものでもなかった。
私は知恵を絞り、たとえば悪役としてヒーローに拉致されそうになると、「はっ、ここはどこだ?」などと催眠術から覚めたようなフリをし、実は善良な科学者が真の悪玉に操られていたのだという物語を即興でこしらえたりして、窮地を脱した。
親や先生に言いつけることもできたはずだが、当時の私はそういった手段は採用しなかった。子供には子供の世界があり、部外者たる大人に頼るのはその世界のルールを破るもので、卑怯なことに思われた。誇り高き幼児としては、プライドが許さなかったのだ。
毎日がその繰り返し。数日もすると幼い私は疲れきり、微熱を出す。母親はまるで自分が“病弱なわが子をかいがいしく世話する献身的な母親”像を演じられることに喜びを見出しているのではないかと思われるほど、子供を休ませることに何のためらいも見せなかった。

前置きが長くなった。
そんな子供時代を送ってきたが故、私は他人にスキを見せることを極端に恐れていた。
「足がクサい」などというのは、いじめっ子の目の前に獲物を投げ出すがごとき、付け入るスキを与えることに他ならなかった。だから、毎晩欠かさず足を洗うようになった。他に選択肢はなかったのだ。

長男はまだ5歳。保育園では4歳児クラスにいて、4月生まれのため発育も良いほうで、いじめられている様子はない。自分の足が如何に臭かろうと、それに危機感を覚えることがないのは、幸せというほかはない。

冒頭の父と息子の会話を小耳にはさんだ妻が、確認のため玄関に向かった後、長男の靴を持って戻ってきた。鼻をつまみながら。
臭うのは足が先か、靴が先か論じるのは、鶏と卵の議論と同じで意味がない。
長男はくすぐったがって抵抗するのだが、風呂で足を洗ってやる頻度を上げていくしかあるまい。靴を洗うのも同様だ。彼が自分で洗えるようになるまで、これらは続くのだ。

投稿者 clad : 12:21 | コメ